漢字の間違いなど、小論文の書き方で気をつけたい点

普段は小論文を書くことはないので、小論文の書き方で気をつけることを知りたいです。

小論文の書き方で気をつけたい点として、以下のことがあります。

  • 漢字の書き間違いに気をつけること。
  • 題名を書く必要がないこと。
  • 基本的に漢数字を使うこと。

小論文を提出する際は、提出先が定める「小論文に関する決まり事」を確認してください。
書き間違いなどのミスのない小論文は、減点される可能性を少なくします。

漢字の間違いなど、小論文の書き方で気をつけたい点

小論文

小論文の書き方において、ちょっと気をつけたほうが良い点を、ご紹介したいと思います(2008年当時)。

似ている漢字に気をつけること、漢字の間違い

近年の小論文では、「漢字の間違い」が多いと言われていました。
スマートフォンやパソコンの漢字変換機能に頼ることが、多いためかもしれません。

「漢字の書き間違い」の例では、友達などの「達」の字において、羊のところが二本になっているなどです。

他には、「緑」と「縁」を間違って使ってしまうこともあるそうです。
似たような漢字は、間違いやすいようです。

また、小論文では、書き手の年齢なら書けるはずの漢字を「ひらがな」で書いてあると、減点の対象になる場合があります。
注意してください。

漢字については、就職試験や入学試験で常識を問われます。試験では、正しく漢字を書いたか?注意して見直しましょう。

漢字を書いた時に「おかしいな?」と思ったら(違和感があったら)、ぜひ見直してください

小論文では必要ない、題名

小論文では、題名は必要ありません

題名を書くと、その分の字数が足りないとみなされてしまう場合もあるそうです。

小論文では、

  • 例えば「~について、あなたの考えを述べよ」という問題の場合、
  • 「~について、私の考え」という題名は明らかです。

なので不要となります。

基本的に漢数字を使う、数字の使用

縦書き」で数字を使う場合は、基本的には「漢数字」を使います。

多くの場合で、小論文は「縦書き」になっていると思います。
例えば「縦書き」で「高校3年生」と書くのではなくて、「高校三年生」と書きましょう。

例外として、課題文に数字を使っている表記があり、それを使う場合は問題ないようです。

小論文を書く際、原稿用紙の使い方

原稿用紙

小論文では、原稿用紙の使い方に「決まり」があります

例えば就職試験や入学試験では、原稿用紙の書き方の基本についても、「良し悪し」をみられると思います。

以下に原稿用紙の使い方について、いくつかご紹介したいと思います。

漢字に「ふりがな」は不要

原稿用紙の横に「ふりがな」を振っている人がいます。

ですが、「ふりがな」は必要ありません。

当て字のような漢字を使って、それを読ませたいと思う人がいるかもしれません。
ですが、当て字を使わないほうが良いです。当て字は、印象を悪くすることがあったりします。

「書き始め」に段落を変える時は、1マス空ける

例えば改行しているのに、次の段落の頭が1マス空いていないことがあります。

段落を変える時は、1マス空けます。

句読点(、。)、かぎかっこ(「」)では、1マス使う

これらの文字については、1マス使って書きます。

ただし行末に「これらの文字」が来た時は、行末の文字と一緒に書きます。

「!」「?」を使わない

小論文では、基本的に「!」「?」という文字を使わないほうが良いです。

もしも会話文が出てくるなら、その文の中では使っても良いでしょう。

字を間違えたら、消して書き直す

字を間違えた時、消して書き直しましょう。

間違った部分を斜線で訂正して、横に正しい文字を書いている場合があります。
しかしこれは、読み手の印象を悪くしてしまいがちです。