「気持ち」を知りたい、相手の心理を読み取る方法

髪型から、心理を読み取る方法

髪型は、人の印象を大きく左右します。他の人からの注目度も高い部分です。
ここでは髪型からわかる相手の心理について、お話したいと思います。

女性の髪型

女性の髪型は大きく分けて、ショートカットとロングヘアに分類できます。

ショートカット

ショートカットでは、顔の大部分を見せることになります。なので容姿も含め、自分にある程度の自信がある人が多いようです。自分を肯定的にとらえている人が多い、と言えます。

そういうことより、ショートカットの人は明るくて活動的でしょう。そして、誰とでも仲良くできる傾向にあります。
しかしその一方で「女性としての自分」について、あまり関心がない場合もあるようです。

ロングヘア

ロングヘア女性

ロングヘアの場合は、顔がある程度隠れています。でも、自分に自信がない訳ではなくて、自分を少し抑えた、イメージ通りの自分を見せようとしている傾向があります。

実は芯が強くて、自分と周りとの関係を冷静に判断してから行動できる女性と言えるでしょう。

あと、長い髪で耳を隠している人は、人と付き合うよりも孤独を好む傾向がありそうです。
一般的に耳は、情報を取り入れる器官です。それを髪で隠していることより、そのように判断されます。

男性の髪型

男性の髪型からも、その人の生き方を「ある程度」読み取れます。
男性の髪型は、職業において一定のパターンがあると言えます。
学者は髪がボサボサとか、真面目なサラリーマンは髪が七三分けになっているとか、社会一般のイメージがあると思います。
このパターンに忠実かどうかという点が、その人を知るための「手掛かり」となります。

例えばパターン通りの髪型をしている人は、しっかりとルールを守って周りに合わせた行動を心掛けているタイプの人が多いです。

逆にパターン通りではない、例えば坊主頭のサラリーマンなら、「俺流」を通せる人でしょう。仕事ができる人など、周りからの評価が高い人だったりします。

足の状態から、心理を読み取る方法

心理学では、全ての人が「自分の縄張り」を持っていると言われています。
この「縄張り」とは、簡単に言えば「他人に近づかれると嫌な距離」のことです。これは体の周囲に、楕円状に広がっています。心理学ではパーソナル・スペースと呼んでいます。

今回は、パーソナル・スペースに関連する「しぐさ」を観察することで、相手の心理を理解してみます。
特に無意識に行動している時の「しぐさ」というのは、その人の心理が表れていることが多いです。何かに夢中になっている時の「しぐさ」は、その人本来の姿を示します。

足を組んで座る人

足の組み方の「強さ」によって、二通りに分けられます。

強く固く足を組んでいる人は、やや緊張していて、目の前の相手や自分が置かれている状況を拒否している「気持ち」があります。

逆に、足の組み方が緩い人は、「気持ち」がリラックスしています。そして組んだ足をブラブラとさせていれば、さらにリラックスしている状態です。

大きく足を広げて座る人

自分自身を実際以上の存在として見せたい、という心理が表れています。競争力が強くて、人に対して攻撃的であります。権威主義的な傾向の人であると、考えられます。
このような座り方の人は、虚勢を張りたいタイプでしょう。逆に言うと、臆病な人とも推測できます。

なお、広げた足が作る空間が、その人のパーソナル・スペースとなります。足を大きく広げることで、パーソナル・スペースを拡大していることになります。その行為は、動物が羽を広げたり、毛を逆立ることによって相手を威嚇したりする事と同じです。

足を固く閉じて座る人

もしも不自然なくらいに足を固く閉じて座っている人の場合、心理的な壁を作ることで自分を守っている状態です。
不安や緊張、そして嫌悪などが表れています。何事に対しても悲観的で、傷つくことをとても恐れています。
よって憂鬱な気分でいることが多い人に、このような座り方が多いでしょう。

また、本来こうした人でないという場合には、自己演出が考えられます。
足を閉じることによって、パーソナル・スペースを縮めることができます。つまり、自分を小さく見せることができる訳です。

特に女性が「こうした姿勢」を取る時は、か弱くて、「可愛らしい感じ」のキャラクターを演じている可能性があります。

気になる人の心理状態を理解しましょう

髪型や足の状態から、気になる人の心理状態を読み取ってみましょう。わずかかもしれませんが、その人の「気持ち」を理解できると思います。そして「気持ち」を理解できたら、その人と仲良くなれると思います。