心も体も元気になるために、睡眠障害の改善策

睡眠障害の例

睡眠相後退症候群

睡眠障害の一つで、睡眠相後退症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん)と呼ばれているものがあります。これは毎日ちょっとずつ眠る時間がズレてゆき、結果的に昼と夜の生活が逆転してしまったりする症状です。夜更かしして朝寝坊を繰り返し、そのまま夜型の生活になってしまうような感じです。

睡眠の生活習慣が狂ってしまった場合、理想的な治し方は「早寝早起き」をすることです。そして太陽の光を1時間くらい浴びるようにすることです。ちなみに朝早い時間に太陽の光を浴びる事は、睡眠のリズムを調整することに繋がります。

ただし、睡眠のリズムが「かなり狂ってしまった人」は、本人の努力では修正できない可能性があります。昼間の日常生活を送れない、例えば学校や仕事にも行けなくなるという場合もあるそうです。そのような場合は睡眠の専門医に診てもらいましょう。専門医の指導の下で治療を行なえば完治できる、とされています。

過眠症

過眠症(ナルコレプシー)と言われている睡眠障害があります。主な症状として、昼間に強い眠気が突然やってきて、眠り込んでしまうという症状が見られます。眠ることが許されない場面、例えば試験の最中だったり取引先と商談中だったりという重要な場面でも、眠り込んでしまうようです。日中の眠気は、誰にでもあることです。しかし強烈な眠気が毎日続くような場合、過眠症を疑っても良いと思います。

この過眠症には、情動脱力発作という副症状があります。過眠症の人が笑ったり怒ったりした時、体に力が入らなくなったり、時には倒れ込んでしまったりするそうです。

過眠症になる原因は、まだはっきりとわかっていないそうです(2008年当時)。遺伝によるもの、環境から受けるストレスなどが原因の一つと予想されています。
過眠症に対する処置としては、夜に「ぐっすり眠る事」になります。睡眠外来の専門医と相談しつつ、夜に「ぐっすり眠れる事」を目指すことになります。

睡眠障害の悪い影響

もしも睡眠障害になってしまうと、日常生活においても様々な悪い影響が起こります。
睡眠障害の影響は、体や精神そして行動に現れてきます。

まず身体面への影響ですが、不眠によって体力の低下が心配されます。
なぜなら、寝ている間に蓄える必要があるエネルギーを、蓄えられないからです。

また、自律神経やホルモンのバランスが崩れてしまい、免疫力が低下してしまいます。
こうなると、他の様々な症状を引き起こしたり、持病が出やすくなることもあります。注意が必要です。

不安な女性

不安で眠れない女性のイメージ画像

次に、精神面に与える影響です。
睡眠が充分に取れないことで、「落ち着き」がなくなります。不安で「気持ち」が暗くなったり怒りやすくなったり、疲労を感じて無気力になったりなどの症状が、出てくる場合があります。

さらに吐き気を催したり片頭痛が起きたり、食欲が低下する場合もあります。

行動への影響としては、判断力や注意力が低下してしまい、失敗をしやすくなります
作業する時間や手間が、必要以上に掛かってしまいます。仕事上のミスも多くなるでしょう。
睡眠障害の影響で事故を起こす率が高くなり、交通事故を起こしてしまうこともあります。大変に注意が必要です。

このように、睡眠障害は多くの事に影響を与えます。
自分が睡眠障害かも?と思ったら、すぐに病院で相談することが大切です。

睡眠障害の改善策

まずは、医者に相談することが良い対処法だと思います。
その他、日常の生活で気をつける点を書いてみたいと思います。

太陽光を浴びる事

朝、太陽の光を浴びるようにしましょう。
夜に「寝付き」を良くするためには、朝たっぷりと太陽の光を浴びる事が大切です。
人間は体内時計を持っています。夜になれば眠くなり、朝には目覚めるという活動サイクルを持っています。

朝、目覚めた時に目の中に太陽の光を入れる事で、脳の体内時計が朝である事を感知します。
この時からホルモンの分泌により、一定時間が過ぎると眠気が来るようになっています。
逆に「夜更かし」を極端にすると、体内時計が狂ってしまいます。これは睡眠障害に繋がります。

試しに「お茶を飲む事」

毎日ストレスを受けているため、ぐっすり眠れない。そんな方がいるでしょう。そんな時、いつも飲んでいる「お茶」でわずかでもストレスを軽減させたい、そう「お考えの方」には「よもぎ茶」や「紫蘇(しそ)茶」、「ナツメ茶」や「グアバ茶」がお勧めです。

そしてぐっすりと眠りたい方に、お勧めしたい「お茶」もあります。眠りに良いと言われている「お茶」であるローズマリー茶やユーカリ茶、サフラン茶などです。
睡眠に関してちょっと深刻な場合、不眠の症状を改善してくれそうな「お茶」もあります。サフラン茶や松葉茶、ミツバ茶やノビル茶です。

なお、これらの「お茶」は睡眠薬ではありません。なのでその効き目は、医学的に保障できません。だけど、ぐっすりと眠れる「きっかけ」になるかもしれません。良さそうと思ったら、一度試しに飲んでみてください。

アルコールを飲まない事

眠るためにアルコールを飲まないようにしましょう。
一般的には、適量のアルコールは健康を増進すると言われています。しかし寝る前に飲む「寝酒」を続けると、快眠できなくなることがあるので注意が必要です。

アルコールを飲むことで、「寝付き」が良くなることは確かなようです。しかし夜中に、目が覚めてしまうことが多いです。アルコールを飲むことで眠りの一定のリズムが崩れてしまい、このような現象が起こるようです。

「寝付き」が悪くてアルコールに頼ってしまう人は、健康のことを考えると、睡眠薬を服用するほうが健康に良いと言えるでしょう。もしも寝酒の度が過ぎると、アルコールの量が増えていきます。最後には、アルコール依存症になってしまいます。

あと、寝る前に喫煙することも、眠れなくなる原因になります。こちらも注意が必要です。

カフェインを取り過ぎない事

カフェインの取り方に気をつけましょう。眠れない原因として、「コーヒー」や「紅茶」「ウーロン茶」というカフェインが含まれている飲み物を、寝る前に飲むことが指摘されています。
カフェインを飲む場合は、飲む時間と摂取量に気をつけながら、ほどほどに飲んでください。

カフェインには、精神や体を興奮状態にさせる効果があります。そのため体内に摂取した際、夜眠れなくなってしまうと言われています。特に「コーヒー」や「お茶」をたくさん飲んだ場合、「カフェインの取り過ぎ」となります。取り過ぎることで、眠れなくなってしまう場合があるでしょう。

一般的な食事についても、寝る前の2時間以内では食事をしないようにしましょう。寝ている間は、胃や腸も休むからです。

健康
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