妊娠中の生活習慣の改善

妊婦妊娠中の生活習慣の改善について、お話したいと思います。
毎日「体重を確認すること」で、生活習慣を改善できます。「朝起きた時」や「お風呂上がりの時」など、体重計を使う時間を決めておきます。そうすれば、体重のわずかな増減に気づけると思います。そして体重の変化に意識を向けることは、食事内容運動不足を改善できる「きっかけ」となるでしょう。
妊娠中の体重増加の目安は、標準体型の人の場合、1週間で200gから300gだと言われています。もしも500gを超えてしまったなら、生活習慣を見直してください。

食事内容の改善

脂肪分や糖分は高カロリーなので、たくさん取ると太り過ぎになってしまう原因となります。
また、塩分が多い料理の場合、ご飯が進むのでカロリーオーバーになりやすいです。塩分を取り過ぎると、「妊娠高血圧症候群」になってしまう可能性があります。

妊娠中の体重を過剰に増やさないようにするためには、脂肪分・塩分・糖分の取り過ぎに気をつけてください。そして良質タンパク質食物繊維カルシウム鉄分などを取るように心がけましょう。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群という病気があります。これは妊娠中に、血管において痙攣するような収縮が起きる病気です。
一般的に妊娠すると、血圧が高めとなります。ですが「この病気」になると、早産や未熟児出産という問題が起きる可能性もあります。妊婦健診をしっかりと受けることで、早期発見できると思います。定期的に妊婦検診を受診してください。

妊娠高血圧症候群になるべくならないようにするには、普段から食事や運動、睡眠の質を良い状態に保つようにしましょう。
食事では塩分を控えて、良質なタンパク質を取るようにしましょう。タンパク質は、「卵」や「牛乳」、「豆腐」や「鶏のささみ」などから取る事ができます。またカルシウムを充分に取ると、血圧を下げる効果を期待できます。
日常生活では、こまめに体を動かしましょう。そして充分な睡眠を取るようにしてください。

もしも「この病気」になってしまったら、すぐに専門的に診てもらい、医学的な治療を受ける必要があります。医師でないと病気の治療はできませんが、病気の予防を心がけることはできると思います。この病気を始め、他の病気にもならないためにも、妊娠中では健康に気をつけましょう。

二人分のミネラルとビタミン

妊娠中の方や授乳中の方には、ミネラルとビタミンが必要と言われています。
ミネラルは、人が成長するために必要な栄養素です。細胞を形成するなどに必要な栄養素です。
特に赤ちゃんの場合は、お腹の中で細胞が形成されていきます。よって、ミネラルを充分に摂取することが大切になります。

妊娠している場合は、「自分の分」と「お腹にいる赤ちゃんの分」、つまり二人分のミネラルとビタミンが必要と言えます。だけど現在の食生活では、「お母さん」そして「赤ちゃん」は、ミネラルやビタミンが不足してしまいがちになっています。
もしも「お母さん自身」が、ミネラルやビタミンという栄養素が不足してしまうと、最悪な場合は、赤ちゃんに成長障害が起こる可能性がある、と言われています。とても深刻な問題が起きてしまいます。お母さんと赤ちゃんは、一心同体と言えます。

以上より、お母さんが意識して良質なミネラルやビタミンを摂取するように心がける必要があります。かかりつけの医者に相談しながら、赤ちゃんにとっても良い食事をしましょう。

葉酸の摂取

ところで妊婦さんのミネラル、ビタミンの摂取について、日本よりも意識して取り組んでいるところがあります。アメリカです。
アメリカではミネラルやビタミンを始め、それらの他に葉酸も摂取することが勧められているそうです。葉酸には、造血ビタミンという呼び名があります。血液を作るために必要なビタミンです。よって赤ちゃんにとっては、とても必要なビタミンと言えます。

運動習慣の改善

バランスの良い食事を取ることと同様に、適度に運動を行なうことも大切です。妊娠して「お腹が大きくなる」と体が重くなってきて、動きたくないと思ってしまいます。しかしそれでは、太ってしまいます。
日常生活の中では、出来るだけ体を動かすように工夫しましょう。ちょっと家事を行なったり、散歩をしたりして動きましょう。これなら運動が苦手な人でもできる、と思います。

ちなみに妊娠すると、「お母さんの体」や「赤ちゃん」を守りたいという本能が働き、エネルギーを溜め込む体質に変わってしまいます。なので、体重管理が難しいのも当然と言えます。どうすれば良いか?わからない場合は、専門医と相談したりしてください。

眠たくて運動できないかも?

妊娠した場合、昼間なのに「とても強い眠気を感じること」があります。そうなるには、いくつかの理由があります。
妊娠した女性は、胎内で赤ちゃんを育てる必要があります。女性として最大のエネルギーが必要である出産に備えなければいけません。そのため母親の体は、無駄なことにエネルギーを使わないようにします。
活動的にあちらこちらに出かけたりすると、事故などに巻き込まれる可能性があります。流産という最悪の場合も、可能性として考えられます。

また、妊娠したということは、子孫を残すための大きな段階を過ぎたことと言えます。新たに男性を探しに出かける必要はありません。

以上のようなことから、妊婦の脳は、出来るだけ体を動かさないようにします。体を休ませようと仕向けます。そのため、強い眠気を与えていると考えられています。実際のところ眠たいと、思うように運動できないと言えそうです。