死神や悪霊が登場する、「BLEACH」の世界観

「BLEACH」の世界観は、どんな感じですか?
死神が登場するから、舞台の中心は霊界ですか?

「BLEACH」の作品では、世界は以下の3つに分けられています。

  • 現世
  • 霊の世界
  • 現世と霊の世界の間にある世界

これら3つの世界を舞台にして、魅力的な物語が展開されていきます。

「現世」「霊の世界」「虚園(ウェコムンド)」、「BLEACH」の世界観

死神や悪霊が登場する「BLEACH」では、どんな世界観があるのでしょうか?

この作品では、世界は3つに分けられているようです。

  • 「現世」
  • 「霊の世界」
  • そして「現世と霊の世界の間にある世界」、これは「虚園(ウェコムンド)」と呼ばれています。

以上の世界に分かれています。

舞台は空座町、現世

「現世」の舞台は、「空座町(からくらちょう)」です。

漫画の作中では、東京にある普通の街となっています。
アニメ版では、神奈川県藤沢市の位置に存在しています。

この空座町の中に、

  • クロサキ医院
  • 空座一校
  • 裏原商店
  • 空座総合病院

などが存在します。

舞台は瀞霊廷や流魂街、霊の世界

「霊の世界」では、

  • 貴族や死神が住む瀞霊廷(せいれいてい)
  • その周辺に存在する、死者の魂が住む流魂街(るこんがい)

に分かれています。

瀞霊廷と流魂街には、「暮らし」や「待遇」に大きな差があるそうです。

虚(ホロウ)が潜んでいる、虚園(ウェコムンド)

「現世と霊の世界の間にある空間」は、「虚園(ウェコムンド)」と呼ばれています。
虚(ホロウ)は、普段はここに潜んでいるそうです。

この世界は、砂漠の様になっています。白い砂の砂漠の世界です。水は存在しないそうです。
この世界は常に夜で、月が現世とは反転して映っています。

この虚園の中には、虚夜宮(ラス・ノーチェス)という巨大な場所があります。
そこは、反逆の死神達や破面(アランカル、死神の能力を手に入れようとする虚)が潜む城となっています。

なお「BLEACH」の世界には、「地獄」も存在するようです。
なので世界は4つとすることが、正しいようです。
しかし「地獄」については、詳細は不明だそうです。

世界を示す言葉の読み方(発音)が、聞きなれない独特なものだと思います。
このような言葉も、「BLEACH」の世界観を表していると思います。

死神
死神・イメージ画像

「BLEACH」の登場人物

「BLEACH」の3つの世界を舞台にして活躍する登場人物を、ご紹介したいと思います。

「BLEACH」の主役、黒崎一護

週刊少年ジャンプの漫画「BLEACH」の主人公について、ご紹介したいと思います。

「BLEACH」主役の名前は、黒崎一護(くろさき いちご)です。

15歳の高校生で、空座第一高校(からくら いちこう)一年生という設定です。
身長は174cm、体重61kg。
誕生日は7月15日となっています。

黒崎一護の外見は、髪はオレンジ色、瞳は茶色です。

態度については、一見ぶっきらぼうで無愛想な態度を取ります。
しかし実際は義理深くて、優しい心を持っています。
兄として妹を守るという強い意志も持っています。

幼馴染として有沢竜貴、親友に茶渡がいます。
クラスメイトとして石田雨竜、井上織姫、小島水色、浅野啓吾などがいます。

強力な霊媒体質を持っている、黒崎一護の能力

物語において重要な能力としては、とても強力な霊媒体質を持っている点です。
虚(ホロウ、悪霊のこと)に襲われた時、朽木ルキアから死神の力を代行する、という能力を持っています。

死神の基本戦闘技術4つのうち「鬼」以外において、高い実力を身に付けていきます。

武器として、虚を退治できる刀を持っています。名前は「斬月」と言い、巨大な出刃包丁のような形をした刀です。

刀の技には「月牙天衝」という技があります。自らの霊力を刀に取り込ませて、刀先から超高密度の霊圧による攻撃を放つという技です。
斬月唯一、最強の技とされています。

また、一護の精神世界に存在する力により、さらに強い攻撃が出来るようになりました。
しかし、その力はまだ中途半端なもので、長い間は持続できない力のようです(2007年11月当時)。

「死神」として登場、朽木ルキア

「BLEACH」の主役は、黒崎一護という高校生の少年です。

そしてこの物語には、もう一人「準主役」とも言える人物が登場します。
朽木ルキアです。

「ルキア」とは、ラテン語の女性名で「光に由来する名前」だそうです。
イタリアシチリア生まれの聖女は、「聖ルキア」と呼ばれています。
日本でも漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターに、よく使われている名前のようです。

「死神」が所属する十三番隊に所属、朽木ルキア

「BLEACH」の朽木ルキアは、人間ではありません。「死神」として登場します。

しかし「BLEACH」における「死神」は、一般的な死神とは異なる設定となっています。
「BLEACH」のオリジナルな設定として、ストーリーの中心的な概念となっています。

ルキアは、その「死神」が所属する部隊の十三番隊に所属しています。
その部隊は、主人公・黒崎一護が住んでいる空座町を担当していたため、主人公の一護と出会う事になります。

ルキアの出身は、霊の世界の「戌吊(いぬづり)」です。
真央霊術院という場所に入った後、大貴族の朽木家の養子となります。その後、十三番隊に入隊します。

ルキアの技には

  • 「初の舞・月白(そめのまい・つきしろ)」
  • 「次の舞・白漣(つぎのまい・はくれん)」
  • 「参の舞・白刀(さんのまい・しらふね)」

などがあります。

冷静なところだけでなく可愛らしいところもあって、魅力あるキャラクターと言えます。

「クインシー」の生き残り、石田雨竜

石田雨竜は、黒崎一護のクラスメイトです。
実は彼は、絶滅したとされる「クインシー」の生き残りの一人です。

この「クインシー」とは、虚(ホロウ、悪霊の総称)と闘うために集まった人間の集団です。闘うための霊力を持っている人間たちです。

「死神」が自身の霊力を源として闘うことと異なり、「クインシー」は虚と闘うために色々な術を体得しています。

石田雨竜は、始めは死神を嫌っていました。過去に起きた「ある事件」において、師匠である祖父が亡くなった事が原因です。
しかし一護と接するうちに、一護たちの側にいるようになります。

大柄で怪力、茶渡泰虎

茶渡泰虎は一護のクラスメイトであり、中学時代からの親友です。
大柄で怪力という設定で、一護と一緒に行動する事により、その能力を開花させます。

あだ名はチャドです。日本人とメキシコ人のクォーターです。

「チャド」という名前は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズというロックバンドの一員「チャド・スミス」から、来たようです。
アメリカ合衆国出身のロックバンドです。

「BLEACH」のヒロイン、井上織姫

ヒロインと言える人物として、井上織姫がいます。
主人公のクラスメートである一護に、好意を寄せている女性です。

髪は胡桃色のロングで、性格では天然ボケなところがあります。
しかし、才色兼備というキャラクター設定になります。

一護の死神の力に触発されて、稀有な能力を発揮します。
兄の形見である花型のヘアピンを付けており、このヘアピンが触媒となり能力が開花しました。

井上織姫の他にも、一護の家族やクラスメート、護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)の各隊長などにも、女性キャラクターが登場します。

バトル漫画であり戦いのシーンに迫力がある作風ですが、女性キャラクターに華がある作品だと思います。