薬剤で毛を溶かすから痛みなし、脱毛クリーム

「痛みなし」の脱毛クリーム

脚に脱毛クリームを塗る

永久脱毛のための針脱毛やレーザー脱毛は、「痛み」を伴うらしいです。
ちょっとでも「痛いのは苦手だ」という方は、脱毛クリームを使ってみましょう。脱毛クリームとは簡単に言うと、肌の表面に出ている部分の毛を溶かすクリームです。

脱毛クリームは、肌の表面から出ている部分の毛をアルカリ性の薬品で溶かす物です。アルカリ性の薬剤の化学反応を利用して、毛を溶かして除去します。毛を溶かすので、皮膚への痛みは「ほとんどない」と言えます。痛い思いをせずに、脱毛できます。

脱毛クリームを塗るタイミングは、肌が乾いているほうが良いです。なので、お風呂の湯船に浸かる前がベストです。

もしもムダ毛があまり多くない場合なら、脱色剤を使っても良いでしょう。だけど濃い毛を処理したい場合は、クリームを使用するほうが良いです。

脱毛クリームの種類は、とてもたくさんあります。どの部位にも使える全身用の物や、特定の部位(顔・ひげ・腕・脇・足のスネなど)だけに使える物があります。これらは同じ脱毛クリームであっても、含まれている化学成分などに違いがあります。そのため、このように区別されているようです。

基本的にどの製品も、毛を溶かす効果に大きな違いはないでしょう。なので選ぶ際は、肌への負担軽減を配慮している物、抑毛成分が含まれている物を選ぶと良いです。各メーカーの脱毛クリームについて、まずは商品説明を読んでみましょう。そして自分の肌にピッタリの物を見つけてください。

カミソリよりおすすめ

カミソリでこまめに剃り続けると、「肌荒れ」が起きてしまうかもしれません。そんな時は、脱毛クリームを使いましょう。肌に優しいタイプの物もあるので、試してみてください。

脇のムダ毛なし女性

例えば脇の下は、表面が「でこぼこ」しています。そのため、カミソリで剃りにくい場所です。そのような部分では、脱毛クリームのほうが使いやすいでしょう。
クリーム状の薬剤なら、皮膚の表面が「でこぼこ」していても、まんべんなく塗ることができます。よって、綺麗に除毛できます。
そしてカミソリで剃った後のように、肌が「ぶつぶつ」にはなりません。

脱毛クリームによる脱毛は、毛先が溶けた状態です。なので毛は、自然な形で伸びて来ます。毛先が細くなっています。よって、毛先がチクチクしないということです。
クリームを使わずにカミソリなどで毛を剃ると、どうしても伸びて来た毛先が平らになっています。よって、毛先がチクチクします。

脱毛ムースよりも使いやすい

ムース状タイプの使い方は、脱毛したい部分にムース状の泡を乗せて、しばらく放置しておきます。その後に毛が溶けたら拭き取ります。

脱毛ムースを使う場合も、「痛みはない」です。脱毛ムースは、表面に出ている毛を溶かして拭き取るので、「痛みはない」です。ただし「痛みなし」と言っても、肌に負担が掛かってしまう可能性はあります。

多くの場合で、脱毛クリームのほうがムースよりも使いやすいと言われています。
クリームは、塗り終わったら終了です。使い方はとても簡単です。ムースのように泡が液状になって垂れてしまうことは、ありません。
毛の処理に慣れていない人にとっては、クリームのほうが使いやすいでしょう。

注意点

なお使用する際は、換気をしっかり行ないましょう。毛を溶かすほどのアルカリ性の薬剤であるため、ニオイがキツい場合があるからです。
そして化学薬品による肌への負担を軽くするために、製品に書かれている注意事項を必ず守ってください。

あと、生理前や寝不足の時などは、肌の抵抗力が落ちています。なので、そのような日に脱毛処理をすることは避けてください。体調が良い時に行なうようにしましょう。

パッチテストをしましょう

脱毛クリームには、様々な種類があります。でも、ほとんどのパッケージには、同じようなことが書いてあります。市販品の脱毛クリームなら、安全に使えるでしょう。

ですが広い範囲に塗る前に、必ず腕の内側などで「パッチテスト」をしてください。脱毛クリームは、毛を溶かして除去する薬剤を使っているからです。
特に肌が弱い人は、気をつけてください。いきなり「すね」に塗った際、ヒリヒリ痛みが出てきて赤くただれてしまった、という人もいるようです。
※脱毛クリームが肌に合わない場合は、使うのをやめましょう。使用中止については、脱毛クリームの説明書を読んで判断してください。

