さつま芋が美味しい、鬼まんじゅう

鬼まんじゅう

鬼まんじゅう「鬼まんじゅう」(または「芋まんじゅう」)と呼ばれている、蒸した「お菓子」があります。これは、薄力粉と砂糖を混ぜ合わせた生地に、角切りの「さつま芋」を加えて蒸した「お菓子」です。
いくつもの「さつま芋の角切り」が、表面に「ごつごつ」と現れていて、その様子が「鬼」や「その金棒」を連想させることから、このような名前がついたそうです。愛知県など、東海地方で作られているということです。

なお、さつま芋の代わりに、「リンゴの角切り」を入れることがあります。「リンゴの甘酸っぱい香り」と「心地良い歯ごたえの食感」を、楽しめるでしょう。

ちなみに「さつま芋」は、繊維質が多くて、カロチンも豊富な野菜です。健康に良い野菜と言えます。さつま芋を使った料理は、家族みんなで美味しくいただけるでしょう。

以下に鬼まんじゅう(または「芋まんじゅう」)のレシピを、ご紹介したいと思います。

作り方

材料(12個分)

  • さつま芋……中1個。
  • 薄力小麦粉……1と1/2個。
  • ベーキングパウダー……大さじ2/3。
  • 卵……1個。
  • 砂糖……大さじ5。
  • 塩……少々。
  • バター……50g。
  • 牛乳……大さじ4。

下ごしらえ

さつま芋を1cm角に切って、水にさらします。
バターを湯せん(参照1)にかける、または、電子レンジで溶かしておきます。
小麦粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるいにかけます。

(参照1)「湯せん」の手順。
鍋に、熱湯を沸かします。その鍋の中に、一回り小さい鍋(またはボウル)を入れます。
その一回り小さい鍋の中に、材料のバターを入れて溶かします。
「湯せん」なら、焦げ付きやすい材料を手軽に料理できます。

調理手順

  1. 卵を割ってほぐして、牛乳・砂糖・小麦粉・ベーキングパウダーを合わせた物を混ぜます。
  2. (1)に、溶かしたバターを加えます。水気を切った「さつま芋」を加えて、混ぜます。
  3. (2)の生地を12等分にして、アルミカップに入れます。
  4. 蒸し器に入れて、強火で15分ほど蒸します。

生地に竹串を刺して、生地が竹串にくっついてこないなら、出来上がりです。

さつま芋を使った「お菓子」

お菓子に使われる野菜と言えば、代表的な物には「さつま芋」「かぼちゃ」「にんじん」「ジンジャー」「ほうれん草」「トマト」などがあります。
でも最近では、これらの野菜を使わない、意外な組み合わせの野菜スイーツも見かけます。例えば洋菓子店の取り扱い商品を見てみると、パプリカのムース、カリフラワーのチーズケーキ、グリンピースのモンブランなどがあります。
他にも、ごぼうのチョコレートケーキ、アスパラガスのアイスクリーム、とうもろこしのスコーン、長芋のクレープ、ハーブのカステラなどがあります。どれも美味しそうです。

秋から冬にかけての時期では、特に「さつま芋」を使った「お菓子」が数多く作られます。秋から冬の季節にかけて、さつま芋は旬の食材であり、美味しい食材だからでしょう。
旬の食材には、栄養分が豊富に含まれています。味も美味しいです。季節感もあるため、「さつま芋」の「お菓子」は風情を感じる「お菓子」と言えます。

さつま芋を使った定番の「お菓子」と言えば、スイートポテトがあります。
和菓子では、「お饅頭(まんじゅう)」や「きんつば」などに、さつま芋が使われています。
その他にも、さつま芋を豊富に使ったスポンジケーキやプリンなどがあります。

さつま芋という食材は、大人だけでなくて子供も大好きな食材です。なので先程紹介した「鬼まんじゅう」も、家族みんなで楽しめる「お菓子」と言えます。