憧れる人が多い楽器・ギター
ギターは弦楽器
楽器には、様々な物があります。その種類を考える際、音の出し方で分類する方法があります。
例えばギターは、弦を弾いて音を出す弦楽器に分類されます。
弦楽器とは、弦を弾いたりこすったりして音を出す楽器です。専門的には、弦鳴楽器と呼ばれているそうです。
よく知られている物には、フォークギターやクラシックギター、マンドリンや琴などがあります。また、バイオリンのように弓を使って音を出す楽器も、弦楽器と言えます。
太鼓のように叩いて音を出す物もあります。打楽器と呼ばれている物です。日本の楽器では、和太鼓や鼓などがあります。
他にも「空気の流れ」で音を出す物もあります。例えばリコーダーです。小学生の時、音楽の授業でリコーダーを吹いた事のある人は多いでしょう。たて笛や横笛、ハーモニカなども、「空気の流れ」で音を出す楽器となります。
演奏するのは難しい
楽器の演奏については、やはり難しいと思っている人は多いと思います。「演奏の難しさ」で言うと、弦楽器は難しいほうの楽器と言えます。正確に音階を再現するために、正確な指の動作が必要になるからです。
ちなみに弦楽器には、大きく分けて指で弾く物と、弓を使って音を出す物があります。
ギターについては、指でつま弾くことで音が出ます。メロディーは、その「弦の長さ」を変えることで作られます。「弦の長さ」を変えることによって、音が変わることになります。
なお、指で弾くタイプの楽器は、弾いた時の音が「そのまま残る」と言えます。
一方、弓で弾くタイプの楽器は、連続的な音を出せます。その連続的な音より、「奥深さ」を感じる音色を出せると言えます。
ギターに使われている木材
マホガニーという木材は、ギターによく使用されている物です。ほとんどのネックは、このマホガニーで作られているそうです。
このマホガニーを響板として表板(おもていた)に使っているギターは、柔らかくて温かみのある音色になる、と言われています。なのて、とても人気があります。
その他、ギターやバイオリンの表板などに使われている木材には、マツやスギがあります。マツやスギはとても軽量であり、とても柔らかい木材です。試しに爪で押してみると、簡単にへこんでしまうくらいに柔らかいです。
楽器では主に、まっすぐで均一な木目の材木が使われています。それぞれの木材によって、楽器の音色は違います。その「違い」に、ぜひ興味を持っていただきたいと思います。
木材と音色
楽器の材料として、木材が利用されている事が多いと言えます。例えばギターやバイオリン、ピアノや木琴などで木材が使用されています。
木材が楽器の材料として使われるのには、やはり利点があるからだそうです。木材は加工がしやすくて、良好な振動特性を持っているからです。
また、楽器に使用されている木材の種類により、音色が違うと言われています。音色が違うと困る、という考え方があります。だけど逆に面白い、と考える人もいます。
なお、著名な音楽家になると、自分が使用する楽器にどのような木材が使用されているのか、気にすると聞きました。木材と音色には深い関係があるので、気にするのも当然なのでしょう。
今後、木材から作られた楽器を実際に見る機会があったら、その木材の種類にも注目してみましょう。お気に入りの音色が見つかるかもしれません。
ギターの購入
もしもギターを購入したいと思ったら、まずは楽器店に行きましょう。楽器店の店員さんなら、その店にある楽器の事、ギターの事をよく知っていると思います。色々と質問できて、購入の際、参考になります。
本格的ではなくて何となくギターを弾いてみたいと思う人にとっては、新品のギターを購入するのに抵抗を感じるかもしれません。ギターを始め楽器の値段は、そんなに安くないからです。
音楽に対してプロ意識がある人なら、高額な楽器を購入することに迷いはないでしょう。
ですがちょっとだけ興味がある、趣味としてカジュアルにやってみたい場合、購入の費用を抑えたいです。
そんな場合、選択肢の一つに「中古の楽器」があります。楽器店を始め、リサイクルショップなどにも、中古楽器が置かれています。中古のギターなら、お手頃な価格で買えると思います。
ただし、リサイクルショップなどに置かれている中古楽器は、ほとんど「手入れ」がされていないでしょう。
「表面の汚れ」は拭き取られていると思いますが、新品の楽器と比べて満足できる音が出ない可能性があります。「音の良さ」を気にするなら、中古楽器の購入に気をつけましょう。