便秘の解消に利用できる「お茶」

便秘解消に良い「お茶」

「ダイエットしたいから、お茶を飲んでいる」
 

お茶と言えば、ダイエット茶が有名かもしれません。数ある「お茶」の中には、便秘の解消に良いと言われている「お茶」もあります。便秘解消はダイエットにも役立つので、便通を良くする「お茶」も毎日飲んでおきたいです。

ちなみに数ある「お茶」の中で、どんな「お茶」が便秘の解消に良いでしょうか?
よくそう言われている物に、

「タンポポ茶」や「どくだみ茶」、「柿の葉茶」や「とうもろこし茶」などがあります。

ここでは4つの「お茶」を例として挙げましたが、便秘解消を期待できる「お茶」は10個から20個ほどある、と聞きます。ご自身が以前から好きだった「お茶」の効能を改めて調べたら、便秘解消の効能もあったなんて事もあるかもしれません。

ぜん動運動

日本人は、お茶が好きなようです。一番飲まれている飲み物が「お茶」ではないか?と言われているくらいです。そんな「お茶」は、便秘解消の「きっかけ」となる「ぜん動運動」を促す飲み物と言えます。

まず排便について言うと、腸が「ぜん動運動」をする事によって腸が刺激されて、排便が起こります。便秘とは、この「ぜん動運動」があまり起こらないために排便されない、ということになります。
そこで「お茶(便秘茶)」を飲むことで「ぜん動運動」を促して、その結果、排便させることになります。便秘解消においては「お茶」を始め、水分を摂取する事がとても大切と言えます。

なお、便秘茶を利用する時は、あくまでも補助的な物として飲むようにしましょう。便秘薬ではないからです。適量の便秘茶を飲んで、出来るだけ自然な形で便秘を解消するようにしてください。

民間薬・薬草茶

昔から咳が止まらない時、下痢をした時などに、民間薬が使われてきました。例えば下痢の場合では、すぎな茶やゲンノショウコ茶、オオバコ茶や紫蘇(しそ)茶が良いと言われていました。
市販の薬よりも民間薬のほうを使って、民間療法で治している人もいるようです(ただし治らない場合は、専門医に診てもらいましょう)。

薬草茶は、民間薬の中で便秘解消法としても利用できる「お茶」です。

今でも野山や川原に行って薬草を採取して、家で干して使っている人もいると思います。
しかし最近では、ドラッグストアなどで薬草茶がティーバッグとして販売されています。そして、缶入りやペットボトル入りの物まであり、これならすぐに飲めます。

薬草茶の例としては、センナや白桃花には強力に「お腹を下す作用」があります。ただし体に対して、負担を掛ける薬草とも言えます。専門医に相談した上で飲用するほうが良いでしょう。

どくだみの花また、「どくだみ」にも便秘解消の効果があると言われています。ただし刺激がある薬草なので、大量に取ったりすると、かえって体に悪いです。

薬草茶は健康茶だからと言って、無理して毎日飲む人もいるようです。だけど薬草が、自分の体質に合わない事もあります。体調に気をつけながら、適量を飲むようにしましょう。

なお、薬草茶を飲まないと便が出ない、という事になってしまう場合があります。気をつけましょう。

どくだみ

「どくだみ」の民間療法の一つに、便秘解消のための「こし汁」があります。参考に、ご紹介したいと思います。

  1. 「どくだみ」を陰干しします。それを刻んだ物、約10gから15gほど用意します。
  2. それを約400mlの水の中に入れます。そして半分の量になるまで煮詰めて、汁をこします。
  3. これで出来上がりです。その「こし汁」を、1日当たり2回から3回飲みます。