室内で火を使わない事など、オール電化のメリット

電気代を節約できる可能性

オール電化では、深夜電力を活用できます。夜間の電気代が低めに設定されている電気料金プランがあります。このようなプランを活用すれば、家計に優しいです。※2007年当時。

なお、深夜料金が「お得な電気ブラン」は、夜間や朝晩の電気料金は割安ですが、昼間の電気料金が割高になっていることが多いです。
電気代を節約したいなら、電気ブランにライフスタイルを合わせる必要があるでしょう。電力を用いて料理を作ったり、お湯を沸かしたりする場合、料金の安い時間帯に行なうようにしましょう。

ですが実際のところ、昼間に仕事に行っている家庭なら、そんなに意識する必要はないでしょう。なぜなら昼間に自宅にいないため、多くの電力を使う事はないからです。

エコキュート

空気で「お湯」を沸かすという電気給湯システムを、ご存知でしょうか? エコキュートと呼ばれている物です。太陽光発電と同じくらい話題になっているシステムです。
このシステムは、従来のエアコンなどで利用されていたヒートポンプ技術を使っています。ヒートポンプ技術を、給湯機に応用したと言えます。空気を圧縮すると、熱が発生します。エコキュートでは、この熱を利用して「お湯」を沸かします。

空気の熱を利用するエコキュートでは、電気エネルギーの消費を3分の1に減らせるそうです(2007年当時)。つまり、節電できる事になります。今後ますます技術が進むと、さらに省エネになると予想されています。

太陽光発電

節約と言えば、オール電化にして、さらに太陽光発電システムを導入することで、もっと光熱費を節約できると言われています。日照時間は、地域によって差はあります。ですが興味ある方は「どれだけ節約できる」のか、見積もりしてみましょう。

近年では、太陽光発電システムの専門店も登場しています。価格の安さ、長期間の無料定期点検というサービスを提供している店舗もあります。一昔前と比べて、快適に太陽光発電システムを利用できるようになってきています。※2007年当時。

火災の危険性を減らせる事

住宅をオール電化にすると、火を使う事がなくなります。そのため、室内の空気が汚れないというメリットがあります。
そして室内で火を使わない事は、火災やガス漏れ事故の危険性を「かなり低く」できます。「お年寄り」や「子どもさん」にとっても、オール電化のほうが安全と言えるでしょう。

火を燃やさない暖房器具・エアコン

オール電化された住宅では、夏の季節も冬の季節も電気製品による冷暖房を行なうことになります。
冬の暖房器具と言ったら、石油ストーブなどがあります。ですが石油を使わずに、電気を用いる暖房器具なら火を燃やさないため、安全性があると言えます。そして空気を汚さずに済みます。

石油ストーブでは火で燃料を燃やすため、火災の危険性があると言えます。そして燃焼することで、空気が汚れてしまいます。よって、こまめに換気を行なう必要があります。

エアコン

電気式の暖房機で最も使われているのは、エアコンだと思います。
エアコンは毎年進歩しており、床付近と天井付近の温度差を減らすように改善されている物も登場しています。部屋全体を暖められる暖房器具として、エアコンは「ますます使われてゆく」と予想されます。

ただしエアコンを始めとする電気式の暖房機では、部屋の空気が乾燥しやすいと言われています。乾燥しすぎると喉や肌などに良くありません。なのでエアコンとともに、加湿器も使うと良いでしょう。