自分が好きな曲を選ぶ事、ピアノ練習用楽譜の選び方

音楽を記号化したもの・楽譜

楽譜とは、音楽を記録するために符号や演奏記号などを用いて記号化したものです。別の呼び方としては、「譜面」や「譜」とも呼ばれています。

使われている記号の事を、五線譜記号と言います。その見た目はグラフのようで、音高(おんこう)軸と時間軸を使ったグラフのようなものです。そこには音符や休符、音部(おんぶ)記号や拍子、調号や臨時記号などが書かれています。

一般的に楽譜と言ったら、西洋音楽発祥のものを意味します。ですが世界中の音楽には、様々な楽譜が存在しています。例としては、ピアノ用やボーカル用のもの、管弦楽や吹奏楽用のものがあります。

なお楽譜には、演奏する際に役立つヒントを記す事ができます。楽譜を使う事で、演奏に関するヒントを視覚的に把握できます。

原典版

趣味で気ままにピアノを弾いている人も、専門的にピアノを演奏している人も、「楽譜選び」はとても大切と言えます。楽譜のちょっとした事を知っておくと、希望のものを選べると思います。以下のようなポイントを知っておきましょう。

楽譜には、原典版と校訂版、または実用版と標準版というものがあります。
例えば原典版とは、当時に作曲者が作曲したままの楽譜を意味しています(ですが実際のところ、加筆修正されている楽譜もあるようです)。

この原典版では、作曲者を尊重しています。なので出版社や研究者たちが意見したデュナーミク(音量の強弱表現)を、書き入れることはできない楽譜とされています。
なお、「指使い」については、作曲者が書いたものを書き残しています。

ピアノ練習用楽譜の選び方

ピアノ練習用楽譜ピアノの初級者が練習する際、興味ある曲慣れ親しんでいる曲の楽譜を使って練習するほうが続けられる、という意見があります。

初級者の定番は古典の曲、だから古典から練習する。以前では、確かにそう言われていました。ですが、古典の曲は「つまらない」と感じてしまう方も多いようです。
続けるためには、CMの曲やアニメの曲などの楽譜も、積極的に使用しましょう。

ピアノ初心者の定番の教則本として、バイエルがありました。以前は積極的に、バイエルが使用されていました。
しかし現在では、バイエルは欠点が多いという指摘があったり、その他にも良い教材が登場してきました。なので、バイエルはあまり使われていないようです。教則本についても初心者だからと言って、バイエルだけに固執する必要はありません。

楽譜の難易度表

楽譜を選ぶ際、その曲の難易度が気になる事も多いと思います。楽譜の難易度については、楽譜出版社が出している楽譜の難易度表を見れば、おおよそわかります。ですが、「個人の感覚」と「その難易度表」がマッチしていない場合も多い、と聞きます。

また、楽譜の出版社によって、難易度表に「違い」があるそうです。同じ曲なのに、難易度が違っている場合があります。なので複数の難易度表を参考にして、その曲の「難しさ」を判断する必要もあります。

ピアノの素人や初心者の場合、楽譜を見ただけで「難しさ」を判断する事は、なかなか出来ないと言えます。やはりピアノの熟練者にならないと、自分のレベルにマッチする難易度の曲をすぐに見つけられないと言えます。
そういう状況より、結局は難易度表を参考にする事になるでしょう