脱毛クリームは、全ての人に対して安心な物ではありません。肌がかぶれたり、かゆくなったりする人もいるでしょう。パッチテスト後、肌に異常がないことを確認してから使うようにしてください。

なお、海外の製品は、日本人の肌に合わせて作られていない物があります。なので価格が安くても、自分の肌に合わないかも?と不安に感じたら、使わないほうが良いです。

肌荒れに注意

脱毛クリームは、その含まれている化学成分で毛をふやかしたり、毛のタンパク質を溶かしたりするという性質を、基本的に持っています。

しかし脱毛クリームを塗ることで、毛だけではなくて皮膚にもダメージを与えている可能性があります。毛と皮膚は、似たような性質を持っているからです。なので頻繁に使うことを、控えるほうが良いでしょう。

脱毛クリームの使用では、人によっては肌に合わず、肌荒れなどの症状が見られることもあるようです。やはり毛を溶かすほどの強い薬剤なので、脚全体などの広い範囲に使う前にパッチテストを行なってください。
特に肌の弱い人の場合、使用後に「かゆみ」が出たり、赤く「かぶれて」しまったりする可能性があります。

他の人よりも肌が丈夫だと思っている人なら、腕・脚など広範囲のムダ毛処理に脱毛クリームを使用できるでしょう。

脱毛の効果を上げる使い方

脱毛クリームを塗る女性

脱毛クリームを使ったことがある人は、結構多いようです。
しかし何年もずっと脱毛クリームだけを使って、ムダ毛の自己処理を続けているという人は、やや少ない気がします。

脱毛クリームでは毛根が残ってしまい、何回も使用する必要があります。何回もムダ毛の処理をすることに「面倒さ」を感じて、使うのをやめてしまうのかもしれません。

しかし脱毛クリームを使う方法は、剃ったり抜いたりする方法と比べて、肌への負担は少ないです。その「仕上がり」も綺麗です。

加温する方法

ですが毛が太くて硬い場合では、期待通りの除去ができないそうです。黒くポツポツしてしまったり、毛が途中から切れてしまったり、ということがあるそうです。

そのような場合については、

多くの脱毛クリームの説明書には、「加温すると効果が上がる」と書かれています。

加温する方法としては、例えばクリームを塗った部分にラップなどを巻いて密閉性を高めて、自分の体温で温めるという方法があります。
または、脱毛クリームを使う直前に入浴して、皮膚を温めておく方法もあります。ムダ毛処理の前に入浴することは、肌を清潔にしたり、毛を柔らかくする効果もあります。

ローションの使用

なお、このようなクリームを使う際、併せてローションも使うと「より効果がある」そうです。
クリームで脱毛した後に、例えば豆乳ローションを塗ってみましょう。お肌が「つるつる」になって、美しい肌に仕上がるでしょう。

最も手軽な脱毛方法

お肌が元気な女性

脱毛クリームは、「痛み」がなくて短時間にムダ毛を処理できる美容製品です。様々な脱毛法がありますが、それらの中でも脱毛クリームを使う方法は、即効性があるので人気です。

そして脱毛クリームの中には、抑毛の効果がある物もあります。ずっと使い続ける物なので、毛の成長を遅らせるという抑毛効果のあるクリームが良いでしょう。使い続けることで、毛を生えにくくすることも期待できるからです。

脱毛クリームを使い続けると、ムダ毛の色を薄めることもできます。そうすることで、毛を目立たなくさせることができます。
ですが、完全に目立たなくなる訳ではありません。金髪のようになってしまうと、かえって目立ってしまう可能性もあります。状況を見ながら、適切にクリームを使用しましょう。

肌が丈夫な人にとっては、

脱毛クリームを使う事は一番気軽に脱毛できる方法

と言えます。

口コミ情報や体験談を参考にして、良いと思えるクリームが見つかったら、ぜひそれを使ってみましょう。継続してクリームを使用することで、脱毛や抑毛の効果を実感できると思います。