主な方法は4つ、医療事務資格の取り方

医療事務の資格を、取ったほうがいい?

医療事務の仕事をしたいと考えている方が、まず思う事は、

「医療事務の資格を、取ったほうがいいの?」
 

という事だと思います。

確かに資格を持っていれば就職にも有利であり、現場で抵抗なく業務に入れることでしょう。
しかし医療事務は、資格がなくても働ける仕事です。
先程の質問「資格を、取ったほうがいいの?」に対する答えとしては、

「良い・悪いということは、ありません。先に仕事を始めて、後から資格を取っても良いです」
 

という答えがある、と言えます。

実際のところ、医療事務の仕事に就いたけれど、やはり勉強して知識を得たいとか、資格を取ってから就職先を見つけたいなど、人によって考え方は色々あると思います。
現場で知識を得ながら勉強して資格を取っている方たちも、たくさんいるそうです。
まずは医療事務の職場で、自分が興味を持った事・詳しく知りたいと思う内容を見つけてから資格を取るという「やり方」も、一つの方法だと思います。

資格の名称

ところで「医療事務」という資格を調べたいと思って探してみた場合、その名称の資格が見つからないと思います。どうしてでしょうか?

実は、医療事務の資格は様々な種類に分かれており、その資格の名称もいくつかあります。なぜなら医療事務は国家試験ではなくて、民間が主催している試験だからです。
よって、あなたが受けたいと思っている講座や学校によって、資格の名称・試験内容が違っています

医療事務の資格を取りたいと思ったら、まずは自分が取りたい専門職の講座はどれか?考えましょう。そして数ある講座や教室の中から、自分に合うと思うものを選ぶと良いです。
カリキュラムの課程を修了すると、その民間主催の「検定試験」を受けることができます。こうして、希望する資格を取得できることになります。

医療事務において唯一、厚生省が認定している試験があります。これは「認定試験」と呼ばれているもので「診療報酬請求事務能力認定試験」です(2007年当時)。
これは、検定試験と違うものです。この認定試験は、検定試験を受けていなくても受けられます。しかし難易度が高くて、専門知識が必要なため、まずは興味がある講座などを勉強してから、受験するほうが良いでしょう。

医療事務の資格は、数が多いことでも有名です。どのような資格を取得すべきか?事前に考えておきましょう。そして、現在の自分のライフスタイルに合う勉強方法を選んで、資格取得を目指してください。

医療事務の資格の取り方

資格の勉強をする女性医療事務の資格を取る方法は、いくつかあります。主な方法として、独学通学講座通信教育そして専門学校の4つがあります。
それぞれの方法について、主に「費用と期間の違い」について見ていきましょう。

最も費用を安く済ませようと思ったら、独学になるでしょう。
ですが、これは専門的な知識がないと、かなり難しいと言えます。また、期限が決められていないので、自力で資格を取得するまでに「どれほどの期間」が掛かるのか?予想しにくいです。

近くに資格の取得をサポートする教室があるなら、通学講座を受講できます。
通学講座に掛かる費用は、およそ6万から10万円ぐらいと言われたりしています。
先生がいるので、わからない事をすぐに教えてもらえます。カリキュラムを学ぶ期限も決められているので、独学のように資格取得までの時間がわからない、ということもありません。
一般的に言えば、資格の取得には長くても半年といったところです。

だけど近くに教室がなかったり、子供がいて外に出られない方もいるでしょう。そのような方には、通信講座が良いです。
通信講座では、自分でスケジュール管理をする必要がありますが、自分の好きな時間に、学習できます。もちろんサポート体制もあるので、わからない事も教えてもらえます。
費用についても、通学講座よりも少し安くなります。

もしも学生の方で、将来、医療事務の仕事で働きたいと思っている方は、専門学校や短大に行くのも方法の一つです。
学校では、1年から3年まで、時間を掛けて医療事務を勉強できます。もちろん事務だけではなくて、医療に関する専門知識も勉強できます。なので、就職には大変有利でしょう。
ただし費用は、高額です。

医療事務資格の独学

参考書例えば書店で医療事務の本を探すと、医療事務の「過去の問題集」や「参考書」を見つけることができます。
多少の経験があったり、基礎知識がある方なら、参考書などを使って独学で資格試験の勉強を行なえるでしょう。
しかし医療事務を経験したことがない人では、専門的な単語が載っている参考書などを読んでも、よくわからないでしょう。

あと、独学の場合、最新の試験の情報(試験の傾向と対策)を手に入れにくいです。自分から調べる必要があります。制度や点数に改定された部分はないか?など、情報収集する必要があります。

医療事務の通信講座

独学の方法の一つに、通信講座を受講するという方法があります。
通信講座では、自分の好きな時間に勉強できます。これが最大のメリットです。例えば通学講座のように開始日が決められていないので、好きな時に始められます。

