炭水化物中毒の改善、低炭水化物ダイエット

低炭水化物ダイエット

低炭水化物ダイエットとは、アメリカのロバート・C・アトキンス博士が考案したダイエット方法です。
炭水化物の摂取量を制限することで血糖値をコントロールして、減量や体質改善を目指すダイエットとなります。低脂質ダイエットと比べると、体に与える負担が少ないダイエット方法と言えます。

なお、このダイエットは、炭水化物中毒の人のためのダイエットです
まずは自分が炭水化物の中毒症状を持っているか?
たくさんの「ご飯」や「パン」などをいつも食べているか?
以上について調べる事から始めてください。

女性も大好きな炭水化物

炭水化物中毒と言ったら、男性をイメージするかもしれません。だけど男性に限らず女性の方でもラーメンを始め、ご飯やパンが大好きな人がいるでしょう。

そしてそんな炭水化物が大好きな女性は、ダイエットにお悩みかもしれません。
例えばダイエットは恋愛と関係が深くて、恋愛が「きっかけ」でダイエットを決心したという女性も多い、と思います。肥満の予防や健康維持は、女性が「いい恋愛」をするためにも役立つと言えます。

炭水化物の食品は美味しいため、ついつい食べ過ぎてしまいます。それが習慣になってしまうとやめられません。

ダイエットでは炭水化物を食べ過ぎないようにする事が大事と言えますが、食べる事だけを我慢しては続きません。食品の取り方をコントロールして、無理せず痩せてゆく方法を選ぶほうが続けられるでしょう。

低炭水化物ダイエットの「やり方」

炭水化物の量を減らすことよりも、炭水化物を取る回数を減らすことを大切にします。

炭水化物を取る食事を、1日1回と制限します。

そして、その食事に掛ける時間を1時間以内にすることで、ダイエットの成功を目指します。

ダイエット中では、カロリーの計算をしません。自分の体調に合わせて、自然にカロリーの摂取を減らします。

このダイエットでは、「低炭水化物メニュー」と「ご褒美食」を組み合わせることで、炭水化物に対する欲求を減らします。この炭水化物への欲求を減らすことで、減量と体重の維持ができます。
なお「ご褒美食」では、好きな食べ物を食べて良いです。

ちなみに低炭水化物ダイエットでは、脂質やタンパク質などを摂取してもいいそうです。
例えば「お米」や「ラーメン」「うどん」などの「めん類」が好きな人は多い、と思います。なので炭水化物を「一切食べてはいけない」というのは、なかなか難しいです。

実際に炭水化物を自由に取れないと、その反動で大量に動物性の食品を食べてしまう可能性があります。そうなると、「生活習慣病を招く恐れ」があると言われています。
先程の「ご褒美食」を活用するなどして、上手に炭水化物への欲求を減らすことが必要です。

炭水化物・ラーメンの食べ方

美味いラーメン

ところでダイエット中では、ラーメンを我慢している人が多いと思います。
でもラーメン好きの人にとって、それはとてもストレスが溜まることだと思います。

そんな人のために、ラーメンを食べる際に少しでもダイエットの効果を上げる「ラーメンの食べ方」を、ご紹介したいと思います。

ラーメンについてはツルツルと吸って、あまり噛まずに食べてしまいがちです。
その食べ方が、満腹感を充分に得られない原因となり、すぐに「お腹」が減ってしまいます。そして、さらに何かを食べてしまっては、「カロリーの取り過ぎ」になります。

満腹感を充分に得るためには、よく噛んで食べる事が必要です。
ラーメンを「よく噛んで食べる食事」にするには、トッピングする具を工夫して、なかなか飲み込めないようにしましょう。

野菜から栄養補給

ラーメンに対して野菜や海藻などの低カロリーな食材を加えることで、咀嚼の回数を増やします。さらに必要な栄養素もしっかり補います。

おすすめの野菜は「わかめ」や「レタス」「もやし」です。 これらは調理がとても簡単で、しかも低カロリーな上にカルシウムが豊富です。ラーメンにそれらを加えるだけで、よく噛んで食べられるようになります。

以上のようにトッピングを工夫しても良いのですが、一緒に食べる料理で栄養を補うのも良いでしょう。

ラーメンには動物性タンパク質が、具とスープの中に多く含まれています。よって一緒に食べる料理は、たっぷりの野菜や植物性のタンパク質を多く使った、低カロリーな食事にしましょう。

ラーメンの主な栄養は炭水化物ですが、ビタミンやミネラルなどはあまり含まれていません。なのでラーメンを食べる際は、そのような不足した栄養を補う必要があります。

低炭水化物ダイエットの危険性

低炭水化物ダイエットは、短期間で体重を減らす効果はあるようです。ですが健康の面を考慮すると、危険性が高い方法とも言えます。

低炭水化物を控えめにする(食べ過ぎない)ダイエットなので、それほど危険はないだろうと思ったりします。しかし、

ご飯やパン・めん類を「全く食べない」という低炭水化物ダイエットは、危険と言えます。

そうすることにより、体内に貯蓄された皮下脂肪を消費させて、体重を減らす訳ですが、この方法は「あまり安全な方法」と言えないようです。自己流で行なう場合は、特に注意が必要です。

炭水化物を取らないでいると、糖質を減らすという効果はあります。しかし糖質は、実は脳にとって必要不可欠な栄養素の一つです。
むやみに糖質を減らしてしまうと、脳にダメージを与えてしまいます。偏頭痛を起こす人もいるそうです。

このように安全面で問題が起きやすい事が指摘されています。やはりバランスが取れた食事で、健康的にダイエットするほうが安全です。

何かを我慢するというダイエットは、問題が起きやすいです。
私は以前に、厳しい糖質オフまたはカロリー制限とかをやって我慢が過ぎた結果、ダイエットが済んだ途端にがんがん食べてしまって、すぐにリバウンドした「つらい経験」があったりします。

リバウンドした後から、炭水化物については筋肉が作られるために重要な栄養で、ちゃんと摂取しないといけないという事実を知りました。