羽毛布団を清潔に保つ方法

陰干し

羽毛布団においては、それほど頻繁に干す必要はないそうです。羽毛布団を干す場合は、陰干しするだけで、充分だそうです。陰干しなので、ベランダで干す必要はありません。「風通し」が良い部屋の中で干せば良いです。

陰干ししている際、羽毛布団を激しく叩く事をやめましょう。ホコリを叩き落としたいと、つい思ってしまうかもしれません。しかし布団の生地が傷んでしまい、羽毛が中から飛び出して来ます。叩く事で羽毛が傷んでしまって、弾力もなくなってしまいます。

もしもホコリを取り除きたいなら、掃除機で吸い取ってしまうほうが良いです。羽毛布団の取り扱いは、そうっと優しく扱うようにしてください。

洗濯

羽毛布団に布団カバーを付けていても、やはり汚れてゆきます。布団の外側だけでなくて、ダウンが詰まっている内側も、汗がしみ込んでいたりホコリが溜まっていたりします。
汗だけではなくて、個人の体臭も布団についてしまいます。あるいは、その日の夜に食べた物のニオイが身体から布団のほうに染みついてしまう、ということもあるでしょう。

その他のニオイには、普段使っている石鹸の匂いや、香水、オーデコロンの匂い、煙草を吸う方なら煙草のニオイなどが、布団に染みついてしまいます。以上のような、体にまとわりついている日常生活のニオイが、「汗臭さ」とともに布団についてしまいます。

布団に「汚れ」が溜まってゆくと、汚いだけではなくて布団の機能性も低下してゆきます。いつまでも快適に羽毛布団を使うために、定期的に洗濯する必要があります。

羽毛布団の丸洗い最近では、水洗い可能な羽毛布団も多数あります。自分で洗う場合は、浴槽などで洗うと良いでしょう。
ですが水洗い可能と言っても、それなりに高級な羽毛布団の場合は、専門店に洗濯を依頼するほうが良いです。実際のところ、「布団の丸洗い」は専門店に任せたほうが手間が省けて、その「仕上がり」も確かです。

コインランドリー

例えば普段着の洗濯で、コインランドリーを利用している方がいるでしょう。近年では普段着と同じように、コインランドリーで羽毛布団を洗濯できるそうです。このようなコインランドリーなら、丸洗い可(水洗い可)という布団をしっかりと洗える、と思います。

さらにコインランドリーでは、乾燥もできます。よって自宅で布団を丸洗いするよりも、お手軽に洗えると思います。

コインランドリーについては、近所でよく見かけます。個人的な話になりますが、行きつけのショッピングモールに向かう際、その道なりに2件のコインランドリーを見かけます。コンビニの店舗と同じくらい見かけるとは言えないけれど、色んな所にコインランドリーがあるような気がします。
羽毛布団を洗濯するための場所として、コインランドリーに注目してみましょう。

ニオイを軽減できる丸洗い

布団は日々使う物です。なので使っているうちに、どうしても色んなニオイが染みつきます。
ニオイと言ったら羽毛布団の場合、新品で未使用なのに臭うという事がたまにあります。特に動物っぽいニオイがするなら、羽毛の脂のニオイでしょう。特に「フェザー(羽根)タイプ」の羽毛布団では、そんな動物臭が漂って来ることが多いと聞きます。そしてダウンが100%の物であっても、品質がイマイチな物だと臭って来る場合があります。

多くの場合、使ってゆくにつれて、そのようなニオイは薄まってゆきます。ほとんど気にならなくなり、何の問題もなく使い続けられるという事です。
ですが人によっては、動物っぽいニオイがどうしても我慢できない場合も出て来るそうです。そんな時はニオイを薄めるために、布用の消臭剤を使ったり、羽毛布団の丸洗いをしてみましょう。ある程度、臭わなくできると思います。

布団カバーの使用

いつまでも「布団の良さ」を保つためにも、布団カバーをぜひ使いたいです。なぜなら、「ホコリ」や「汚れ」などから布団を守れて布団の生地が傷むのも防げるからです。

布団カバーを選ぶ際、普通は柄や色で選ぶ事が多いでしょう。布団カバーは、部屋のインテリアと合わせたほうが「見栄え」が良いからです。ある程度の品質が保たれている布団カバーなら、そのような選び方で良い、と思います。自分が気に入った物を選ぶと良いです。

ちなみに布団カバーの中には、羽毛布団専用の布団カバーという物もあるそうです。通常のカバーと比べて、とても軽くて柔らかく作られているそうです。もしも羽毛布団を使っているなら、このような専用のカバーを使うと良いです。