安全な家具を選んで、過ごしやすい子供部屋にしましょう

子供にとって安全な家具

特に子供部屋のインテリア家具を選ぶ時は、大人から見てデザインが良いからと選ぶのではなくて、子供にとっての安全を考えて選ぶ必要があります。

安全性を確認したら、長く使える物を選びましょう。ベッドなどの大きな家具を、何度も買い替えることは少ないと思うからです。なのでデザインにおいて飽きがこない物、シンプルで丈夫な物を選ぶと良いでしょう。

机や椅子などは、子供の成長に合わせて「高さ」を調節できる物が良いです。
「たんす」については、どんどん持ち物が増えてゆくことを考えて、容量に余裕がある物を選びましょう。
あと、家具に使用されている接着剤などにも注意して、子供の健康に悪い影響を与えない家具を見つけましょう。

安全性を判断する指標・SGマーク

子供部屋のインテリア家具を選ぶ際、まずデサイン(見た目)で選んでしまいそうです。しかし、家具の安全性も大切です。安全性を判断する指標の一つに、家具に付いているSGマークがあります。

SGマークとは、製品を選ぶ際、安全性の目安となるマークです。

(財)製品安全協会が製品の安全性の基準を作成して、その基準に合格した製品には、このマークが付いています。
万が一、このマークが付いている製品の欠陥によって事故が起こった場合、被害者1人当たり、最高1億円の賠償があります(2008年当時)。

SGマークには、品目によって様々な認定基準があります。
例えば乳幼児用品では、乳幼児用ベッド・歩行器・乳幼児椅子・すべり台などに認定基準があります。
家具・家庭用品では、育児用たんす・二段ベッドなどに認定基準があります。

SGマークは、それが付いている製品の安全性の目安となります。しかし、マークを見て終わりではなくて、使用する側も説明書をしっかり読むことが大切となります。

過ごしやすい子供部屋にしましょう

子供用家具子供部屋の家具については、我が家に合う物を選びましょう。
例えば簡単な図面を描いて、家具のレイアウトを考えることも方法の一つです。
子供が安全に動きやすくて、採光についても考えるなど、より過ごしやすくなるように考えましょう。そして、明るくて健康的な部屋になるように心掛けてください。

また、地震などの災害時のことも考えておきましょう。ベッドの上に物が落ちてこないように、家具が倒れてこないように、それぞれの家具の置き場所をよく検討しましょう。