赤ちゃんが病気になった際、体温測定で気をつける点

赤ちゃんの風邪予防

風邪を引いたことのない人は、まずいないと思います。風邪は何度引いても嫌なものです。鼻水や咳など、その症状はツラいです。
大人でもツラい風邪は、お子様、特に乳幼児の場合、とてもツラい病気と言えます。いま赤ちゃんを子育て中の親御さんなら、乳幼児の風邪予防に努めているでしょう。

乳幼児の風邪予防には、どんな気をつける点があるでしょうか。一般的に気をつける点として、

  • 空気を清潔にすること、
  • 室内の温度や湿度を適切にすること、
  • 服装も暑すぎず寒すぎずにすること

などがあります。

まず空気を清潔にすることは、赤ちゃんにウィルスを侵入させないようにするためです。部屋の空気を定期的に入れ替えたり、部屋の掃除をしたりして、「清潔さ」を保つようにしましょう。
空気の乾燥を防ぐためには、部屋の中に加湿器を設置したり、濡らしたタオルを部屋に干しておくと良いです。
赤ちゃんの服装については、ちょっと薄着かもしれないという程度が良いそうです。

以上色々と言いましたが、赤ちゃんの風邪予防と言っても過保護になりすぎてはいけないそうです。なぜなら赤ちゃんと言っても、それなりに免疫力をしっかりとつける必要があるからです。免疫力が弱いと、病気に弱い体になってしまう可能性があります。
過保護になりすぎず、だけど風邪の予防もするという、ちょっと難しいことですが、かわいい赤ちゃんのためにぜひ適切に風邪の予防を行ないましょう。

体温測定で気をつける点

赤ちゃんいつも元気な赤ちゃんが、病気にかかってしまうこともあるでしょう。そんな時、かかりつけの「お医者さん」の指示を受けて、「お母さん」や「お父さん」が看病することになるでしょう。
その看病では、体温計を使って赤ちゃんの体温を測ったりします。赤ちゃんの体温を正確に測る場合、ちょっと気をつける点があります。

一般的に赤ちゃんは、体温の調節機能が未発達です。なので厚着していると、体温が上がっている場合もあります。暑すぎず寒すぎずという適切な服装を着せて、体温を測りましょう。
あと、動いたり泣いたりした後では、正確な体温を測れない場合があります。赤ちゃんが落ち着いた状態になってから、体温を測るようにしてください。

未発達な体温調節機能

赤ちゃんの体温調節機能は、未発達と言えます。赤ちゃんが「お母さんのお腹の中」にいる時は、温度が約37度の羊水の中にいます。この羊水の中なら、体温の調節機能が不十分でも問題ないです。
しかし、生まれた後の乾燥した空気のある部屋は、赤ちゃんにとって厳しい環境となります。そのため、生まれたての赤ちゃんは、温度管理がなされた新生児室で過ごすことになります。新生児室の室温は、25度から26度くらいになっています。

あと、赤ちゃんは、体の新陳代謝がとても盛んです。なので赤ちゃんの体温は、大人よりも高めの37度くらいと言われています。汗も、かきやすいです。なので赤ちゃんの肌着には、気を使いましょう。暑い寒いという季節によって、「肌着の組み合わせ」を替えてあげると良いです。

看病する部屋の温度

実際に赤ちゃんが風邪を引いた場合では、体を温めることが多いと思います。だけど、「温め過ぎ」に注意してください。赤ちゃんは「体が熱いという状況」を、言葉で伝えることができません。

赤ちゃんにとって、布団の中や部屋の温度が適切かどうかは、お母さんなどが判断してあげる必要があります。赤ちゃんを看病する部屋は、の季節なら25度から28度くらいが良いでしょう。の季節では、18度から20度くらいが良いと思います。

部屋の湿度

赤ちゃんがコンコンと乾いたような咳をしている時、自宅でできるケアの一つに「湿度を調整すること」があります。湿度の目安は、50%から60%くらいが良いでしょう。

湿度の調節については、例えば「お湯」を張った洗面器を置いたりして、室内の空気の状態を変えましょう。室内に洗濯物を干すということでも、良いでしょう。
もしも加湿器があれば、もっと手軽に湿度を調節できます。あと、湿度計があれば、便利です。

なお、赤ちゃんが風邪をこじらせると、大きな病気になってしまうことも考えられます。かかりつけの医者に診てもらうなどして、赤ちゃんの健康管理をしっかりと行ないましょう。