疲労回復を期待できる「お酢の食品」酢卵

疲労回復を期待できるクエン酸

クエン酸は、お酢や柑橘類などに含まれています。お酢や果物の酸っぱい味は、「クエン酸の酸っぱさ」だそうです。よって、料理に「お酢」や「柑橘類」を使用すると、クエン酸を摂取できます。料理に詳しい方なら、ご存知でしょう。

黒酢

お酢には、酢酸というクエン酸が含まれています。例えば料理に使われている食酢には、約5%ほどの酢酸が含まれているそうです。

お酢の刺激は、結構「鼻にツン」と来る刺激です。「お酢の料理」や「お寿司」などを食べた際に、そのような刺激を受けたことがあるでしょう。
ちなみに、この「お酢の刺激」が苦手ということより、酢の物などをあんまり食べられないという人がいるようです。

このクエン酸には、健康的な効果があるとされています。その効果は医学的にも認められている、と聞きます。よく言われている効果として、疲労回復があります。

体の中における「クエン酸の働き」は、主に疲労回復や疲労予防です。体内でエネルギーを生産して老廃物を燃やす過程で、クエン酸は中心的な役割を果たします。その過程が正常に機能しているなら、疲労物質と言われている乳酸が体内に溜まりにくくなります。体内のブドウ糖を、効率良く燃焼させることができます。

ちなみにクエン酸には人工的に作られた物もあり、サプリメントなどで利用されています。天然のクエン酸との違いは、特にないそうです。なので、サプリからクエン酸を摂取することも健康維持に繋がる、と思います。

酢卵

昔の話になりますが、民間療法(おばあちゃんの知恵)として、疲労回復や糖尿病、肝臓や腎臓の疾患に対する治療に、ある「お酢の食品」が用いられていました。それは酢卵です。酢に卵を漬け込んで作った物で、ご家庭で作れる食品です。

作り方

  1. その作り方は、卵と食用酢を用意して、まずは水で卵を洗います。
  2. コップの中に卵を殻ごと入れて、コップの7分目辺りまで食用酢を注ぎます。
  3. そのコップを冷蔵庫に入れて保管します。
    3日間から4日間くらい保管すると、卵の殻が酢に溶けた状態になっているでしょう。
  4. その卵を取り出して、水で洗って残っている殻を取ります。
  5. キッチンペーパーなどで水気を取り、コップの中に卵を戻します。
  6. その戻した卵から被膜を取り除きます。
    箸を使って被膜を破り、取り除いてください。つまりコップの中には、卵黄と卵白が残っている状態になります。
  7. その卵白と卵黄を、コップの中でよくかき混ぜます。
  8. 最後に、ザルを使って残っている卵の殻をこして出来上がりです。

飲み方

この酢卵の飲み方は、1日に3回、1回に飲む量は盃一杯くらいで飲みます。水や白湯で2倍から3倍ほど薄めて、酢卵を飲みましょう。

なお、出来上がった酢卵は、冷蔵庫に保管してもそんなに保存できません。なので1週間以内で、飲み切るようにしてください。

年を取っても健康でいたい

20代の頃は疲れていても、なんとかごまかしてきました。しかし30代になってから、「疲れ」を放ったらかしにするのは「まずいのではないか」と思っています。まずは体を動かして、偏った食生活をどうにかしたいですね。

正しい食生活と簡単なエクササイズを始めたら、体の調子が良くなった気がします。体が健康であれば、心の健康も良くなります。
年を取っても健康でいたいし、酢卵を始め、健康にいい食べ物を積極的に食べたいと思います。