座るだけで運動したことになるバランスボール
気軽にできるバランスボール運動
親しい「ともだち」に声をかけ、同時にダイエットをやり始めたのにも関わらず、なぜだか私だけが苦戦しています…。
きっと各々に合ったダイエット方法が存在するようなので、わたしなりのダイエット法でスマートなカラダに近づけたい、と思います。
そんな時、動画サイトで、部屋の中でも気軽にできるというトレーニング動画を発見しました。バランスボールを使った足踏み運動の動画でした。
見様見真似で、たまにその運動をしています。結構運動不足だったため、最初はちょっとつらかったです。けれども、だんだんと体が慣れて来て楽にできるようになりました。下半身の肉が引き締まってきた、と感じます。
バランスボール
バランスボールとは、大きめのゴムボールです。スイスで、リハビリテーション用具として開発されました。その後、病院やスポーツジムなどで使用されて広まって行きました。
最近では学校やオフィスにおいて、色々な方法で使用されるようになりました。
バランスボールを使えば、一つの運動で様々な箇所の筋肉を鍛えられます。
そうすることで、有酸素運動の効果が高くなります。さらに「体の歪み」が矯正されて、血行も良くなるので、疲労物質が除去されやすくなります。
疲れにくくなるので元気に運動できるようになり、ダイエットに良い影響を与えるでしょう。
従来の筋トレでは一つ一つの筋肉を鍛えていくので、他の筋肉と「一緒に運動するという働き」を実施できませんでした。
筋肉の連動性が悪いままなので、筋肉をつけても、つまずいて転んでしまったり、ちょっとしたことで怪我をしたり、ということが起きていました。
座るだけで運動
まるで椅子に座っているだけでエクササイズできる。そんな都合の良いことができるはずないと、疑うかもしれません。実は、ここで言っているエクササイズとは、バランスボールを用いた運動のことを言っています。
普段、座っている椅子の代わりにバランスボールを使うだけで、結構な運動になるということです。

ちなみにバランスボールの座り方は、ボールに座った際、足がしっかり床についている事が大事です。そして、膝の角度が90度になっているのが理想的です。
なお、高齢者や初心者の方は、膝の角度を90度以上にしてください。こうすると、エクササイズの難易度を低くできるからです。
その使い方は、とても簡単と言えます。子供たちでも問題なく使用できます。実際にバランスボールに座って勉強している子供達もいる、と聞きました。
そして子供らしく、バランスボールで遊びながら座っているようです。わざとバランスボールの上でバウンドしてみたり、腰をクネクネと回してみたりと、バランスボールの上に座っているというよりも、バランスボールで遊んでいると言えます。
大人の場合、バランスボールは「こうやって使うものだ」と決めつけてしまいがちです。そんな決めつけたエクササイズを続ける事は、とても難しいことです。飽きずに毎日運動するためには、たまには遊ぶようにエクササイズするのも大事と言えるでしょう。
運動の例
- ボールの真ん中に座る。
- 背筋を伸ばして軽く弾んでみる。
少しずつ、かかと・つま先・片足などを上げたりして、体を動かしていく。 - バランスが上手く取れるようになったら、手を離して胸の前で腕を組んでみる。
他にジムでは、次のような運動も行なわれています。
- バランスボールの上に仰向けになって、体を伸ばす。
- 体の横にバランスボールを入れて、反対側の体を伸ばす。
- バランスボールを「お尻の下」に入れて、立て膝をする。そして体を前後に動かす。
- バランスポールに足を乗せて、腕立て伏せをする(筋力トレーニングとなります)。
わき腹の腹筋を鍛えるエクササイズ
バランスボールのエクササイズで、わき腹の腹筋を鍛える事ができます。座ったままで出来る運動です。
- ボールに腰を掛けます。
- その状態で片足ずつ持ち上げます。
たった「これだけの運動」ですが、わき腹の腹筋を鍛えられます。足を上げる事でちょっと不安定になった腰を固定させようとして、腹筋が活躍するからです。
優秀な健康グッズと言えるバランスボール
全身の筋肉を鍛えられる健康グッズの中でも、バランスボールはとても素晴らしいグッズと言えます。なぜかと言うと、体のいくつかの筋肉、例えば「腹筋」や「背筋」、「お尻」や「太もも」の筋肉、体幹筋肉などを鍛えられるからです。
トレーニングの方法も何通りもあって、しかも行なうのが簡単なトレーニング方法です。普段あまり運動を行なっていない方でも、使いやすい健康グッズと言えます。
バランスボールが人気である理由の一つは、手軽であるからだそうです。「子供」から「お年寄り」まで、多くの人が手軽に使えるグッズです。隙間の時間やテレビを見ている時、疲れた時や就寝前などに、数分の間ボールの上に座るだけでトレーニングになります。
そしてバランスボールなら、日常生活にさりげなく利用できます。椅子として大きなバランスボールを使うだけで、筋肉トレーニングを行なえます。自宅で座っていることが多いなら、バランスボールに座るだけで運動していることになるでしょう。
実際にバランスボールを使ってトレーニングすると、普段の生活の中で身についた「体の歪み」が治り、インナーマッスルを鍛えられて、健康な体を取り戻せるでしょう。
なお、バランスボールを使う際、注意すべき点もあります。ご自身の身長に合ったサイズを選ぶことや、バランスボールの利用中、周辺に物を置かないようにすることなどです。
安全対策を行いつつ、上手にバランスボールを使っていただけたらと思います。