運勢が良い吉方位に移動すること、九星気学の方位取り

幸運をもたらす吉方位に移動して、幸せを掴みたいです。

九星気学では、吉方位に移動することを方位取り、と言います。

吉方位に移動して定住したら、幸せになれるかもしれません。
ただし実際のところ、日常生活で吉方位に移動して定住することは難しいです。

運勢が良い吉方位に移動すること、九星気学の方位取り

九星気学盤 シンボル&方位
九星気学盤・イメージ画像

方位は、九星気学の重要な要素です。例えば吉方位は、幸運をもたらす方角です。

運勢が良い吉方位に移動することを、「方位取り」または「祐気取り(ゆうきとり)」と言います。

「方位取り」は、引っ越しや移住などの転居を指す言葉です。

「祐気取り」は、短期旅行や仕事の出張のことを指します。

九星気学の「方位取り」では、引っ越しなどの大きな移動から、旅行などの短期の移動まで、様々あります。

なお、九星気学にはいろんな流派があるので、「方位取り」と「祐気取り」を同じものと考えているところも多いようです。

吉方位の月を選ぶ、引っ越しによる方位取り

「引っ越し」の際、吉方位は重要な判断材料となります。吉方位の方向に向かっていくことは、とても大切です。

新しい街や場所に引っ越す場合は、その後の運気に影響するので、吉方位の月を選んで引っ越ししましょう。

ただし、「引っ越し」や「転勤」は誰にでもできることではありません。そんな時は、旅に出てみると良いです。

自分と相性の良い気のエネルギーを吸収できる、旅行による方位取り

「旅行」の際も、吉方位は重要な判断材料です。

九星気学によると、旅行や出張による「方位取り」は、自分と相性の良い気のエネルギーを吸収できる、とされています。

良い気を吸収することで、本来の自分を保つことができます。

旅行の際、移動距離が長ければ長いほど効果は大きくなります。
そして滞在日数が多いほど効果的です。

距離としては、最低でも150200kmは移動した方が良いです。

移動距離が30km未満の場合は、「方位取り」とはみなされません。よって九星気学では、「何の効果もなし」となります。

旅行するのは、引っ越すよりは簡単です。

しかし当然ですが、一つの場所に長く留まることはできません。
なので、その効果は永久的なものではありません。

幸運体質を目指せる、月に一度、吉方位に移動すること

安定した気を吸収するためには、少なくとも月に一度は、吉方位に移動することが望ましいです。

そうすることで結果を得られて、気が安定して、九星気学で言うところの幸運体質を目指せます。

なお、月によって吉方位が違います。旅行する前に、その時の吉方位を確認しておきましょう。

良い効果を得られやすい、吉方位の目的地に定住すること

実は、「方位取り」で重要なのは、目的地の気を吸収することです。

つまり、吉方位に向かって旅をするよりも、吉方位の目的地に住むほうが良い効果を得られやすい、と言われています。

人は睡眠時に、最も多くの気のエネルギーを吸収します。
睡眠中はリラックスしているので、気を吸収しやすい状態になっています。

毎日、吉方位の場所で寝ると気が安定します

一度の旅行で気を吸収することは可能です。
だけど、気が安定するまでには60日かかります。

よって大きな効果を望むなら、60日間は吉方位の場所に定住して、住居で寝て過ごすことが重要です。

もしも外泊すると、効果は弱くなります。

ちなみに凶方位の場所にずっといると、悪い影響が続くことになります。

吉方位に移動するのは難しすぎる?方位取り

方位
方位のイメージ画像

ここまで「方位取り」についてご紹介しましたが、実行するのは難しいと思いました。

  • 吉方位に移動する。
  • 凶方位に移動しない。

日常生活において、このように行動するのは難しい、と思いました。

なぜなら方位を気にしていたら、日常生活を送るのが大変だからです。

個人的に方位については、占い同様、気休め程度に考えると良い、と思いました。

九星気学において運勢が良い方位のこと、吉方位

九星気学では運勢について、良い方位と悪い方位があるとされています。

吉方位とは、運勢が良い方位のことです。
この吉方位は、宿命星との相性で決まります。なので、吉方位は人それぞれとなります。

吉方位には、以下の3種類があります。

  • 大吉方位
  • 中吉方位
  • 小吉方位

九星気学では毎年・毎月、吉方位が変わります。定期的に吉方位を確認してください。

遠くに移動しても大丈夫、大吉方位

