「爪切り」の代わりに使えるネイルファイル
爪にヒビが入るから「爪切り」を使わないほうが良い、と聞きました。
「爪切り」の代わりに、何を使ったらいいの?
ネイルファイルは、「爪切り」の代わりに使えます。
ネイルファイルを使って爪を削ると、爪のヒビ割れを防げる可能性があります。
爪にヒビが入る、「爪切り」の使用
爪の手入れをする道具の一つに、「爪切り」があります。
しかし「爪切り」は、爪を手入れする道具としては、ふさわしい物とは言えません。出来るなら使わないほうが良い道具です。
爪は、幾層にも分かれている物です。
「爪切り」を使えば、それらの層の各断面にヒビを入れてしまうことになります。
「爪切り」の代わりに使えるネイルファイル
「爪切り」の代わりに使える道具は、ネイルファイルです。
ネイルファイルを使って爪を削ると、爪のヒビ割れを防げる可能性があります。
ここで言うファイルとは、「爪を削ること」を言います。そういうことより、ネイルファイルと呼ばれています。
ネイルファイルの「目の粗さ」
ネイルファイルの「目の粗さ」については、グリットという単位で数値化されています。
大きい値ほど、目が細かくなります。
例えば、爪を削る際、180グリッドくらいが良いと言われています。
爪の表面を磨くためのネイルファイルでは、400から600くらいが目安となります。
ネイルファイルを購入する際は、この数値をよく確認してください。
ネイルファイルの厚み
また、「ネイルファイルの厚み」も大切です。
もしも「厚み」があると、爪を削る時に負担が大きくなってしまいます。
なので、厚みのない物にしましょう。
なお、人工爪を削る場合は、厚みのある物のほうが削りやすいです。
ネイルファイルで削る方向と削る角度
実際に使う時に気をつけたい点は、方向と角度です。
削る方向は、一方向にしてください。これは、爪の層の断面を乱さないようにするためです。
角度については、爪の下側から入るようにして45度で当てましょう。爪の裏側から、削るためです。
「地爪向き」のファイル、エメリーボード
ネイルファイルには、様々な種類があります。
その中で「地爪向き」のファイルは、エメリーボードです。
エメリーボードの粗さ
爪を削る際、180グリッドくらいが「程良い粗さ」で使いやすい、という意見をよく聞きます。
エメリーボードは、人工爪に使われる物よりも目が細かい物です。
ですが、あまりに細かすぎる物だと、爪を削る事が出来なくなります。
エメリーボードで削る方向
削る際は、エメリーボードを一定方向に動かしましょう。
往復させることは良くありません。
エメリーボードを当てる角度
エメリーボードを使う際、当てる角度に気をつける必要があります。
角度については、45度が最も良いです。
爪に対して直角に当ててはいけません。「爪切り」と同様に、爪にヒビを入れてしまうからです。
エメリーボードで爪を削る順番
爪を削る順番については、先端、サイド、角という順です。
サイドについては、爪が指より長い場合に削る必要があります。
それぞれの指の「爪の長さ」が同じくらいになるように、バランスを整えましょう。
1本の指の爪について処理が終わったら、他の指と見比べるようにしてください。