つい食べたくなる「鍋焼きうどん」

「一人暮らし」にピッタリな鍋料理

一昔前の「一人暮らし」をしていた頃を思い出すと、当時の食事状況は質素でした。近所のスーパーで安売りされていた「そば」や「うどん」などをまとめ買いして、それを1パックずつ食べていました。あと、たまに半額で販売されていたパスタの冷凍食品などを食べていました。今思い返しても、貧しい食事だったと思います。

そんな事を思い出しつつ、鍋料理を作って食べたら良かったのに、と今なら思います。鍋料理は、「一人暮らし」にピッタリな料理だと思うからです。
鍋料理なら、豊富な栄養素をバランス良く摂取できます。食事のボリュームもあって、お腹がいっぱいになります。また、洗い物が少なくて、片付けするのも楽です
味についても、「調味料」や「だし」で味付けを工夫すれば、毎日食べても飽きずに楽しめると思います。
鍋に入れる食材については、何日かに分けて食べることができます。よって「一人暮らし」でも使い切ることができるので、無駄になりません。
鍋が終わった際、残りのスープで「おじや」や「うどん」なども作れます。「鍋の締め」を食べることで、お腹はきっと満腹になるでしょう。

鍋焼きうどん

「うどん」を「鍋の締め」として食べてもいいですが、鍋の具材として食べても美味しいです。「うどん」を食べる鍋料理として、「鍋焼きうどん」があります。「鍋焼き」とも呼ばれている料理です。

作るのは簡単だと思います。一人用の土鍋または鉄鍋に、「だし汁(しょうゆ味)」と「うどん」を入れます。そして「椎茸」や「かまぼこ」、「ネギ」や「天ぷら」「生卵」など乗せて煮込むだけです。
以下に「鍋焼きうどん」のレシピを、ご紹介したいと思います。

材料

  • うどん …… 1玉。
  • 天ぷら(お好きな食材) …… 1つ。
  • 長ネギ …… 1/4本。
  • ほうれん草 …… 適量。
  • かまぼこ …… 2枚。
  • かつお節 …… 1袋。
  • 卵 …… 1個。
  • 醤油 …… 大2。
  • みりん …… 大2。
  • 酒 …… 大1。
  • 水 …… 3カップ。

作り方

  1. 「下ごしらえ」として、ほうれん草を下茹でして食べやすい長さに切っておきます。ネギを斜めに切っておきます。
  2. 水3カップに「かつお節」を入れて、火にかけます。
    沸騰後、6分から10分間ほど煮出して、「だし」を取ります。
    時間が来たら、かつお節を絞りながら取り出します。
  3. だし汁に、醤油、みりん、酒を加えます。
  4. 味を調えたら、うどん(湯がいた物)、天ぷら、かまぼこ、ほうれん草、ネギを入れます。
  5. 「うどん」が煮えすぎない程度に、サッと煮ます。
  6. 卵を落として、出来上がりです。

薄味の鍋焼きうどん

とても美味しい鍋料理ですが、かかりつけの医者から「塩分の取り過ぎに気をつけるように」と言われている方は、思いっきり鍋料理を食べられない事もある、と聞きました。健康が大事という事はわかりますが、美味しい鍋料理を思いっきり楽しめないのは、ちょっと残念です。

市販の「鍋焼きうどん」の中には、塩分をきちんと管理している物があるそうです。味は薄味だったりしますが、「だし」が効いてて「食材の旨み」もあり、なかなか美味しいと聞きます。
今までは、薄味な鍋料理は物足りないと思っていました。だけど薄味でも美味しい物があります。塩分が気になる方は、「薄味の鍋焼きうどん」を食べてみてください。

食べたくなる「鍋焼きうどん」

鍋焼きうどんあなたは鍋料理が好きですか?私は大好きです。美味しいですし満腹感もあって、毎日食べても飽きない料理と言えます。
特に寒い季節になってくると、「鍋焼きうどん」が食べたくなります。ぐつぐつ煮えた鍋の具材や熱々のスープが、体を芯から温めてくれます。食べ方としては、煮えたら、そのまま火から下ろして、直接鍋から食べることも醍醐味の一つです。

ちなみに現在では、使い捨て可能なアルミの鍋に、「うどん」と「具材」「スープの素」を入れたパック商品が売られています。手軽に食べたい時、便利な食品です。