大吉方位とは、遠くに移動しても長い期間滞在しても大丈夫という方位です。

旅行や引っ越し、留学や海外移住を実行した際、大丈夫という方位です。
つまり日本国内を始め、海外まで移動して良いです。

移動の距離については、制限なしです。

自宅から500km以内の移動なら良い、中吉方位

次は、中吉方位です。

この方位は、自宅から500km以内の移動となります。
この制限内であれば、良いとなります。

ただし、居住地の変更や引っ越しをすることはできません。

幸運体質を作るために有効、小吉方位

最後に、小吉方位です。

この方位は、他の吉方位に比べて効果は薄いです。
だけど悪い方位ではないです。

効果の小さい方位なので、期待しすぎてはいけません。
しかし、幸運体質を作るためには有効な方位と言われています。

半径200km以内で効果を発揮することになっています。
吉方位の効果を得るためには、最低でも150〜200kmは移動しなければなりません。

移動の際、効果を実感できないと思います。
でも、良い効果は積み重なってゆきます。

なお、小吉方位では、転居や移住は不可と言われています。

九星気学において不運を招く方位のこと、凶方位

九星気学では吉方位を知ることは大切ですが、凶方位を知ることも大切です。

基本的には、吉方位よりも凶方位のほうが多いです。
なので普通に旅行や移動をすると、知らないうちに凶方位に向かってしまう可能性があります。

凶方位は、九星と十二支を組み合わせたものです。
凶殺方位と、呼ばれることもあります。

この方位に進むと不運を招く、と言われています。

暗剣殺など、七大凶殺方位

凶殺方位には七種類あります。
七大凶殺方位には、以下のものがあります。

  • 暗剣殺(あんけんさつ)
  • 五黄殺(ごおうさつ)
  • 歳破(さいは)
  • 土用殺(どようさつ)
  • 小児殺(しょうにさつ)
  • 本命殺(ほんめいさつ)
  • 本命的殺(ほんめいてきさつ)

これらをまとめて七大凶殺方位と呼びます。

誰にでも当てはまる凶殺方位

以下の方位は、誰にでも当てはまる方位です。

  • 暗剣殺
  • 五黄殺
  • 歳破
  • 土用殺
  • 物事がうまくいかない。
  • 停滞する。
  • 崩壊する。

このように、どうにもならない方位です。

  • 本命殺
  • 本命的殺

これらの方位は、自ら凶禍を招くとされています。

なお本命殺、本命的殺については、あんまり気にしなくて良いという意見があります。

12歳以下の子どもに当てはまる、小児殺

小児殺は、12歳以下の子どもにのみ当てはまります。
※18歳以下の子どもに悪影響をもたらす、という意見もあります。

病気や事故の影響を受けやすくなります。

注意が必要、暗剣殺と五黄殺に移動する時

暗剣殺と五黄殺については、繰り返してこれらの方位に移動すると、命に関わるような悪い結果を受ける、とされています。

この2つの方位に移動する時は、注意が必要です。

他の方位も、人生に対してマイナスの影響を与える可能性があるので、注意が必要です。

凶方位については、きちんと知っておくことが望ましいです。

自分の星の吉方位や凶方位を表にした、方位表

移動の方向は、九星気学では重要な要素のひとつです。
よって「引っ越し」や「旅行」をする時には、どの方向に移動するかが重要です。

方角には吉方位と凶方位があり、「幸運をもたらす方角」と「不運をもたらす方角」があります。

これらの方位は、あなたが生まれた年と月によって決まります。

また毎年・毎月、吉方位が変わるので、よく確認する必要があります。

ただしどの方向に進むべきか、確認するのは難しいです。
そんな場合、方位表を使うと良いです。

方位表は、自分の星の吉方位や凶方位を表にしたものです。

方位表を使えば、自分がどのような方向で運気を上げていけばいいのか、簡単に知ることができます

方位表については、市販の本で購入することができます。
ですがなるべくなら、占い師が作成した方位表を購入する方が良いです。

というのも、市販の書籍の方位表は、生まれた年だけを基準にしているものが多いからです。

より正しい方位を見つけるためには、生まれた年と月を使う必要があります。

どの方向に行くと良いかわかる、方位地図

あと、方位表を持っていても、自分の住んでいる場所からどの方向に行けばいいのか?わからない人も多い、と聞きます。

どの方向に行けばいいのかわからない場合は、方位地図を見てみましょう。

方位地図を持っていれば、それを参考にしてどの方向に行くのが良いのか、調べることができます。