高校受験の1年間の勉強方法

1年間の勉強方法

春の勉強方法

春の時期は、高校受験の最初の段階です。この段階で、もしも勉強でうまくいかない事だらけだったら、幸先が悪いです。
ですが、この時点では、そこまで思いつめる必要はありません。この時期は、受験勉強の全ての結果を出す、という段階ではないからです。

ただし、少なくとも「自分の弱点は何か」という事だけは、しっかり理解しておきましょう。自分の苦手とする科目や分野、問題といった点に関して、しっかりと理解できていれば勉強方法を決めやすくなります。

テストで間違えた問題に対して、単に「ダメだった」と思うだけでは、あまり意味がないです。その間違えた問題こそ、どのような先生や問題集よりも、あなた自身の弱点を教えてくれています。
例えば専用のノートを作って、自分の間違えた問題を「それに書き記す」などの勉強方法を行なえば、今後の役に立つでしょう。

この時期は、自分と向き合う時期です。自分にはどういった欠点があるのか、どのような勉強方法が向いているのかを、確認してゆきましょう。

夏の勉強方法

夏を制するものが、高校受験を制する。
そんな言葉が、よく言われています。
実際に夏は、高校受験を控えた受験生の将来を大きく左右します。その理由の一つに、この季節で大きく伸びる人と大きく落ち込む人が、はっきり分かれるからです。その「きっかけ」は、夏休みです。

夏の「この時期」に実行しておきたい勉強方法としては、弱点の克服です。
高校受験は、5科目で行なわれる所が多いです。よって、一つの科目に弱点があると、大きく合計点数が落ちます。それを避けるためにも、まずは弱点対策を必ずしましょう。

そして同時に、復習に時間を使える時期と言えます。普段は、授業が進んでいくのに対して、夏休みでは、自分の確認しておきたい部分をもう一度勉強できます。
そういった点を踏まえて、しっかりと勉強方法を決めて、高校受験対策をしましょう。

夏の期間が高校受験にとって、どれだけ重要かについては、学校の先生や塾の講師、家庭教師も、みんな強調して言っていると思います。
ここで遊ぶだけの人は大きく差を付けられてしまう、という事が、よくある事だからです。「夏休み」の誘惑は、平日に比べて、とても大きいですから。

ただし同時に、この時期は大きなチャンスでもあります。例えば高校の場合だと、補講を行ない、平日と同じか、それ以上の学習を学校でやらせるという場合が多いです。しかし中学では、よほどの進学校以外は、そこまではさせないでしょう。
よって、自主学習できるという事になります。つまり勉強方法次第で、他の受験生と差を付けることができます。

秋の勉強方法

秋に行なう勉強は、主に「弱点の強化と知識の積み立て」です。
この時期は、夏に克服できなかった弱点を見直して、大胆な勉強方法を試すことができます。冬になると、そのような勉強方法はできないでしょう。

また、秋になると、志望校の検討が始まります。志望校を選びつつ、勉強方法についても、より実践的にシフトしていく必要があります。
これまでの勉強方法とは違い、高校受験ならではの、高校入試で良い点を取るテクニックなどを学ぶような勉強方法を、確立していかなくてはなりません。

高校受験は、知識や学力を問うものです。だけど知識だけで良い点数が取れるかというと、そうとは言えません。特に、偏差値の高い高校を受ける場合は、出題の傾向などにも気を配る必要があります。よって、少しでも早く受験する高校を決めたほうが、受験には有利になります。

自分の行きたい高校に対して、すんなりと合格判定が出る人は問題ありません。引き続き、勉強してゆきましょう。
しかし、「行きたい学校」と「これまでの模擬試験の偏差値」を照らし合わせた結果、先生や講師から、それは難しいと判断された場合、受験生にはツラくて厳しい決断を迫られます。それは、志望校の変更か、学力を大幅にアップさせるか、です。

実際のところ、秋以降に模擬の偏差値が大きく上がるという人もいます。もしも入りたい高校があるなら、がむしゃらに勉強して、周りを納得させるような結果を残すという挑戦を行なうのも、選択肢としては間違ってはいないです。ぜひ頑張ってください。

冬の勉強方法

高校受験を控えた人にとって、冬の時期は正念場となります。
もうこの頃になると勉強方法なんて関係ない(選んでいられない)という人もいるでしょう。ですが冬には、冬の勉強方法があります。
「成り行き」に任せるような事はせずに、「計画通り」に勉強する事で、着実に学力はつきます。あまり「周り」や「先の事」に流されず、自分が出来る範囲の事をしっかりやる事が重要です。

高校受験のために冬に出来る勉強方法は、基本的には、過去問や難易度の高い問題をひたすら解く事と、英単語や漢字などの知識を上積みする事です。
この時期に、基礎的な事をしていても仕方がありません。土台は遅くとも、秋までにしっかり作っておきましょう。冬では、それにどんどん積み重ねる作業をやっていきましょう。

