ダイエット目的で食べたいキムチ鍋
ダイエットに良いキムチ
キムチは、ダイエットや美容に良い食品とされています。毎日続けて食べていると、お肌がツヤツヤになって美しくなれる、と期待できます。
よってキムチ鍋は、ダイエットスープとして「おすすめの鍋」です。そして辛味のキムチ鍋なら
と期待できます。
なぜかと言うと、キムチに入っている唐辛子には、カプサイシンという体内の代謝を良くする辛味成分が含まれているからです。
これは血行を促進して、「エネルギー消費、エネルギー代謝、中性脂肪の減少に働く」と言われています。つまり、脂肪の燃焼を期待できます。
さらに、キムチに入っている「にんにく」には、アリシンが含まれています。アリシンは、糖質をエネルギーへと変えます。
キムチを食べた時に体中がポカポカとしてくるのは、「カプサイシンとアリシンの働き」のため、と予想できます。
参考:浅漬けタイプのキムチ
しかし、日本のスーパーなどで販売されているキムチで浅漬けタイプの物は、それほどダイエット効果を期待できないという指摘があります。発酵が不十分からです。
なお、本来のキムチの利点は、野菜の表面に付いている乳酸菌を「そのまま食べられる」という点です。発酵が十分なタイプのキムチなら、乳酸菌をそのまま摂取できます。
ちなみに近年では、日本国内で流通するキムチの多くは日本産になっていると聞きました。日本人向けに味付けされた物が、主流となっているそうです。
キムチ鍋
キムチ鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。
材料(3人分)
- 白菜キムチ …… 250gから300g。
- 豚もも肉 …… 250gから300g。
- 白菜 …… 4枚から5枚。
- 豆腐(絹) …… 1丁。
- えのきだけ …… 1袋。
- ねぎ …… 1本。
- ニラ …… 1束。
- もやし(大豆もやし) …… 1袋。
- 水 …… 4カップ。
- だし昆布 …… 適量。
- いりこだし …… 小1。
- ごま油 …… 大1/2。
たれ1の材料
- 醤油 …… 大1。
- 酒 …… 大1。
- おろしニンニク …… 1かけ。
たれ2の材料
- コチュジャン …… 大2。
- 砂糖 …… 小1。
- 醤油 …… 大1。
- おろしニンニク …… 1かけ。
下ごしらえ
- 水、昆布を土鍋に入れます。
- キムチを、ざく切りにします。
- 豚肉を、適当な大きさに切り、10分程【たれ1】に漬け込みます。
- 白菜を、適当な大きさに切ります。「ねぎ」を薄切りします(斜めに切ります)。
- 「豆もやし」の「ひげ根」を取ります。ニラを、4cm位の長さに切ります。
- 「えのきだけ」の「石づき」を取り、食べやすいようにほぐします。
- 豆腐を、やっこ状に切ります。
- フライパンに「ごま油」を入れて熱します。熱したら、下ごしらえした豚肉を入れて炒めます。この時、お好みでキムチを炒めても良いです。
作り方
- 豚肉の色が変わったら、水、昆布を入れた土鍋を沸騰させます。豚肉を、フライパンから土鍋に移します。アク汁が出てきたら取ります。
- 【たれ2】と「いりこだし」を土鍋に入れます。
- キムチを入れます。そして、野菜を入れていきます。白菜の芯から入れて、えのき、豆もやし、豆腐、白菜の葉、ニラ、ねぎの順に入れていきます。
- 野菜が煮えたら出来上がりです。
締めの料理に、「ラーメン」や「お餅」を入れて食べても美味しいです。
キムチ鍋を作る時、キムチを炒めてから煮ると旨み成分がアップされるそうです。また、鍋に使うキムチを酸味がある物にすると、さっぱりして美味しいそうです。
水キムチ
ところで、ビールや日本酒に合う「簡単おつまみ」として、水キムチがあります。そのレシピも、参考にご紹介したいと思います。
材料
- 白菜 …… 1/4株。
- 大根 …… 10cm。
- にんじん …… 1/3本。
- 長ねぎ …… 1/2本。
- 赤唐辛子 …… 1本。
- しょうが …… 1片。
- にんにく …… 1/2片。
- 酢 …… 大さじ2。
- 塩 …… 小さじ1/2。
漬け汁の材料
- 上新粉 …… 大さじ1と1/2。
- 水 …… 5カップ。
- 塩 …… 小さじ2。
- 砂糖 …… 小さじ1。
作り方
- 鍋に【漬け汁の材料】を入れて、煮立てます。火を止めてから、酢を加えて冷まします。
- 白菜、大根を短冊切り、にんじんを千切りにします。それらに塩をまぶして、しんなりさせます。
- 赤唐辛子を輪切り、しょうがを千切り、にんにくを薄切り、長ねぎを千切りにします。
(2)の野菜と合わせ、(1)の汁に漬けて、冷蔵庫で保存します。 - これで出来上がりです。水キムチを食べる時は、汁ごと食べます。