株式投資する際、証券会社の選び方
株式投資の証券会社については、基本的に規模で分けます。
大企業と中小企業で分けるような形です。例えば大手証券会社と、それ以外の証券会社という形です。
大手の証券会社は、安心と信用が高いです。そのため、年々そのシェアを増やしているようです。
証券会社が提供するサービスについては、古いサービスのままという会社もあるようです。
情報ツールが古いままだったり、オンライン取引を扱っていなかったり、という会社もあるようです。
株式投資において、証券会社を選ぶことは意外と迷うことだと思います。
自分の希望に合う証券会社を、ぜひ見つけましょう。
ネット専業の証券会社
初めて株取引をする方は、オンライン取引をしたいという人が多いようです。
そういう人は、まずネット専業の中で有名な証券会社を選んでみてはどうでしょうか。
または、大手でオンライン取引を扱っている会社でも良いと思います。
もしも情報ツールに関して最新のツールを提供している会社が良いなら、ネット専業の証券会社が良いでしょう。インターネットが普及してから登場した会社なので、基本的に取り扱っている情報ツールは最新のもの、という事例が多いからです。
手数料についても、安い会社が多いです。
しかしその一方で、今後潰れる可能性がある「ネット専業の証券会社」も存在しています。「良いところ」と「悪いところ」がある、というのが現状でしょう。
堅牢なセキュリティの証券会社
万が一、証券会社が倒産すると、全ての資金がなくなります。そういう「怖さ」を認識しておく必要があります。
よって資産に対するセキュリティが、しっかりしている証券会社を選びましょう。
多くの証券会社では、信託保全(信託分別管理)という方式を採用しています。
これは、「顧客の資産」と「会社の資産」を区分けして管理する方式です。
この信託保全を実施している会社は、例え自社の資金が無くなり破綻しても、顧客の資金はそのまま残ります。顧客の資金を払い戻せるシステムとなっています。
つまり証券会社が潰れても、顧客の「お金」は戻ってきます。
以上のように、もしもの場合に備えて対策している証券会社を選ぶようにしましょう。
余談ですが、以前にNHKのドキュメント番組で、とある証券会社が破綻して、その会社に口座を開設していた人の「お金」が返ってこなくなった、というニュースがありました。
現実に、証券会社に預けていた資金がゼロになってしまう事が起きたようです。
株式投資をしていく中で、買った株の会社が倒産して、その株が白紙同然になるという事は稀にあります。
それに加えて、証券会社の破綻で口座の資金を失ってしまうなんてことになると、耐えられません。
顧客の資産をしっかりと管理している証券会社を、ぜひ選んでください。