「いびき」を解消するために、横向き用の枕を使いましょう

いびき解消法

「いびき」と言えば、一般的には中高年の男性に多く見られる症状です。しかし近年では男女を問わず、「いびき」をかく人が増えてきているそうです。
「いびき」という症状は、本人には自覚症状がありません。ですが周りの人にとっては、その音が迷惑となります。

いびき解消法の一つに、

「枕を高くして寝る」「横向きになって寝る」

などがあります。もしかしたら「これらの方法」で、「いびき」を解消できるかもしれません。試してみてください。

寝心地が悪い寝具を使っていると、健康を害する可能性があります。注意が必要です。
「寝返りが楽にできる寝具」や「横向きで寝ることが楽な寝具」などに交換できるなら、そうしたほうが良いと思います。

「いびき」の原因・仰向け

なお、「いびき」をかいている人は仰向けで寝ている人が多いようです。「いびき」をかいている人の半分以上は仰向けで寝ている、と予想されます。

仰向けに寝ると、舌が重みで、咽頭の奥に覆い被さるように下がります。そうなると、上気道が狭くなってしまい、呼吸をする時に空気抵抗が大きくなってしまいます。
そのため、喉にある粘膜の振動が増加して、「いびき」をかきやすくなってしまいます。

これが仰向けで寝ている人に、「いびき」をかく人が多い理由の一つです。

横向きで寝る事

横向きで寝る女性

「いびき」を防止する方法の一つに、「横向きで寝る」という方法があります

「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群」の原因として、仰向けで寝るという事が指摘されています。
この場合、横向きで寝るように心掛けるだけで、「いびき」を防止できたり解消できたりする可能性があります。

以下に、枕を使って横向きで寝る方法について、お話したいと思います。

抱き枕を、利用してみましょう。抱き枕などの足を絡めることができる物は、体勢が自然に横向きになるので寝やすくなります。

枕の片側を、高くしてみましょう。例えば枕の片側に本などを置いて、高くしてみます。こうすることで、仰向けに寝ることが難しくなります。よって、自然に横向きで寝やすくなるでしょう。

横向きで寝ることを実行してみて、だいたい一週間くらいで「いびき」が聞こえなくなったり、口呼吸から鼻呼吸に変わったりすることがあります。
そのように変われば、その「いびき」は大丈夫な「いびき」(すぐに治療の必要はない)と判断して良いでしょう。

横向き用の枕

横向きで寝るための専用の枕があります。

L字型で、抱き枕のような形になっています。横向き寝をする際、適切な姿勢を保てるようになっています。

横向きで寝ると、背骨の理想的なラインを維持できます。これは腰痛対策としても、効果を期待できます。
そして気道を確保できるので、「いびき」を軽減できます。横向き用の枕は、「いびき」に悩む人にとって安眠に繋がる枕と言えます。