犯罪防止のため、公共施設の防犯カメラ

犯罪防止の重要性

防犯カメラ残念なことですが、新聞やテレビのニュースで事件が毎日報道されています。そんな状況において、社会を「より安全」にするためには犯罪を防止することが大切です。

例えば「万引き」などの犯罪を防止するために、スーパーやデパートなどでは、防犯カメラが設置されたり、警備員・保安員が配置されたりしています。

特に防犯カメラを見かける店と言えば、コンビニだと思います。スーパーやデパートと比べて小さな店舗なのに、多数のカメラが設置されています。設置場所も、入り口やレジを始め、陳列棚や駐車場など、あらゆる場所を監視できる位置に付いています。
その目的は当然、「万引き」の防止でしょう。そして万引き以外の犯罪を抑制する効果も期待している、と思います。

以上のように現代では、防犯カメラは必要不可欠な物になってきています。
設置場所は店舗を始め、駅や道路、マンションや住宅など、様々な所があります。
その用途は犯罪予防、不審者や侵入者の監視、駅では乗降状況の確認、道路では災害の監視など、様々な目的で使われています。

その他には、高速道路に取り付けられている「自動速度違反取締装置」「自動車ナンバー自動読取装置」も、防犯カメラと言えます。これらは、「計測・記録カメラ」と言われる防犯カメラだそうです。

防犯カメラが設置されている危険な公共施設

犯罪が起きやすい場所と指摘されている所に、駐車場駐輪場があります。この場所で「車上狙い」や「凶悪な犯罪」などが、多数発生しています。そういう状況なので、駐車場の防犯対策の必要性が指摘されて、多くの駐車場で防犯カメラや照明が設置されるようになりました。
ですが依然として危険な場所と言えるので、子供などはむやみに近づかないほうが良いでしょう。

危険な場所と言うと、エレベーター公衆トイレも犯罪が多い場所と言われています。子供や女性は、エレベーターに乗る時は知らない人と2人きりにならないように気をつけましょう。

他には、木や建物があって見通しの悪い公園、「路上駐車」や「落書き」の多い公園は、犯罪が起きやすい場所です。公園は楽しいイメージがある場所ですが、注意が必要な公園もあります。

学校

子供達にとって安全な場所であってほしい学校ですが、犯罪が発生しています。学校は敷地が広くて死角が多いので、不審者に侵入されても「わからない」という問題点があります。

その問題点を解決するために、死角になる場所に防犯カメラを設置するという学校も増えているようです。防犯カメラの映像については、職員室にあるモニターで見る事ができます。先生が、来校者をチェックできる事になります。
先生がチェックするだけで安全と言えるかどうかは、わかりません。ですが、常に監視しているという事は犯罪を防ぐ事に繋がる、と言えるでしょう。

自治体によっては、市内の小中学校全てに防犯カメラを設置したところもあると聞きます。子供達の安全を守るために、地域の団体や住民が一体となって対策を実施する事が求められています。

病院

個人情報の一つに、病院の書類があります。例えばカルテは、個人情報が満載です。
カルテを守るために、カルテが保管されている事務所を始め、病院の玄関や通路などに防犯カメラを設置する必要があるでしょう。

個人病院のような夜間になると人がいなくなる病院では、インターネットを活用して、院長の自宅で病院の状況を確認できるシステムを導入すると、良いでしょう。

郵便受け

過去に、オフィスビルの集合郵便受けから請求書が盗まれるという事件がありました。泥棒が「なぜ請求書を盗んだか?」と言うと、代金振込先を改ざんして自分に対して代金を振り込ませるためです。

この事件の犯人は代金振込先を改ざんして、その後「郵便受けに戻す」という事を行なっていました。請求書の改ざん方法は、振込先金融機関名と口座名義、口座番号の上にシールを貼る方法です。訂正印まで押してあったそうなので、騙されて犯人の口座に「お金」を振り込んでしまった会社があった、という事です。

これと同じ事件は、一般家庭の郵便受けでも起きる可能性があります。請求書泥棒を特定するには、防犯カメラを設置しておき、不審な人物を録画しておく必要があるでしょう。
郵便物の防犯にも気をつけるようにしましょう。

郵便物の個人情報を守る事

よくパソコン内の個人情報を守りましょうと言われていますが、パソコンに限った話ではありません。郵便物についても個人情報を守る必要がある、と言われています。

郵便物には、口座番号などの個人情報が記載されていることがあります。悪人に知られてしまったら、どのように悪用されるか、わかりません。
家族においても、郵便物を勝手に見てトラブルになってしまいます。まして他人に郵便物を見られることは、不愉快であり不安になるでしょう。

このような事態を防ぐためには、郵便ポストに鍵を掛けたり、敷地内に不審者が入らないように防犯カメラを取り付けたりする、と良いでしょう。