北海道の「ご当地鍋」石狩鍋
北海道の冬の味覚は、たくさんあります。その中でも代表と言えるものが、ご当地鍋の石狩鍋です。
石狩鍋は、主に鮭を用いた鍋料理です。味噌仕立てにして食べます。
地域によっては「酒かす」や「バター」「牛乳」を使用して食べるようです。バターや牛乳は、シャケとの相性が良いです。よって、かなり美味しい味となります。
その名前の由来は、北海道を流れている石狩川で捕れた鮭を鍋料理にした事から名付けられた、と言われています。
例えば十勝川付近でも、十勝鍋という名前の鍋があります。その由来も、石狩鍋と同じです。その川で捕れた鮭を使って鍋料理を作った事から、名付けられたということです。
なお、実際に鮭鍋を作る場合は、鮭の産地は関係ありません。地元で手に入る鮭を使って良いです。
ところで具材の鮭は、花粉症に効果的な魚と言われています。
鮭は、「中枢神経の働き」を正常にするビタミンB6を豊富に含んでいる魚です。
石狩鍋のレシピ
石狩鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。
材料
- 鮭…400g。
- 大根…4分の1本。
- 人参…1本。
- しいたけ…5枚。
- 白菜…4分の1個。
- 長ネギ…1本。
- こんにゃく…1枚。
- 水…5カップ。
- だしの素(粉末)…大さじ1。
- 味噌…80gから90g。
作り方
- 鮭を「食べやすい大きさ」に切ります。
- 「こんにゃく」については、一度茹でてから、一口大に切ります。
- 大根・人参を、食べやすいように切ります。なるべく薄切りにしておきます。
- 「しいたけ」を、半分に切ります。白菜・長ネギを、「食べやすい大きさ」に切ります。
- 鍋に、「水」と「だしの素(粉末)」「味噌」を入れて煮立たせます。
- 鍋に、一度茹でておいた「こんにゃく」、「白菜・大根・人参・しいたけ」を加えて、さらに煮ます。
- 具材に火が通り柔らかくなってきたら、鮭と長ネギを加えます。
- 火が通ったら、出来上がりです。
具材はもちろん、煮汁も美味しいスープになっています。スープも、ぜひ召し上がってください。