発音や文法から勉強する「英会話学習の始め方」

英会話学習の始め方

英会話を始めよう英会話を学びたいけど、何年も英語から遠ざかっていて、完全に忘れてしまった。なので、どこから勉強したらいいのか「さっぱりわからない」という人も多い、と思います。
こんな時、決して焦らないでください。ゆっくりと基礎から勉強していきましょう。

まずは基礎から、少しずつ勉強していくのが最も良いと思います。

基本となる発音や文法から、勉強を始めると良いです。

文法については、高校卒業レベルを理解できるようになれば大丈夫です。

文法ばかり勉強していても、退屈して挫折してしまうかもしれません。よって語彙力をアップさせるためにも、リーディングの練習もしてみましょう。
リーディングで使う本は、自分が興味を持って楽しく読める本を選びましょう。リーディング力を上達させることに繋がります。

会話例文の暗記

その他の学習の始め方として、

英語での会話の例文を、毎日少しずつでも覚えていく「やり方」があります。

最初は、1日当たり1つや2つの例文だけ暗記を試みる、というのでも良いです。
この「狙い」は、繰り返し暗記することで、頭が英語に慣れるようにすることです。
だから、全然覚えられないとか、覚えてもすぐに忘れてしまう、ということを気にしなくてもいいです。

毎日繰り返すことで、そのうちに覚えるコツがわかり、上達していくでしょう。
一通り発音と文法の学習が終わったら、会話例文を覚える量を少しずつ増やすようにしてください。

英会話例文を覚えるには市販の例文集を使っても良いし、英会話のメールマガジンを利用して勉強するのも一つの手です。
メールマガジンには、日常会話の例文などを載せたものが数多くあります。一度チェックしてみてください。きっと興味が湧いてくる英会話メールマガジンが、見つかると思います。
※近年では、英会話のスマートフォン・アプリのほうが、便利かもしれません。「殿堂入り」の英語のメールマガジンを調べたところ、休刊しているものが目立ちました(2017年当時)。

英文法の学習法

英会話を学ぶ場合、文法を投げ出す訳にはいきません。文法は、単語をどうやって組み合わせれば言葉になるのか、ということを教えてくれる必要不可欠なものです。だから文法を知っていて、始めて正確な言葉になります。

だけど、これから文法を勉強するとなると、少し面倒だと思われるかもしれません。しかし、そんなに難しいことではありません。
会話で必要となる、最低限の文法の知識を学ぶ場合、中・高校生用の参考書で充分です。
このような参考書を手に入れて、最初から1ページずつ進めていけば、必要な文法を順序良く学べるようになっています。

文法を覚えるためには、参考書は1冊で充分です。そして、その参考書を何度も繰り返して勉強することが、英会話において文法の上達に繋がります。

もしも自分だけで学習することに対して自信がなくて不安という人には、通信講座で勉強するのも良いでしょう。通信講座では、カリキュラムがしっかり組まれていたり、わからない部分を親切に教えてくれたりします。なので文法を学びたい人に、おすすめです。
また、通信講座だと、自分の都合に合わせて学習できるというメリットもあります。

もしも英語の試験対策を考えているなら、市販の英文法問題集を一冊解いてみましょう。文法の問題は、点数を稼げる問題と言えます。おそらく細かいミスがなければ、満点を狙える問題と言えます。
文法の問題では、例えば助動詞や仮定法過去完了などが出題されるでしょう。

おすすめできない英会話スクール

誰かに教えてもらいたいから、英会話スクールに通うことを考える人もいると思います。
しかし英会話スクールの場合、ほとんどが会話重視でしょう。文法をしっかり教えてくれるところは、少ないようです。なので文法を学びたい人には、英会話スクールをあまりおすすめできません。

英会話スクールで学ぶ際は、しっかりと文法を身につけてから、本格的に英会話を上達させるために通うほうが良いでしょう。
もしも、英会話スクールで文法を教えてもらいたいなら、事前に学習方針を問い合わせてみてください。

英会話の学習教材

一例になりますが、TOEICのスコアが900点という人でも、実際に英語で話そうとすれば、ネイティブの子供にもついていけないことがあるそうです。
ちょっとがっかりしてしまう話ですが、それはよくあることです。なぜならネイティブの子供たちは、生まれてからずっと英語と接して来たからです。

日本人の英語レベルというのは、ネイティブの幼児から小学生ぐらいのレベルと言えるかもしれません。もしそうなら、ネイティブの子供たちが使っている子供向けの教材で、英語を学ぶのも良いと思います。

教材は、大きく分けて二種類あります。
一つは、ネイティブの子供たちが、英語を学習するための教材です。
これらの教材によって、単語や文法などを学べます。この分野が苦手な人には、基本を学ぶのにとても役に立つでしょう。
もう一つは、ネイティブの子供が読む本や子供向けの映画・ドラマです。
これらは、語学を学習するために製作された訳ではありません。しかし子供向けにわかりやすくなっているなら、それと同じレベルの日本人にも理解できると思います。
子供向けに作られたものは、使用されている単語は簡単でわかりやすく、綺麗な発音ばかりです。なので、英会話を上達させる良い教材となるでしょう。

あと、まだ英語を習い始めたばかりの初心者には、日本の子供たちが使う英語の教材で、学習するのも良いです。
近年では、子供向けの教材が豊富にあります。子供向け教材は、とても簡単でわかりやすくて、子供たちが興味を持って学習できるように作られています。
英語初心者の大人にとっても、基本的なことを理解するのに最適な教材と言えます。