「長寿祝い」と「漢字」

80代・90代の長寿祝い

ここでは「長寿祝い」と「漢字」について、お話したいと思います。

88歳・米寿

88歳の「お祝い」は、米寿(べいじゅ)と呼ばれる「お祝い」です。
「米」という漢字をくずして書くと、縦書きで「八十八」と読めます。このことから、88歳の「お祝い」は米寿と呼ばれるようになりました。
縁起が良い8が2つ並んで、おめでたい年と言えるでしょう。数ある長寿の「お祝い」の中でも、特に盛大に「お祝い」が行なわれることが多いようです。

90歳・卒寿

90歳の「お祝い」は、卒寿(そつじゅ)になります。
「卒」という漢字の略字は、「卆」という字です。この字を「九十」と読めることから、90歳の「お祝い」は卒寿と呼ばれるようになりました。
ちなみに漢字のイメージから「人生を卒業すること?」などと考えてしまう人がいるそうです。しかし、決してそんな意味ではありません。
さらに長生きされることを祈って、お祝いしてください。

100歳以降の長寿祝い

近年では100歳を迎える人も珍しくはないようです。「長寿祝い」については、100歳以降もいくつかあります。

108歳・茶寿

108歳の「お祝い」は、「茶寿(ちゃじゅ)」と言います。

111歳・皇寿

111歳の長寿の「お祝い」は、皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)、王寿(おうじゅ)と呼ばれています。

皇寿という漢字を、分解してみます。まずは皇の字を、「白」と「王」に分けます。
「白」は、「百」という漢字から一を取ると「白」になることより、「九十九」ということになります。
「王」は、「十」と「二」に分けます。
「白」と「王」の「それぞれの数字」を合計すると、111になります。そのことから、111歳の「お祝い」として定着するようになりました。
一般的には、111歳の「お祝い」と言えば皇寿と呼ばれることが多いようです。

川寿については、「川」という字が111と似ていることから、その呼び名が付きました。
王寿については、「王」という漢字を分けると「一・十・一」になることから、その呼び名が付きました。

112歳・珍寿

112歳については、「珍寿(ちんじゅ)」などと呼ばれることがあります。
ここまで長生きできる人は「珍しい」という意味から、そのような呼び名が付いたようです。

118歳・天寿

118歳の「長寿祝い」は、天寿(てんじゅ)と呼ばれています。
「天」という漢字を分けると、「一・一・八」になります。なので118歳の「お祝い」として用いられているようです。

その他、茶寿(ちゃじゅ)と呼ばれる「お祝い」もあります。お茶屋さんが発案しました。
「茶」という字の「草かんむり」について、旧字は「十十」になります。その「草かんむり」の下の部分は、「八十八」に分解できます。
それらの数字を全て足すと、10+10+88=108になります。よって118歳の「お祝い」を、茶寿と呼ぶようになりました。
お茶を好む「お年より」は多いと思います。なので茶寿の「お祝い品」として、お茶をプレゼントすると喜ばれるでしょう。

120歳・大還暦

120歳になると「大還暦(だいかんれき)」と呼ばれます。
60歳になると、還暦と呼ばれます。大還暦は、この還暦を2周することを意味しています。
なお、世界においても、大還暦を迎える人は珍しいそうです。

実際の長寿は80歳あたりから?

100歳の誕生日長寿大国の日本では、100歳を迎える人が決して少なくありません。
人生で最初の「長寿祝い」は、数え年が61歳で行なわれる還暦です。しかし「60代で長寿祝い」というのは、実際には早すぎる気がします。
77歳で行なわれる古希(こき)や、80歳の傘寿(さんじゅ)あたりから、実際に長寿を祝うことになるでしょう。

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