形に注目して積み木を選びましょう

よく使う形の積み木

積み木を始め、物を作る際によく使う形は、四角柱(立方体・直方体)です。なので、

まずは四角柱の積み木の個数を増やしましょう。
積み木

そうすれば多くの作品を作れる、と思います。

ちなみに、立方体は「縦=横=高さ」という形です。どの向きからも同じに見える、基本と言える立体です。

直方体については、「立方体の大きさ」に対する比率が大切と言えます。立方体の「2つ分の長さ」、または「2分の1の長さ」など、立方体を基にした比率で揃えると良いです。

立方体と立方体を合わせたら直方体になる、という形合わせより、「大きさの足し算」の感覚を学べます。「大きさの関係性」も体験できるでしょう。

積み木の精度

積み木の精度について、お話したいと思います。ここで言う精度とは、「積み木の大きさが、どれだけきちんと作られているか」ということです。

普通に遊ぶ場合では、精度を気にする必要はないでしょう。ただし、

本格的な作品を作りたい場合は、形が良い積み木を揃えることになります。

あと、木材から出来ている積み木は、呼吸を続けています。呼吸しているとは、湿度や温度によって「長さ」や「形」が変化するということです。
環境にもよりますが、精度が良い積み木でも「形に小さな狂い」があります。そのため真っ直ぐに積んでも、崩れてしまう場合があります。

日本は湿気が多い地域なので、どんな積み木でも必ず伸縮するでしょう。よって多少の形の変化は、不良品ではありません。仕方のないことと言えます。
出来る限り伸縮の少ない木であり、しっかり乾燥させてある積み木が、より精度の良い積み木と言えます。

なお、精度の良い積み木は、値段がやや高額かもしれません。でもずっと大切に使うなら、ちょっと値段が高くても、良品な物を選びましょう。

四角柱が多く入っている「積み木のセット」

積み木において、色と同じくらいに重要な点は「形」と「量」です。
一般的な積み木セットを見ると、何種類かの形が少しずつ入っているセットが多いです。四角柱・円柱・三角柱などが、数個ずつ入っている物がほとんどです。
このようなセットの場合、ある形の積み木が足りなくなってしまうことがあります。

「あと一つ、この形が欲しいのに」
 

と思うことがあります。

積み木のセットを買う際、四角柱(立方体・直方体)が多く入っているセットが良い、と思います。積木に限らず、一般的に物を作る時、一番多く使う形は四角柱と言われているからです。

なおセット商品は、意外と「お買い得な商品」だと思います。なので予算があるなら、

思い切って積み木のセットを2個、買ってみましょう。