あと、志望校を確定する必要があります。
担任の先生や塾の講師の意見を聞いて、自分の学力に合った高校をいくつか選抜します。それらの中から、自分の行きたい高校を決めるというのが一般的です。
現在の自分の偏差値、そして行きたい高校の難易度を照らし合わせて、どの時点で確定するか、または妥協するかを決めます。
大抵は、12月の三者面談までには確定するという流れです。ほとんどの場合は、12月が終わった時点で内申点が決定します。12月で急激に内申点が上がったりするというのは、考えにくいです。なので、それまでに合格圏内の高校は「おおよそ決定している」と考えて良いでしょう。

なお、一つの高校にこだわりすぎて、結果的には「それが駄目だ」という事になり、モチベーションが低下して高校受験に失敗した事例が、かなりあるそうです。
希望を持つ事は重要ですが、それにとらわれ過ぎてしまうのは良くありません。冷静に、自分の将来について判断しましょう。

高校入試までの流れ

高校受験のための勉強をするに当たって、知っておきたい事があります。それは、「高校入試までの流れ」です。
もちろん、勉強は大切です。しかしまずは、高校受験において、「どのような手続き」を行なう必要があるのかを、知っておく必要があります。
※「入試の手続き」については、最新の情報をご確認ください。

願書の提出

まず年が明けて最初にする事は、希望の高校へ願書を提出する事です。
願書の提出期間は、学校によって異なります。それをしっかりと把握しておきましょう。

受験に関するミスでは、願書の提出し忘れが一番多いということです。これは毎年、必ずと言って良いほど、多くの受験生がやってしまうミスです。
後で、誰かが何とかしてくれる、と思っていたら大間違いです。願書を提出し忘れたことで、希望の高校に行けなかった人が、いたそうです。
そうならないよう、しっかりと「高校入試の手続き」をしましょう。願書の提出は、出来るだけ余裕を持って行なってください。もしも締め切りギリギリだと、宛先の住所を間違えているなど、取り返しがつかない失敗をしたりします。

高校入試

願書の提出が終わると、いよいよ本番です。これまでやってきた勉強方法と努力を信じて、本番に挑みます。
大学受験と違い、高校受験にはセンター試験のようなものはありません。高校入試ならではの緊張感がありますが、落ち着いてしっかり挑みましょう。
特に受験前日は、それまでの勉強方法に加えて、試験会場に持っていく物など、最終確認を行なう必要があります。

合格発表

入試が終わったら、今度は合格発表です。それまで多少期間が空きますが、万が一、不合格していた場合に備えて、その後の試験に対応できるように続けて勉強しておきましょう。

自分を信じて頑張りましょう

高校受験を控えた中学3年生の1年間は、人生の中でもかなり重要な1年となるでしょう。この時期をどう過ごすかによって、その後の人生が変わると言っても言い過ぎではありません。

ただし、この時期を「勉強漬け」で過ごしたからと言って、それがその後にとって良い事だったかというと、そうとは限りません。
一日の内、自由に使える時間は限られています。それを全て、勉強に当てる必要はありません。
「息抜き」や「他の人との交流」も、勉強と同様に人生では必要なものです。中学生時代、勉強以外の思い出がないとしたら、ちょっと悲しいことです。
それを踏まえた上で、高校受験のための1年間をどう過ごすか、しっかり考えましょう。

ところで受験生にとって、一日の時間の使い方は合否を決める要因の一つと言えます。例えば暗記モノの英単語の学習は、毎日30語覚えるなど決めて地道にやってゆきましょう。
ちなみに時間割は、教科ごとに分けることになります。これは学校や予備校と同じです。しかし、一コマ60分と決める必要はないです。問題数や分野に対応して、コマを区切ったほうが良いでしょう。

受験勉強に頑張る中学生男子高校受験は、最終的には自分との戦いです。
周り同級生たちのレベルが高くても低くても、受ける高校の難易度が高くても低くても、自分に出来る勉強方法を着実に実行しましょう

勉強で身に付けたものを入試で発揮すれば、志望校にきっと合格できるはずです。そう信じて、頑張ってください。

やる気を出す「きっかけ」

高校受験の勉強をしようと思っても、やる気になれないことが多いと思います。
もしも塾に通っている人なら、ある程度、講師の方が「やる気のコントロール」をやってくれます。しかし自分だけで勉強している人の場合は、うまく「やる気」を出せない場合があります。
その場合、どうすれば良いでしょうか?

一つの有効な方法として、高校案内や学校案内を閲覧するという方法があります。
例えば、パンフレットやインターネット上のウェブサイトで良いので、進学したい高校の案内を見てください。そして「その高校」がどういうところか、確認します。
そうすると今度は、もしも自分が「その高校に入学したら」という想像ができます。これは、高校受験の勉強をする上で、大きなモチベーションとなるでしょう。

部活に興味があるなら、部活の案内もよく見ておきましょう。この高校の○○部に入りたいから受験を頑張った、という学生もいます。そういった動機は大きなパワーとなって、受験生を支えてくれます。

まだまだ若い中学生の時期では、「将来自分は○○になりたいから、そのために頑張る」という「きっかけ」では、なかなか受験勉強に集中できないかもしれません。
もっと近い将来、まずは「高校で何をしたいか?その高校にある魅力は何か?」というところから、考え始めると良いかもしれません。

希望する高校に合格して、楽しい高校生活を送ってください。

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