遊びながら形の認識を学べるパズルボックス

パズルボックスとは、箱の中にブロックを入れて遊ぶ知育玩具です。ブロックには、丸や三角、四角という形の物があります。

ニック社のパズルボックス

パズルボックス
パズルボックスのイメージ画像

パズルボックスで有名な物の一つに、ドイツのニック社が発売している「キーボックス」があります。

これは、一歳前後から遊べる知育玩具の一つです。パズルボックスのベストセラーと言われている物です。なお「キーボックス」は、ドイツ優良玩具審議会推薦玩具です。

この「キーボックス」は、縦横12センチ、高さ10センチの木製ボックスです。
その一面に、丸や三角、四角の三つの形の穴が開いています。そこに同じ形の木製のブロックをはめ込んで、遊ぶ物です。

3種類のパーツがあり、それぞれ緑色・黄色・赤色という色が付いています。よって形の認識色の識別を、同時に遊びながら学べます。
ブロックは、三つの形がそれぞれ3色ずつあって、全部で9個のセットになっています。材質は木製です(2009年当時)。

なお、子どもが「ブロックの形の違い」をわかるようになるまでは、一つの形に入れる時、他の穴を隠しておくと良いです。

カギが付いている扉

パズルボックスである「キーボックス」の特長は、はめ込んだパーツを取り出す扉にカギが付いている点です。ブロックをはめ込む「パズル遊び」が終わったら、カギを開けて扉を開き、中からブロックを取り出します。

そして再び扉を閉めてカギを掛けて、「パズル遊び」を始めることができます。このように繰り返して、遊ぶことができます。

この「一連の遊び」は、「単純な動作の繰り返し」のように思えるかもしれません。しかし子どもにとっては、「好奇心を刺激する遊び」のようです。飽きずに何度も遊んでいることが多いです。

なお最初の頃は、子どもはカギを上手に開けたり閉めたりできないかもしれません。でも扉を開けた状態で、積み木として遊べます。