インナーマッスルを鍛えられる優しい運動・ピラティス

注目を集めているピラティス

ストレッチ運動

ストレッチ運動のイメージ画像

ピラティスとは、第一次大戦中に負傷した兵士のために、リハビリとして開発されたエクササイズのことを言います。1900年の初めに、ドイツ人看護士のピラティス氏が開発しました。

近年ピラティスの知名度は増してきています。なので、解説本やマニュアルという物がたくさん発行されています。
また、DVDも発売されていて、映像によって「どのような運動」をすればいいのか、確認できます。自分で学ぶ際、非常に便利です。

ピラティスはリハビリの一環として始まったエクササイズなので、筋肉のバランスを本来の状態に戻します。とても健康的に行なえる運動です。

そして自宅でできる運動なので、子供が寝ている「ちょっとした時間」にできます。忙しいママにピッタリな運動だと思います。育児中では、始めのうちは外にも出られません。これでは、運動不足になってしまいます。そういう方にも、ピラティスは「おすすめ」です。

綺麗な体型になりたい、痩せて健康的な体を手に入れたいという人は、このピラティスという運動をやってみましょう。

ヨガとの違い

ところで、ピラティスとヨガを同じフィットネスであると思っている人は多いようです。しかしこれら二つは、全く違う運動と言えます。

例えば「呼吸法に違い」があります。ピラティスは胸式呼吸であり、ヨガは腹式呼吸です。
ピラティスは動きっぱなしであり、ヨガはポージングをして静止します。

このようにピラティスとヨガでは、体の使われ方に違いがあります。

インナーマッスルを鍛える運動

ピラティスの特徴の一つは、インナーマッスルを鍛える運動であるという点です。

インナーマッスルとは、体の内部・深層部の筋肉のことです。外見上の筋肉ではありません。そのため「腕立て伏せ」や「腹筋・背筋」という基礎的な運動だけでは、インナーマッスルを鍛えることができません。インナーマッスルを鍛えるには、独特の運動法が必要となります。
ですがピラティスなら、余計な負担を体に掛けずに体の深層部の筋肉を鍛えられます。

なおピラティスは、ヨガなどと同じように歪んだ骨盤を矯正する場合にも、とても効果があります。「骨盤の歪み」については、インナーマッスルという体の内部の筋肉が衰えることによって引き起こされるということが、わかってきました。
なのでヨガやピラティスという、体のバランスを整えて美しく鍛える方法が注目されています。

ダイエットにも良いピラティス

例えばダイエットでは、運動することが欠かせないと言われています。しかし運動が嫌いな方は、食事の制限だけで痩せたいと思うでしょう。

食事制限だけでも痩せられますが、それでも運動が必要だと言われている理由は何でしょうか。その理由の一つに、

食事制限だけで痩せた場合、体は「ぷよぷよなまま」だそうです。

「スタイルの良さ」という点を考えると、運動して体を絞りながら痩せることが大切と言えます。

激しい運動はできないという方は、ヨガやピラティスなどの体のバランスを整えるための運動が良いでしょう。緩やかに運動できるからです。
そしてピラティスには、体の代謝を上げる効果があると言われています。筋肉の運動をして、脂肪を燃焼させる事ができます。

ピラティスリング

ピラティスは、自宅で簡単にできるエクササイズであり、ダイエットの効果も期待できる運動とされています。そんなピラティスの効果を、より一層アップできると言われているグッズがあります。ピラティスリングというグッズです。このリングを使う事で、腹筋や腕などの筋力アップを期待できます。

ダイエット効果を期待できるリングとして、ダイエットリングがあります。ピラティスリングは、そのダイエットリングのように「はめているだけ」では効果を得られません。あくまでピラティスをサポートするリングとなっています。

その使い方は、例えば「太もも」にリングを挟む事で脚を鍛えたり、両手に持つ事で二の腕を鍛えたりできます。それぞれの部位のシェイプアップができます。
手軽な運動はもちろん、本格的にエクササイズする場合でも使えます。それぞれの場面に合わせて用いると良いでしょう。