冬の定番デザートお汁粉
お汁粉
冬の季節になると人気が出る「お菓子」がある、と聞きます。例えばチョコレートです。美味しい「お菓子」の一つであるチョコレートは、寒い冬の時期に人気があるそうです。冬になると、なぜだかチョコレートを食べたくなるという女性も、多いようです。
チョコレートと同じように、冬によく食べられている甘い物があります。お汁粉(おしるこ)です。
お汁粉は、年配の方から小さな子供まで、幅広い年齢の人から人気があるデザートです。特に寒い冬の日に「お汁粉」を食べると、体の中から温まるでしょう。冬の定番デザートと言えます。
そんな「お汁粉」については、お椀に入れて「お湯」を注ぐだけで「お汁粉」ができあがる物が手軽と言えます。実際に「お湯」を注いで混ぜ合わせただけで、あっという間に温かくて美味しい「お汁粉」を作れます。このように簡単に作れる「お汁粉」なら、まるでコーヒーを楽しむ感覚で食べられると思います。
お汁粉の種類には、色々とあります。例えば粉状の「あんこ」が「お餅」でくるまれている物や、「あんこ」と「抹茶」が混ざっている物などがあります。
ところで冬の定番デザートと言える「お汁粉」は、冬の贈り物として最適な物と言えます。お歳暮に贈る品としても「ふさわしい」と思います。例えば、プレゼント用にセットになった「お汁粉」があったりします。よく見かける普通の「お菓子」を贈るよりも「お汁粉」を贈るほうが、印象的かもしれません。ちょっと相手の心に残る贈り物となるでしょう。
緑豆沙
緑豆沙(ルイイトウシャー)は、緑豆の「お汁粉」です。日本の「お汁粉」の原点と言えるものです。日本の「お汁粉」は小豆を使って作りますが、緑豆はその小豆の一種です。
お米の粘りによって、とろりと滑らかな口当たりです。温かくても冷やしても、美味しくいただけるデザートです。
材料(4人分)
- 緑豆 …… 200g。
- 水 …… 5リットル。
- 砂糖 …… 360g。
- 米 …… 50g。
白玉団子
- 白玉粉 …… 100g。
- 水 …… 1/2カップ。
作り方
白玉団子
- 大き目のボールに白玉粉を入れて、水を少しずつ加えながらこねます。直径1.5cmの棒状にして、端から1.5cmずつ切ります。それを丸めます。
- 沸騰した湯に入れてゆでます。浮き上がってきたら、水の中に入れて冷やします。そして水を切ります。
緑豆沙
- 米を水でよく洗い、ざるにあげて水気を切ります。
- 清潔な「さらし布巾」に(1)を入れて、口元を絞ります。
- 緑豆を丁寧に水洗いして、たっぷりの水を加えて火にかけます。沸騰したら「ざる」にあげて、湯を捨てます。
この時、茹でこぼしするのは(一回茹でて、その茹で汁を捨てるのは)、豆のアクを除くためです。 - (3)の緑豆を、大きな深鍋に入れます。分量の水と砂糖と一緒に入れます。
(2)の米の袋を浸して、火にかけます。その際、袋が沈んでしまわないように、口を絞った紐を鍋の取っ手などにくくりつけておきます。ただし、火が紐に燃え移らないように注意してください。 - (4)がぐつぐつと煮立ってきたら火を弱めて、「木じゃくし」で静かに混ぜます。そうしながら、全体が柔らかくなるまで煮ます。たぶん2時間ぐらい煮ることになります。
- 熱いままで緑豆沙を食べる場合は、ここで白玉団子を乗せて器に盛ります。
冷たくなってから食べる場合は、冷やしてから、食べる時に白玉団子を乗せます。