ニキビの予防に繋がる、角栓の取り方

角栓

皮脂毛穴とは、「おでこ」や「鼻」「顎(あご)」などの皮脂腺において、大きな部分にある毛穴です。皮脂毛穴が目立つのは、過剰な皮脂が原因です。

皮脂がたくさん分泌されると、

「肌の汚れ」や「角質」が皮脂と混ざり合い、毛穴を塞いでしまいます。
これが角栓と言われている物です。

角栓とは、皮脂腺から出てきた油と古くなった角質細胞が混ざった物です。毛穴の中にあります。
鼻の部分にできたポツポツを指で押すと、ムニューっと油の塊が出てきます。この出てきた油の塊が、角栓です。

ニキビの原因になる場合

角栓があるだけでは、炎症は起きません。ただし、ニキビの原因になってしまうこともあります。時間が経って酸化すると、「黒ずみ」や「ニキビ」の元になってしまいます。脂性肌や混合肌の場合、皮脂分泌が活発なので皮脂毛穴ができてしまう可能性が高いです。

この皮脂毛穴を防ぐためには、皮脂のバランスを整えて、毛穴を引き締める対策をする必要があります。
なお、「毛穴に詰まってしまった汚れ」を、無理やり指で押し出してはいけません。押し出すことで毛穴が広がってしまい、毛穴周辺の肌が傷むからです。

ですが、安全に角栓を取り除く事はニキビの予防に繋がる、と言えます。2日から3日に1回のペースで角栓を押し出して取り除く事で、ニキビの予防や毛穴を目立たなくできるそうです。

ただし自分で角栓を押し出すことは、皮膚を傷つけたり、ばい菌が毛穴に入ったりする可能性があります。一般的には、あんまり良くない事とされています。
もしも角栓部分が炎症している場合は、皮膚科医の診断を受けてください。セルフケアしないようにしましょう。

私は自己流で、角栓を取るためにしょっちゅうピーリングをしたのですが、お肌がいつの間にか傷んでしまいました。「期待外れ」の結果になったので、かなりがっかりしました。
やはり適切な「やり方」で、肌をいたわりつつ角栓を取ることが大事だと思いました。

角栓の取り方

指を使って出す

肌にダメージを与えずに安全に角栓を取りたいなら、まずは角栓を柔らかくしておく必要があります。普段から

化粧水や美容液をつけておく、入浴時に優しくマッサージするなどして、角栓を柔らかくしておく必要があります。

柔らかくなった角栓は、両指で角栓を押し出すように圧力をかければ押し出せると思います。コットンやガーゼを用いて(指にガーゼを巻きつけて)、角栓を押し出します。

クレンジングする

毎日、丁寧にクレンジングをすることは、角栓を予防することに効果があるでしょう。

洗顔している女性

肌に優しいクレンジング方法についてですが、クレンジング剤は多めに使うようにしましょう。少なすぎると、肌との摩擦が強くなり、余計な負担となります。

なお、クレンジングはオイル系よりも、クリームタイプまたは水性ジェルタイプのほうが、肌に負担を掛けません。

顔をクレンジングする時は、優しくマッサージするように滑らせていきます。顔の皮膚を動かさない程度に、なでるようにマッサージしてください。

順番については、肌の負担をなるべく少なくするために、皮膚が厚い「おでこ・眉間・鼻のTゾーン」から始めます。
次に「ほほ」や「顎」に進み、最後に皮膚が弱い部分、目元や口元を丁寧にマッサージします。