健康的なダイエットに役立つ油・γリノレン酸

脂質不足で不健康

脂質には、「脂溶性ビタミンの吸収を助ける働き」があります。
特にコレステロールは、体の細胞膜やホルモンの材料になっています。なので極端に取ることが少ないと、体にとって悪い影響が出てきてしまいます。

脂質が不足している場合の最も怖い症状としては、血管の「しなやかさ」が、だんだん失われてくるということが挙げられます。
その結果どうなるかと言うと、「しなやかさ」の失われた血管は壊れやすくなってしまって、さらに切れやすくなってしまいます。とても恐ろしいことです。

他にも、発育障害が出てきたり、皮膚にも悪い影響を及ぼします。
それに頭痛や疲労感、体力が衰えてきたり、炎症や出血、関節がむくんだり、妊娠ができなくなってしまったり、流産や腎臓疾患など、多くの悪い影響が体に出てきてしまいます。
体の中も外も、本当にボロボロになってしまいます。

特に、女性たちの間で話題になって行なわれている油抜きダイエットは、抜け毛を引き起こして、肌をボロボロにして、さらには生理不順の原因になったりします。
脂質の不足は、美容の大敵にもなるということです。

せっかく綺麗になるために痩せようと努力しているのに、逆に髪が薄くなり、肌が荒れてしまっては、何のためのダイエットかわかりません。
若い時の無理なダイエットは、年を重ねるごとに体がついていけなくなります。

若い人なら多少無理なダイエットをしていても、たいして不調を感じないかもしれません。
それは、まだ若くて新陳代謝なども活発だからであって、年を取っていくと昔の無理なダイエットが原因で、体調不良になってしまう可能性があります。

無理なダイエットは今すぐやめて、自分の体に合うダイエット法を選び、健康的に痩せましょう。

長生きに必要な油

肉と卵の料理

油料理のイメージ画像

「脂質」はダイエットの天敵と思っている方は、少なくないと思います。
「脂」なんて漢字が使われているため、マイナスのイメージが強いのかもしれません。ちなみに油は、1gで約9kcalだそうです。

油を全く取らないことは、体にとっても決して良いとは言えません。

実際に、東京都老人総合研究所の研究結果では、油の摂取量と死亡率との関係から見ても、1週間に4回以上、油料理を食べて油を摂取している人と、そうではない人とでは、油料理を多く食べている人たちのほうが長生きしているそうです。
なのでダイエットのために油を全く取らないようにしている方は、そのダイエットレシピを見直しましょう。

ダイエット中でも取りたい油・γリノレン酸

ダイエットレシピでは、出来るだけ脂肪を取らないように工夫されていると思います。だけど、脂肪を全く取らないダイエットレシピの料理だけ食べていると、体の健康に悪いです。

脂肪は分解されると、脂肪酸とグリセロールという物になります。
その脂肪酸は、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けることができます。
これらは違う脂肪と言えます。そして良い脂肪と悪い脂肪は、この脂肪酸の分かれ方で決まります。

飽和脂肪酸は悪玉コレステロール、不飽和脂肪酸は善玉コレステロールとも言われています。
名前からもわかるように、簡単に言うと、

飽和脂肪酸(悪玉コレステロール)が悪い脂肪に、
不飽和脂肪酸(善玉コレステロール)が良い脂肪に、
分類されることになります。

飽和脂肪酸(悪玉コレステロール)は、肉類やバターなどに多く含まれています。肉の脂やラード、バターなどの常温で固形の物に含まれています。
飽和脂肪酸を取り過ぎると悪玉コレステロールを増やしてしまい、動脈硬化などの原因になると言われています。
※悪玉と言われていますが、体に必要なコレステロールと言えます。正常な量なら、健康的に問題はありません。

不飽和脂肪酸(善玉コレステロール)は、植物油や魚の油などの常温で液状の物に含まれています。不飽和脂肪酸は体に良い物が多い、と言われています。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸は、さらに2つに分けられます。
一価不飽和脂肪酸という物と、多価不飽和脂肪酸という物です。

この多価不飽和脂肪酸という物は、必須脂肪酸です。これは体内で作ることができないため、食事から取る必要があると言われています。

多価不飽和脂肪酸

多価不飽和脂肪酸という油に分類される物は、次の6つがあります。
「αリノレン酸・EPA・DHA・リノール酸・γリノレン酸・アラキドン酸」です。

この中で、ダイエットに向いている油があります。
それはγリノレン酸(ガンマリノレン酸)です。
月見草

月見草

なぜなら、健康的なダイエットに役立つとされているからです。
γリノレン酸は、月見草油に含まれている物です。血圧や血糖値、血液中のコレステロールを下げてくれる効果を期待できます。そして、「血の流れ」を良くするとも言われています。
これらの効果は、ダイエット中の健康維持に役立つと言えます。

脂質を取って、元気にダイエット

理想的な脂質の取り方は、1日分のエネルギー摂取量のうち20%から25%を油脂で取る事と言われています。
例を言うと、エネルギー摂取量が1日1800kcal程度だとすると、そのうちの20%から25%が理想の数字となります。
つまり360kcalから450kcalに相当する油脂を食べると、理想的な脂質の取り方になると言えます。それは油脂にすると、40gから50gくらいです。

体の健康を考えると、適切に脂質を取りつつダイエットしたいです。もしもダイエットが「きっかけ」で病気になってしまったら、悲しいことです。
適量の脂質をしっかりと摂取して痩せましょう。

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