簡単にネイルアートができる、付け爪のネイルチップ

ネイルチップ人工の付け爪を使ってネイルアートを楽しむ際、一番手軽な物はネイルチップでしょう。なぜなら着脱が手軽であり、自分で処置できるからです。

市販されているネイルチップを、両面テープまたは専用接着剤によって、爪に付けるだけです。デザインも豊富にあり、爪の飾りとして魅力的な物です。

ネイルチップを選ぶ際、自分の「爪の大きさ」に合う物を選びましょう。横幅を基準にして、ピッタリ合う物が良いです。もしもピッタリ合う物がなければ、少し「大きめの物」を選びましょう。

そして、ファイルを使って少しずつチップを削り、カーブや横幅を調節します。このように調整することによって、地爪と変らないような印象にできます。

ネイルチップの付け方

ネイルチップを付ける時は、最初からアルコールやリムーバーを使って、地爪の表面を拭いておきましょう。油分や水分を取り除いておけば、接着が良くなるからです。
また、爪を短く削っておけば、チップの接着感が高まります。

ネイルチップを付ける方法は、2つあります。両面テープを使う方法と専用接着剤を使う方法です。それぞれの方法に、良い点・面倒な点があります。

両面テープの場合

両面テープを使う場合では、何度も「付け外し」ができます。そして専用接着剤よりは爪に優しい、と言えます。

チップのカーブに合わせて、何枚かに分けて貼ります。爪の根元とチップを合わせて、貼り付けます。
貼り付ける際は、なるべく両面テープに触らないようにしましょう。触ってしまうと、粘着力を弱めてしまいます。

なお、チップの裏に貼る両面テープは、文房具店で売っている物でも良いです。

接着剤の場合

接着剤(ネイルグレー)の場合は、両面テープと比べて「衝撃に強い」と言えます。
それは良い点ですが、難点とも言えます。ネイルチップを外すことに、手間が掛かるからです。

外す際は、グレーを溶かすことになります。この時、チップも一緒に溶けてしまいます。よって基本的に一度しか、チップを使えません。さらに、爪を傷つけてしまう可能性があります。

こうして考えると接着剤を使うよりも、両面テープを使うほうが「おすすめ」と言えます。

ネイルチップの外し方

ネイルチップを外す際、その外し方に気をつける必要があります。
ネイルグレーを使ってチップを付けた場合、外す際に爪を傷めることがあります。あと、チップは1回しか使えません。

そういうことより、両面テープを使うほうが「おすすめ」と言えます。両面テープについては、市販されている物を使えます。

なお、両面テープの場合も力任せに外したら、やはり爪を痛めます
爪は、3層に分かれています。もしも無理にチップを取ろうとすると、この層が「はがれてしまうこと」になります。丁寧にチップを外しましょう。

両面テープの場合

両面テープで付けたネイルチップを外す際、用意する物はウッドスティックなど、「爪とチップの間に差し込める細い物」と「お湯」です。

  1. まず「お湯」に指先を浸して、両面テープをふやかします。
  2. チップの先端をそっと押して、根元に隙間を作ります。
  3. その隙間に、スティックを差し込み、ゆっくりとはがしていきます。
    丁寧に行なうことが、ポイントです。

もしも一度で外れないなら、再び「お湯」に浸けてから試してください。
これらの事を繰り返して、外します。
なお外す際、リムーバーを使わないでください。チップが溶けてしまうからです。

ネイルチップを外し終わった後では、爪の油分・水分が不足している状態です。クリームを塗るなどして、「爪の手入れ」をしておきましょう。

あると便利なウッドスティック

爪のお手入れネイルケアの道具を揃えれば、自分で爪の「お手入れ」をすることは、そんなに難しいことではありません。

道具として、ウッドスティックがあると便利です。甘皮の処理に使ったり、マニキュア(正確にはボリッシュ)を塗る場合、リムーバー(除光液)を使用する場合などに重宝します。

また、

ネイルチップを着脱する時も、ウッドスティックがあると便利です。

爪とチップの間に差し込んで、チップをゆっくりとはがせるからです。

なお甘皮については、必要以上あると、爪にとって邪魔な物と言えます。なぜなら甘皮は、爪に必要な水分を奪ってしまう物だからです。適切に甘皮の処理を行ないましょう。