品質の劣化を防ぐ「茶葉の保存方法」

品質が良いと言える茶葉

茶葉のタイプについては、「パック(袋)」「粉末」「茶葉」があります。「手軽さ」を重視するなら「パック」や「粉末」、味を重視するなら「茶葉」を選ぶ人が多いようです。それぞれの「好み」や「ライフスタイル」に合わせて、茶葉のタイプを選ぶことになります。

パックの「お茶」なら、お湯を入れるだけで簡単に出来ます。急須を用意する必要はありませんし、使い終わったらパックのまま捨てれば良いです。
ただしパックの茶葉は、普通の茶葉よりも品質が悪いという意見もあるようです。特に安過ぎる物は、品質に不安を感じるかもしれません。

粉末の「お茶」は、「湯呑み」に入れて「お湯」と混ぜるだけです。インスタントコーヒーのように、お茶を作れます。回転寿司の店で、粉末の抹茶を見たことがある人もいるでしょう。それほど味にこだわらないなら、便利なので良いでしょう。

茶葉を使う場合は、お茶を入れるのに急須(またはティーポット)が必要です。手間がかかりますが、茶葉は、ティーバッグの「お茶」よりも品質が良いと言えます。味にこだわるなら、やはり茶葉を使いたいです。

茶葉が劣化する原因

お茶の茶葉は、とても繊細な物です。よって保存している間、「温度」「湿度」「明るさ」「空気」からの影響を受けて劣化したりします。

「温度」が高い場所で茶葉を保存していると、茶葉の成分が酸化してしまいます。色が変わってしまうこともあります。
「湿度」が高い場所で茶葉を保存していると、茶葉が水分を含み、酸化してゆきます。よって味が落ちてしまいます。ちなみに茶葉は乾燥しているので、元々水分をほとんど含んでいません。
「明るさ」については、日光などが茶葉に当たると、茶葉の色が変わったり、茶葉から日光臭が発生したりします。
茶葉を「空気」にさらす、つまり酸素にさらしてしまうと、カテキンやビタミンCという「お茶の成分」が酸化してしまいます。よって茶葉の品質が劣化します。

これらの他にも、茶葉が劣化してしまう原因があると思います。ですがまずは、これらの点について気をつけてみましょう。そうすれば、美味しい「お茶」を飲めると思います。

茶葉の保存方法

茶葉容器以下に茶葉の保存方法について、ご紹介したいと思います。お茶は繊細な物です。なので、正しい方法で保存しましょう。

茶葉を密閉する事

密閉できる袋入れ物を準備します。その袋や入れ物に「お茶の茶葉」を入れて保存します。
なお、茶葉はニオイを吸収しやすい物です。なのでニオイが強い物の近くに、なるべく置かないようにしましょう。

酸素にさらさない事

茶葉が真空パックで販売されている場合、茶葉が空気に触れると品質が悪くなってしまいます。
開封後に保存する場合は、袋の中の空気をしっかりと抜きます。そして袋の口を、きちんと閉じます

乾燥している場所

茶葉を保存する場所については、乾燥している場所を選びます。その場所を除湿できるなら、そうしてください。そしてジップロックのような密閉された袋で、茶葉を保存します。
茶葉を劣化させる原因の一つは、空気中の湿度が茶葉に入っていくことです。茶葉を乾燥させた状態で保存するようにしましょう。

温度が低い場所

温度が高い場所で茶葉を保存すると、その成分が酸化してしまいます。そして茶葉の色が変わってしまいます。低温の場所で、茶葉を保存するようにしましょう。

暗い場所

光が当たらない暗い場所で保存します。日光が茶葉に当たっていると、品質が劣化してしまうからです。
または、光が透過しないような袋に茶葉を入れて保存しても良いです。