漢字の知識を学べる漢字検定

漢字検定

漢字検定という言葉を聞いた事がある、と思います。1992年(平成4年)に、文部省(当時)の認定試験となりました。この事から、「小学生」から「お年寄り」までの幅広い層に人気となりました。
漢字検定の正式名称は、財団法人日本漢字能力検定と言います(2009年時点)。日本漢字能力検定は、日本漢字能力検定協会が実施している検定です。一般的に、日本漢字能力検定の事を漢字検定と呼んだり、漢検と呼んだりしています。

幅広い年代層の受験者

この漢字検定は、志願者数がとても多い検定です。受検者の年齢層については、3歳から97歳までと言われたことがありました。とても広い年齢層になっています。小学生でも、級を取得できます。こういう点も、漢字能力検定の魅力と言えます。
家族みんなで、漢字検定に挑むこともあるようです。共通の話題ができて会話が増えて、家族の仲が良くなったという話もあります。

漢字検定を勉強する事で、知識が増えたり、視野が広がったりして、生活の質も向上するでしょう。漢字を「きっかけ」にして勉強を始めることは、とても良いことだと思います。

大学や短大の中には、漢検の級取得者を入試で評価する所もあります(2009年当時)。大学、高校での単位認定校の増加によって、漢字検定の重要性が認識されています。
社会人においても、スキルアップのために漢字検定を志願する人がいます。
また、お年寄りの中にも、脳のトレーニングのために、漢字検定に挑戦する人が見られます。

履歴書に書ける資格

漢字検定については、脳の体操をする、クロスワードやクイズを解くというような感覚で、勉強している人もいるようです。
しかしクロスワードやクイズと違って、文部科学省の認定試験(2009年時点)なので、履歴書に書ける資格と言えます。履歴書に、漢字検定に合格した事を記入できます。その点が、人気の理由の一つなのかも知れません。

ところで履歴書に記入する時には、「漢字検定○級」と書くよりも、「財団法人日本漢字能力検定○級」と書いたほうが良いかもしれません。
履歴書に記入する級については、2級から記入する人が多いようです。だけど3級でも記入する人がいます。現在3級でも、面接などで「次は2級、準1級に向けて勉強中です」と言えば、向学心を強調できると思います。
資格試験や検定試験を受験して合格するということは、合格のために努力をしたという証になります。よって向学心を持っている人である、という評価を得られると思います。

文字入力に役立つ資格

また近年、仕事におけるパソコンの普及によって、漢字などの文字を入力する際に、正確に、そして速く入力することが求められています。文字入力のスピードを上げるためには、基礎的な漢字の知識が必要と言えます。
そういう事からも、漢字検定の取得を目標として学習する人が増えてきました。企業の中には、漢検合格のために、特訓講座を設ける所まであるそうです。

難しい1級の取得

日本漢字能力検定の級については、1級から10級まであります。漢字検定の1級に合格する事は、難しいと言えます。そのレベルは、大学や一般程度となっています。しかし常用漢字を含めて約6000字の漢字(JIS第二水準が目安)の音・訓について、読めて書ける必要があります。ある程度理解して、文章中で「それらの漢字」を適切に使えるくらいにしておく必要があります。さらに四字熟語や故事成語、諺も理解しておく必要があります。

このように難しい検定となりますが、自分自身への挑戦として1級を目指している方は多いそうです。難しい事に挑戦して、それを達成できた時、大きな喜びを得られるでしょう。

漢検CBT

漢検CBTというシステムがあります。この漢検CBTとは、コンピューターを使用して、日本漢字能力検定を受検できるシステムです。合格すると、会場で実施している漢字検定と同じ資格を取得できるということです。

この試験は紙で行なう試験と比べて、メリットを感じる人もいれば、デメリットを感じる人もいます。
メリットとしては、自分の手で書くよりもキーボードから入力したほうが速い人にとっては、その分だけ解答時間が短く済む点です。
デメリットとしては、キーボードの入力やマウス操作が苦手な人にとっては、逆に回答時間が長くなってしまう点です。
全国において、この漢検CBTを受けられる場所は少ないようです。しかし、今後拡大していく予定だそうです。

過去問題集

漢字検定の受験勉強では、参考書や辞典、問題集が役に立つでしょう。そして多くの場合では、過去の問題集を使うことになるでしょう。やはり本番の試験形式で問題を解くと良い、と思います。
過去問題集には、10級から1級まであります。受験する級の問題集を解いてみましょう。

勉強を始める時期は、受検する2ヶ月から3ヶ月くらい前から勉強を始めるという人が、多いようです。

漢字検定のソフト

任天堂DS用のソフトに、漢字検定のソフトがあります。この漢検ソフトは、財団法人日本漢字能力検定協会が公認した物です。
最初の漢検ソフトは、2006年9月28日に、漢字トレーニングゲームとして発売されました。
検定の級については、2級から10級までありました。漢検の過去の問題については、約2万5千題収録されていました。

2007年の9月27日には、漢検DS2が登場しました。漢字検定や漢字訓練、漢字遊戯、成績閲覧などが、ありました。

2009年4月9日には、漢検DS3デラックスが発売されました。この漢検DS3デラックスは、最新の過去の問題が追加されました。なんと公式問題集44冊分が、収録されました。
1級、準1級の問題については、4倍になっています。すでに2級に合格した方にも対応している、と言えるでしょう。
実際に問題集や参考書を使わずに、漢検DSだけで2級に合格した方がいるそうです。

この漢字検定ソフトは、お年寄りの方にも使いやすいということです。なので頭の体操としても人気があるそうです。

ちなみに漢字検定のソフトではありませんが、パソコン用ソフトにも漢字学習できるものがあります。無料のソフトもあるので、ダウンロードして入手できます。パソコン用ソフトなので、マウスを使って漢字を書いて覚えたりするようです。ペンタブレットなどの外部入力機器を使えば、ペンで漢字を書けます。

漢字検定のブログ

漢字検定の勉強に関するブログが、たくさんあります。そんなブログの中には、例えば一日おきに勉強の内容を書いたもの、独自の勉強法を公開しているものなどがあったりします。読んでみると参考になるでしょう。

漢字検定に関する参考書や問題集などについて、実際に使った際に気づいた「良い点・悪い点」を指摘しているブログもあります。今後、同じような参考書を購入する際に役立つと思います。
そして漢字検定のブログ記事を読むことで、自分以外にも頑張っている人がいると知る事ができて、励みになると思います。

漢字の余談

最後に漢字の余談を、お話したいと思います。

「魚◎という漢字、読めますか?」
これで「ちくわ」と読みます。魚肉を◎の形にしたという、そのまんまの文字です。竹輪とも書けます。こちらの漢字のほうが知られているでしょう。
最初に「この漢字」を見た時、読めませんでした。丸い形をしている魚?とイメージしても、名前が出てきませんでした。だけれども「ちくわ」と読むと知った時、イメージできたので納得しました。

もう一つ、漢字に関する話題です。「長寿祝い」と「漢字」には、ちょっとした関係があります。
「118才の長寿祝い」は、天寿(てんじゅ)と呼ばれています。「天」という漢字を分けると「一・一・八」になります。なので118才の「お祝い」として、伝えられているようです。
まるでダジャレのようですが、確かに「一・一・八」になります。こちらについては、やや納得しました。

漢字以上のように、普段何気なく使ってる漢字に隠されている意味(ダジャレ?)を知ることは、結構楽しいと思います。

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