しかし、例えば医療事務の仕事をしながらだと、なかなか勉強をする時間を取れないかもしれません。もしも期限内に講座を修了できないと、それまで学習した事は無駄になってしまうかも?と不安になる方もいるでしょう。

そのような方のために通信講座では、講座の有効期限や延長可能期間というものを設けているようです。ですが延長できるからといって、長い間ダラダラと勉強していたら、そのうち「やる気」がなくなってしまうかもしれません。延長する場合も、きちんとしたスケジュールを立てるほうが良いです。

通信講座で資格を取得するには、独りで頑張れる強い意志が必要です。そして、講座内容が自分に合っていることも大事です。多くの講座では、事前に教材などの無料サンプルをもらえたりします。まずはサンプルを取り寄せて、ここなら頑張れるという講座を見つけてください。

通学講座

なるべく短期間で医療事務の資格を取りたいと思っている方は、通学講座を検討しましょう。
通学講座の最大のメリットは、しっかりと教えてくれる先生がいるということです。
さらにカリキュラムもしっかりと作られているので、資格取得のためのポイントを押さえた勉強ができます。
また、受講する時間帯は昼間だけではなくて、休日や夜間など、自分が通える時間帯を選べます。

また、通学講座では、医療事務をやりたいという「同じ目標を持った人たち」が、集まります。なので、一緒に励まし合って勉強できます。独りじゃないと思ったら、頑張れそうな気がすると思います。こういうところも、魅力の一つです。

どのような通学講座があるのか?については、広告や雑誌、インターネットなどでわかります。気になる通学講座を見つけたら、資料を請求してみましょう。

通学講座の資料を見ると、それぞれに色々なサービスを提供していることがわかります。

  • わからない部分を、ビデオで繰り返し学習できる講座
  • メールや電話・FAXで、質問に答えてくれる講座
  • シミュレーション授業をしてくれる講座

など、様々なサービスを提供しています。いくつかの資料を取り寄せて、比較してみましょう。

もしも無料体験や見学をできるようなら、実際に足を運んでみるのも良いです。実際に授業の様子を見てみると、想像とは違っていた、なんて事もわかるかもしれません。

専門学校・短大

専門学校などの一番のメリットは、その「就職率の高さ」でしょう。
1年から3年までの間、しっかりと勉強できるので、いくつかの資格を取れます。医療事務の資格を始め、頑張り次第ではパソコン技能検定・秘書技能検定・日商簿記など、様々な資格を取れます。就職にも有利だと思います。
さらに、医療現場での実習授業を取り入れているので、卒業後に「どの医療事務の職種」に就きたいか?判断できます。

ところで、専門学校や短大は高校卒業後の進路だから、若い人ばかりじゃないの?と思うかも知れません。
しかし最近では、資格を取って転職しようとする社会人の姿も多く見られるそうです。そのために、学校によっては夜間コースなどを設けているところもあります。若い学生に混じって勉強すれば、「気持ち」も若々しくなれそうです。
だけどちょっと気が引ける方は、夜間コースがある学校を選ぶと良いです。働きながら専門学校を目指す方にとっても、夜間コースは良いと思います。

もちろん、このような専門学校や短大を出たからといって、すぐに即戦力になれる訳ではありません。資格を持たなくても、長年勤めている先輩方には、到底及ばない事が多いでしょう。
しかし学校在学中に学んだ知識は、無駄にならないと思います。通学しながら、医療事務の資格を取得しましょう。

じっくりと勉強しましょう

医療事務の仕事をするには、特に資格はいりません。だけど就職して働き始めると、覚えなくてはいけない事の「多さ」に悩まされます。
一応、毎日カルテを入力していれば、自然と頭の中に専門知識が入ってくるそうです。でもやっぱり、もっとしっかりと専門知識を覚えたほうが良いかも?と、思うようです。

このように、資格を持たずに働き始めた人の中には、自主的に医療事務の資格取得を目指す人がいるようです。
しかし仕事をしていては、資格の学校に通うのはなかなか難しいようです。そんな時は、通信講座を利用したりしましょう。教室が遠くて通学できない場合も、通信講座なら大丈夫です。
実務経験があるなら、割とすんなりと内容を理解できるそうです。資格の勉強が捗れば、医療事務の仕事も面白くなると思います。

ちなみに医療事務の資格の中でも、「医療秘書技能検定試験」や「診療報酬請求事務能力検定試験」などは、テキストが多く販売されています。なので独学しやすいと思います。
過去の問題集などを購入して、試験合格を目指しましょう。

独りで勉強を進めるのは大変です。だけど強い意志を持って、焦らずに頑張ってください。

診療報酬点数表

ところで資格を取りたいと思っている方には、「診療報酬点数表」という本を「おすすめしたい」と思います。
なぜなら「どの医療機関」でも、この点数表に基づいて診療報酬を計算するからです。つまり「この本を読みこなせる力」が、必要だからです。
そして「診療報酬点数表」を読み取る力は、きっと資格試験にも役に立つと思います。