いつも入力する文言を追加できるユーザー辞書

使いやすい、今までの日本語入力ソフト

薔薇の文字

書けないけれど、入力できます。

例えば新しいパソコンを購入したら、マウスやキーボードも新品だと思います。何となく気分的に文字の入力が捗る、と思うかもしれません。

キーボード機器が新しいのは、なんだか気分が良いです。だけどパソコンの文字入力に関しては、今まで使っていた日本語入力ソフトのほうが良いと思うかもしれません。いつも入力する文言を、使い慣れた日本語辞書ならすでに覚えているからです。

ユーザー辞書の追加

一般的に日本語入力ソフトが学習した情報は、ユーザー辞書に保存されています。よって新しいパソコンの日本語入力ソフトに、そのユーザー辞書の内容を追加すれば良いと思います。ユーザー辞書は1個のファイルにまとめられているので、新しいパソコンのほうに引っ越しするのも簡単だと思います。

Windows OSやマイクロソフトのオフィスソフトを使っている場合、日本語入力ソフトとしてIMEと呼ばれているものを使っていると思います。これは、マイクロソフト製の日本語入力ソフトです。
また、ジャストシステムのATOKという入力ソフトも、根強い人気を得ていると聞きます。どちらの入力ソフトも、ユーザー辞書の登録は可能でしょう。

新しいパソコンで快適な日本語入力の環境を手に入れたいなら、古いパソコンからユーザー辞書を持ってくることを検討してください。

ATOK

日本語入力ソフトの一つに、ATOK(Advanced Technology Of Kana-Kanji Transfer)があります。このATOKとは、ジャストシステムが開発して販売している日本語入力システムです。Macintoshと Windowsのどちらでも利用できます。

かなり昔から利用されている日本語入力システムです。Windows95が普及する前の時代、NEC PC-9801時代のパソコン用ワープロソフト「一太郎」に標準搭載されていたシステムです。昔パソコンで「一太郎」を使っていたユーザーにとっては、馴染みのある日本語入力システムと言えます。

実は私は、NECのPC-9801のユーザだった頃、一太郎 ver4.3を利用していました。今ではWindows標準のMS-IMEを使っていますが、ATOKのほうが日本語を上手に変換してくれるかも?と、たまに気になっています。

ちなみにATOKは、MacやWindows以外のOSにも対応しています。様々な機器――スマートフォンやカーナビ、ゲーム機や事務機器など――の日本語入力で利用されています。

ちょっと面倒な日本語入力

パソコンで文字を入力していて、ちょっと笑ってしまうような誤変換を見たことがありませんか?
メール文やビジネス書類を作成する時に、予想外に「びっくりする変換結果」になったことが、誰にでもあると思います。そんな誤変換を見ると苦笑いしたり、イライラしたりします。

私は毎日、仕事でパソコン作業をしています。なので文字を入力することが多いですが、うまく変換されないことがあります。日本語は、ソフトウエアで文節変換するのが難しい言語なのかも?と思いました。

例え誤変換に悩まされても、パソコンソフトやインターネットのウェブサイトを利用する際、文字入力は必須と言えます。様々な場面で、日本語の文字を入力することになります。
昔と比べて、日本語入力ソフトの機能は良くなったと思います。だけどそれでも、文字の入力が面倒だと思うことがあります。ローマ字入力による日本語の入力を始め、半角英数字の入力もあったりと、「文字種の切り替え」が面倒に思うことがたまにあります。
日本語は好きだけど、パソコンのキーボードによる日本語入力は「ちょっと面倒だ」と思っています。