線路をクルクル走る鉄道模型

鉄道模型の各商品

鉄道模型の「それぞれの商品」を大まかに分類すると、線路車両建物に分けられます。そして「Nゲージ」の場合では、各メーカーの車両には互換性があります。なので、あるメーカーの線路上に、別のメーカーの車両を走行させることも可能と言えます。

ただし線路については、メーカーが違うと繋がらないようです。線路の有名なブランドと言えば、トミーテックの「TOMIX」、そして関水金属の「KATO」があります。TOMIXの線路とKATOの線路は、基本的に繋げることはできません。もしも両メーカーの線路を購入するなら、事前に知っておきましょう。

建物については、実に様々な物が販売されています。信号機やガードレール、電柱、家、お店、ビルそして木や森など色々あります。これら建物を揃えれば、思い通りの情景を再現できると思います。

線路の円周

鉄道模型鉄道模型の線路の基本は、円周を作ることです。この線路の円周の事を、「エンドレス」と呼びます。グルグルとずっと走行し続けることができる線路です。
線路を作ったら、あとは線路とパワーパックを繋ぎ、パワーパックのプラグをコンセントに差し込めば準備完了です。

なお、一つのパワーパックでコントロールできる車両は1編成です。つまり2編成の車両を走行させたい場合は、2個のパワーパックが必要になります。
そして一つの線路上に2編成置いた場合、どちらの車両も同じ動きになります。つまり、同時に動き出して、同時に止まるということです。

以上のような制約がありますが、ある程度思い通りに車両を走行させる事ができる、と思います。思う存分、楽しんでください。

パワーパック

パワーパックとは、鉄道模型の車両を走行させるために必要な電源です。家庭用の100V交流電気から、電気を取り出すために使う物です。
その出力電流には、「違い」があります。電流が大きければ大きいほど、車両が使用できる電気量は大きくなります。編成の長い車両を走行させる際、電流の容量が小さいパワーパックでは、満足に走らせることができないという場合があります。

その販売価格にも、「違い」があります。1000円くらいの物から数万円の物まであります。高額なパワーパックの場合、ハンドル操作ができたり、警笛を鳴らすことができたりと、高価な分だけ機能が豊富となっています。