不眠治療で、最初にかかる医者はどこ?

最初は、かかりつけの内科医

不眠症を始めとする睡眠障害の症状を医療によって治したいと思ったら、病院に行くことになると思います。それでは実際に睡眠障害で困っていて、医者に診てもらいたいけれど、何科で診てもらえばいいのか?わからない。そのような人は多い、と思います。

医師

まずは、近所の「かかりつけの医者」で相談してみましょう
風邪を引いた時に利用している内科の病院で大丈夫です。診断結果によっては、睡眠導入剤を処方してもらえると思います。

いきなり大病院の睡眠専門外来などに行く必要はないそうです。だけど、もしも総合病院などの大きな病院に行くことになったら、精神科や精神神経科、心療内科などの専門の診療科で診察してもらうと良いです。

医師に診察してもらった後、薬物による治療が始まることがあります。
代表的な薬は、睡眠を促す睡眠導入剤の服用です。これは、睡眠時の不安を取り除いて「寝付き」を良くする薬のことです。一般的には、睡眠薬と呼ばれている物です。
なお場合によっては、抗不安剤や精神安定剤を睡眠薬として用いる場合もあります。これらの薬については、処方量がきちんと決められています。専門医の指導の下、正しく服用してください。

あと、しっかりと診察してもらえるように、不眠に関する症状をまとめておきましょう。寝付くまでにどのくらいの時間がかかっているのか、不眠の原因に心当たりがあるのかなど、予め自分で確認しておきます。

不眠症ぐらいなら自分で治せるはず。そう思う方もいると思います。しかし、医療の力を借りて治しても良いと思います。相談するだけでもいいと思うので、不眠が気になっている方は「かかりつけの医者」に行ってみましょう。

副作用があった睡眠薬

実は私は、不眠症の治療のために「かかりつけの医師」から処方された睡眠薬を服用したことがあります。

処方された睡眠薬を飲んだ後、その後しばらく(眠る直前の20分間から30分間)の記憶がなくなっていることが、よくありました。
このような副作用がある睡眠薬は、やはり薬局ではなくて専門医が処方すべき薬だと思いました。