コンピューター端末の個人情報を守る方法

トラブル回避のため、個人情報を守りましょう

セキュリティ対策

しっかりとセキュリティ対策しましょう

住所が書かれている郵便物をシュレッダーにかける、パソコンを使う時、ウイルス対策ソフトを使用するなど、適切に対策する事によって、「個人情報の漏えい」を防げると思います。ちょっとした心掛けで、個人情報を守れます。

近年では、パソコンやスマートフォンというコンピューター端末から、個人情報が漏えいしたというニュースをよく聞きます。そして漏えいした個人情報がトラブルの元になった、と聞きます。
普段から、これらコンピューター端末でのセキュリティ対策を、意識しておきましょう。

複雑なパスワードを使う事

セキュリティー対策としてよく言われている事の一つに、推測されにくいパスワードを使う事という指摘があります。一般的に複雑なパスワード文字列を使うほうが、堅牢であり安全であると言えます。

ただし、難解で長いパスワードは暗記しにくいと思うので、使いにくいと思います。パスワードの文字列において、堅牢性と利便性の「どちらを優先させるか?」悩ましい問題です。

リスクが高い、短いパスワード

年々パソコンの計算力が向上していることより、パスワードは気休め程度にしかならないという指摘があります。
一例を言うと、「3文字のパスワードだと1秒以内、4文字のパスワードで1秒から16秒ほどで解析される」という指摘があります。

コンピューターの性能は今後も「ずっと向上して行く」ので、セキュリティの堅牢性は「ますます脅かされること」になるでしょう。

ワードプレスの不正ログイン

私が運営しているワードプレスを用いたウェブサイトに関する話になりますが、1日間で約2000回ほど、不正なログイン攻撃をされたことがありました。長くで複雑なパスワードにしておいて良かった、と思いました。
そして、「悪意あるログイン試行」をブロックするプラグインも有効にしておいて良かった、と思いました。

やはり不正ログインを試みる犯罪者は、いるようです。ウェブサイトを公開する際、悪者がいる前提で、セキュリティ対策するほうが手堅いでしょう。

ログインユーザーの使い分け

パソコン内の個人情報を守る際、ログインするユーザーを使い分けるほうが手堅いと思います。例えば、「管理者」と「制限付きユーザー」の2つの役割に分けてパソコンを使用するほうが、情報管理のトラブルを防ぎやすいと思います。

パソコンに詳しくない人がパソコンを使う際、「制限付きユーザー」でログインするほうが良いです。「制限付きユーザー」では、パソコンのセキュリティに関する重要な設定を変更できないからです。
家族みんなで1台のパソコンを利用する場合でも、パソコンに詳しい人だけが「管理者」としてログインできるようにしておきます。そうするほうが、各ユーザーの個人情報が保存されているパソコンにおいて、パソコン関連の各トラブルを防げると思います。

コンピューターウイルス対策

とても多くの人が、インターネットを利用しています。インターネットは、便利なサービスや楽しい娯楽を提供してくれるものです。しかし、その安全性が問題になっています。

ネット上には悪意あるコンピューターウイルスが、たくさん存在しています。万が一、ウイルスがパソコンに感染すると、パソコンの作動が不安定になったり、データが消去されたりします。そして

個人のデータ(デジタル写真やパスワードなど)が、ネット上に流出したりする可能性もあります。

セキュリティソフト

このようなネット上の脅威に対抗するソフトが、セキュリティソフトです。セキュリティソフトは、

コンピューターウイルスなどによってパソコンがダメージを受けないように、守ってくれます。
セキュリティ対策

セキュリティ対策・イメージ画像

セキュリティソフトには、たくさんの種類があります。それぞれのソフトによって、ウイルスの検出方法が異なります。
例えば「ヒューリスティック法」や「パターンマッチング法」などがあります。

「ヒューリスティック法」とは、コンピューター内部のデータを検査して、「不審な動き」をしているプログラムを脅威として検出する方法です。
「パターンマッチング法」とは、すでに発見されているウイルスの特徴をデータとして持ち、それとコンピューター内のプログラムを比較することで、脅威を検出する方法です。

また、パソコン内部のウイルスを検出することに特化したセキュリティソフトもあれば、外部からの侵入を防ぐためのソフトもあります。それら両方の機能を備えているソフトもあります。

その他にも、サーバー用のコンピューターに特化したセキュリティソフトなどもあり、その種類は様々です。自分のパソコンの使い方に合ったセキュリティソフトを、選びましょう。

信頼できるサイトに個人情報を送信する事

個人情報を守る際、サービスの利用にも気をつける必要があります。例えばインターネットを使ったサービスの一つに、一括見積りサービスがあります。それぞれの保険会社の「自動車保険の見積もり」を一括で出してくれるサービスがあったりします。

「見積もり」を出してもらうためには、インターネット上で個人情報を入力して送信することになります。そんな時、個人情報を送信して大丈夫だろうか?と、少し心配になると思います。信頼できるサイトなら、個人情報の保護をしていると思います。多くの場合で大丈夫でしょう。

信頼できるサイトの条件としては、セキュリティを保証しているマークがサイトに表示されている事があります。プライバシーマークなどがあると、信頼できるサイトと言えるでしょう。

他には、ウェブサイトが暗号化されている事があります。個人情報を入力するウェブサイトのアドレスが、「https」から始まっているなら、「SSL」という暗号化をしてデータ送信しています。個人情報が保護されていると判断する、一つの材料と言えます。
SSLの種類としては、「企業実在認証」や「EV認証」なら信頼できると思います。

ネット上で個人情報を公開しない事

あとSNSやブログなどで、

自分の個人情報を公開する事は、デメリットのほうが大きいでしょう。

一般人の場合、特にデメリットのほうが大きいでしょう。芸能人やスポーツ選手なら、知名度アップによる収入アップというメリットなどを期待できます。しかし無名の素人の場合、他人に「欠点探し」をされるだけでしょう。

ちなみにセキュリティソフトは、ユーザー本人が「自身の個人情報」をウェブ上に書き込む事を防げません。個人情報や日常生活の情報(日記など)を公開しても大丈夫かどうかは、最終的には本人が判断することになります。