ニキビ跡を残したくないなら、皮膚科で診てもらいましょう

ニキビは吹き出物

鏡でニキビを見る女性「肌荒れ」の一つに、吹き出物があります。皮膚にできる出来物のことです。ニキビも、吹き出物と言えます。
吹き出物の主な原因は、食生活・ホルモンのバランス・ストレス・睡眠不足・便秘・化粧品が合っていない、などが考えられます。

特に、ニキビや吹き出物という肌トラブルにおいては、ストレスによる寝不足が原因の一つとされています。
特に大人の場合、睡眠不足によるストレスが体の負担になっていることがわかります。

ニキビとは、角質や皮脂が毛穴に詰まって大きく膨らんだ物です。その種類には、次のようなものがあります。

白ニキビ

脂が、毛穴の出口に溜まってできます。毛穴が塞がることで、角栓と皮脂の出口がなくなります。よって徐々に毛穴が大きくなり、表皮を盛り上がらせます。

黒ニキビ

毛穴が詰まった後に毛穴が開いて、酸化した物です。

赤ニキビ

赤く腫れた物です。常在している菌が関係しています。

黄ニキビ

ニキビの炎症が続くことより、膿が真皮内に溜まった物です。赤ニキビが悪化した状態と言えます。

なお、ニキビを悪化させてしまうとが残ってしまいます。ニキビ跡は、治すことが難しいです。なのでニキビが出来た時に、適切な対処が必要です。どのニキビにおいても、適切に治療をしないと跡が残ってしまいます。

症状に対する治療方法

炎症性の場合

皮膚科ではニキビの状態を診断して、その症状に合わせて治療方法を選んでいきます。
炎症が起きていて赤く腫れているニキビや、化膿しているニキビがある場合は、細菌に直接働き掛ける抗生物質が主に用いられます。
ニキビの数によって対応します。多い場合は、内服薬と外用薬を併用します。少ない場合は外用薬だけで対応します。

内服薬の抗生物質は、テトラサイクリン系抗菌薬とマクロライド系抗菌薬がよく用いられます。これらの抗生物質は、ニキビ菌に直接作用します(抗炎症という作用もします)。
内服薬の抗生物質を長く続けて使うと、薬が効かない菌が出てくることも稀にあります。

外用薬の抗生物質には、ナジフロキサシンやクリンダマイシンが用いられます。外用薬のタイプとして、軟膏・クリーム・ローションというタイプがあります。

非炎症性の場合

非炎症性のニキビの場合、その治療は皮脂の分泌を抑えて、毛穴に詰まった皮脂を出やすくします。こうすることで、症状が改善されていきます。

ホルモン剤として用いられるジオールやメサルモンFは、総合女性ホルモンです。これらのホルモンは、皮脂の分泌を抑える作用があるということです。
皮脂の分泌には、男性ホルモンの一つであるアンドロゲンが深く関わっている、とされています。そこで女性ホルモンを内服して、アンドロゲンの作用を抑えます。

なお、ニキビには、赤く腫れている炎症性の物と、皮脂が毛穴に詰まっているだけの非炎症性の物があります。
そして非炎症性のニキビの場合、自分でなんとか治そうと考えることが多いようです。よって、皮膚科を受診する人は少ないかもしれません。

しかし間違ったケアを続けて、非炎症性のニキビを放っておくことで、アクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまうことがあります。
完治させるには、早い段階で正しいケアをする必要があります。

ニキビ跡が出来る前に、皮膚科に行きましょう

ニキビについては、その症状や程度の違いから「悩みの程度」もそれぞれのようです。
鏡を見るのもイヤだと、かなり悩んでいる人もいれば、まったく気にしない人もいるでしょう。

「悩みの程度」に関わらず、自己流のケアによってニキビを悪化させてしまった場合、ニキビ跡が残ってしまうことがあります。
皮膚が陥没してしまったり、黒ずんでしまったりなどのニキビ跡が残ったりします。こうなってしまうと、もう完全に治すことは難しいです。

ニキビ跡が出来上がる前に、きちんとした病院の皮膚科で治療しましょう。