斬新で温かみのあるデザイン、ミッドセンチュリーの家具
ミッドセンチュリー

洗練された椅子・イメージ画像
大量生産された雑貨や家具なのに、そのデザインに「温かみ」や「斬新さ」がある、そんなクオリティの高いデザインが特徴と言える物があります。ミッドセンチュリーと呼ばれている物です。
1950年から1970年代あたりに、北欧やアメリカの雑貨・家具において、このミッドセンチュリーと呼ばれている物が流行したそうです。
当時の戦争が終わった時期に生み出されたミッドセンチュリーは、自由や開放感を感じさせる物だったそうです。そういう事より、特に若者たちに受け入れられたと聞きました。そして現在でも、若者に人気だそうです。
ミッドセンチュリーの家具
アメリカは、バウハウスの新しいデザインの考え方を大歓迎して受け入れた国と言われています。
アメリカは、自身が持つ資源力と工業力を活かして、バウハウスの考え方を取り入れた家具を作り始めました。それはミッドセンチュリー時代の家具と言われています。
※20世紀(センチュリー)の中頃(ミッド)の家具です。
そんな家具の例として、カンティレバーと呼ばれるチェアがあります。スチールパイプの強度や弾力性を活用した、片持ち構造のチェアです。その見た目は、とても美しいです。
なお、バウハウスの考え方を取り入れた雑貨、例えばキッチン雑貨や文房具などがある、と聞きました。家具と同様、注目したいアイテムと言えます。
バウハウスの影響を受けたイタリアのブランド
イタリアのブランドは、バウハウスの影響を強く受けたブランドと言えます。なので「イタリア・ブランド」は、「斬新な見た目と色使い」が特徴となっています。
バウハウスの影響によって、それ以前には存在していなかった、とても独創的なデザインの家具や雑貨が登場しました。
そのようなイタリアン・ファニチャーの一つに、マラルンガという座る人を包み込むようなソファや、丸い形の柔らかな雰囲気を持ったマレンコという一人用ソファなどがあります。どれもユニークなデザインのソファとなっており、多くの愛好家がいます。
パントンチェア
ミッドセンチュリーと言われている物には、多数の人気商品があります。
その中でも、北欧のデンマーク出身のデザイナー「ヴェルナー・パントン氏」が手がけた「パントンチェア」は、世界中で大きなブームを引き起こしました。
一目見て、そのルックスが気に入ったら、ぜひ使ってみましょう。