のだめカンタービレ

楽譜漫画「のだめカンタービレ」は、原作の単行本22巻までで累計3080万部を発行した、超人気の漫画です。
そして、講談社漫画賞を受賞した漫画です。2004年の第28回講談社漫画賞の少女部門において、受賞しました。この少女部門の受賞作品には、「はいからさんが通る」「日出処の天子」「ちびまる子ちゃん」など、多くの名作があります。

「のだめカンタービレ」については、アニメ化そしてドラマ化されました。

漫画「のだめカンタービレ」の「あらすじ」

この物語は、同じ音大に通う野田恵と千秋真一が、音楽の世界で共に成長していくという物語です。

千秋真一は、音大のピアノ科に在籍しているエリート音大生です。将来は指揮者になることを目指していますが、行き詰まりを感じていました。自身の担当教官とは、教育方針で揉めて決別しました。さらに彼女とも別れてしまい、自暴自棄になってきました。

そんなある日、千秋真一は泥酔したまま自宅の前で眠りこんでしまいます。その後目を覚ますと、ピアノソナタを奏でている女性の姿を見つけます。その女性は、野田恵でした。
実は、千秋真一が目を覚ましたのは、彼女の部屋でした。その部屋は、彼の住むマンションの隣の部屋でした。

野田恵は、千秋真一と同じ音大のピアノ科に在籍する音大生でした。だけど周囲からは「のだめ」と呼ばれて、変人扱いされていました。例えば野田恵の部屋は、ゴミの山だったりしました。

そのため、千秋真一の野田惠に対する第一印象は最悪でした。しかし、彼女が持っている「音楽に対する天賦の才」に気づきました。
そして野田惠も、千秋真一の「音楽の才能」に憧れるようになります。

こんな風に出会った二人は交流していく中で、刺激しあって成長してゆきます。

アニメ化

「のだめカンタービレ」は、アニメ化もされました。2007年1月11日よりフジテレビ及び系列局にて、第1期(23話)が放映されました。
始めのほうは「ノイタミナ」枠で、放映されていました。その後次第にネット局が増えていき、最終的には23局で放映されることになりました。
アニメ版の製作では、監督にカサヰケンイチ氏、キャラクターデザインに島村秀一氏、アニメーション製作にJ.C.STAFFというスタッフが担当しました。
挿入される音楽については、「のだめオーケストラ」が演奏しました。東京交響楽団と一般応募によるオーディションで選ばれたメンバーによって結成されたオーケストラです。

2008年10月から「ノイタミナ」枠で、第2期「のだめカンタービレ巴里編」が放映されました。テレビドラマ版の続編と言えるものです。
物語の舞台が、音楽の本場パリへ移りました。千秋真一と野田惠の活躍が、コメディタッチで進行していきます。もちろん、美しい音楽もあります。この巴里編の第9話は、6.6%という深夜枠としては良い視聴率を記録しています。

その他にも、オリジナルアニメも製作されました。
原作漫画「のだめカンタービレ」第22巻の初回限定版に、OAD(オリジナルアニメーション)が付属されました(2009年8月10日発売)。
これは、2010年1月に放映された第3期アニメ版に向けた物です。今まで放映されなかった松田幸久が主役のエピソードが、収録されました。

ノイタミナ

「ノイタミナ」という深夜アニメの放送枠では、「のだめカンタービレ」を始め、多くの作品が放送されました。
過去に放送された作品には、「ハチミツとクローバー」「Paradise Kiss」「働きマン」などがあります。他にも「西洋骨董洋菓子店~アンティーク~」「墓場鬼太郎」「図書館戦争」などがあります。
深夜のアニメとしては、視聴率は好調です。例えば「墓場鬼太郎」第10話で5.8%、瞬間最高視聴率7.3%を記録しました。
「のだめカンタービレ巴里編」第9話では6.6%、瞬間最高視聴率は7.4%を記録しています。

ちなみに「ノイタミナ」とは、深夜アニメの放送枠のことです。2005年4月から、フジテレビ系列で放送が始まりました。
その名前の由来は、アニメーションのスペル「animation」を反対にして、「noitamina」と読んだことです。製作スタッフの熱い想い――アニメの常識を覆したいという想い――が、こめられているそうです。

深夜アニメと言うと、主に男性アニメファンを対象にした作品が多い状況です。しかし「ノイタミナ」枠で放送された作品は、少女漫画を原作としたものが多いです。
これらの作品は、あまりアニメ作品を見ないとされていた20歳から30歳の女性を意識して選ばれた、ということです。

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