産後のダイエット運動に、ヨガをしましょう
産後のダイエット
妊娠中に太ってしまった体は、赤ちゃんを産んでもすぐには戻りません。
母乳で育てると、自然と体重は減っていきます。だけど、やはり運動も取り入れて健康的に痩せたいでしょう。
これらの運動は、「体の内側から筋肉を鍛えて、バランスを整える」ことを目的としています。
最近ではヨガの教室(スタジオ)もたくさんあり、ヨガの教本やDVD映像も発売されています。
また、インターネットで検索すれば、ヨガに関する情報が見つかるでしょう。自分の体にあうエクササイズで、美しくて健康な体になりましょう。
ヨガ

産後のダイエット運動として、ヨガがあります。
ヨガは、骨格を整える効果があります。それに加えて、育児中の運動不足を解消できて、精神的な心のケアにも良い影響があります。
妊娠中では「お腹」に赤ちゃんがいたので、姿勢や歩き方に気を使っていたでしょう。そして赤ちゃんの事を優先した姿勢をずっと続けていたので、骨盤が歪んでバランスが悪くなったと思います。
骨格のバランスが悪くなると、「腰痛や肩こり」などの症状が出てくるようです。
ヨガで体を整える運動をすれば、少しずつ妊娠前の正常な骨格に戻すことができます。運動不足の解消にもなるでしょう。
お腹のヨガ
ここではヨガ・エクササイズの例として、簡単にできる「お腹のヨガ」をご紹介します。
- 横座り(足を両方左側に置いて座ること)をします。
次に、左手で左の足を持ちます。右手は、右の膝の前に置きます。
左手で持った左足を後ろに引いてゆき、その左足の腿(もも)が右足の裏にくっつくようにします。 - 左手を左足から離して、左足の爪先を右腕の肘に乗せる様な形を取ります。
少し引っ張ったような感じで、太もものストレッチを行います。
その後で息を吸いながら、腰を右側にゆっくりひねる様にします。そして2回から3回、深呼吸します。
終わったら、逆側も同じように行ないます。
お尻のヨガ
簡単にできる「お尻のヨガ」を、ご紹介します。
- 真っ直ぐな姿勢で立ちます。両足を閉じておきます。
両手は、上の方に真っ直ぐ伸ばして上げます。胸が開くような感じになるようにします。
お尻の肛門を引き締める様に力を入れます。 - 息を吐いたまま、右足を後ろに上げていきます。上半身を前のほうに、ゆっくり倒して行きます。
腕と足が真っ直ぐ(床と平行)になったら、その状態を保ち、呼吸を2回から3回繰り返します。
そして息を吸って最初の姿勢に戻ります。 - 一呼吸したら、左足についても同様にします。
このエクササイズを朝晩繰り返して行なう事で、体調が良くなるでしょう。ダイエットにも良いと思います。
気分のリフレッシュにもなるので、ぜひ毎日ヨガを行なってみましょう。
とても健康に良いヨガ運動
ヨガ運動は、一般的に基礎代謝をアップさせる運動と言われています。実際にヨガによって基礎代謝がアップすると、太りにくい体を作れると言われています。
独特な呼吸法をしながら色々なポーズをするヨガは、内臓機能も向上させます。リラックスの効果もあり、健康に「とても良い運動」です。
ヨガは、とても「ゆっくりとした動き」です。ゆったりとしたポージングをしているように見えます。しかし「その見た目」よりも筋肉を使います。インナーマッスルも鍛えられます。
実際に筋肉が増えると基礎代謝が高くなるので、ヨガという運動は、筋力や基礎代謝量を上げたい方に最適な運動と言えます。
また、お腹を引き締めるのにも役立つと思うので、美しくスレンダーな体になりたい女性はヨガをやってみると良いでしょう。キツくて苦しいスポーツをするよりも、続けられる運動だと思います。
自分にとって無理な運動は、やめましょう
ちなみに「ダイエット = 運動すること」というイメージを持っている人は多い、と思います。運動や体を動かすことに抵抗がない人なら、そんなに嫌だと思わないでしょう。
しかし運動オンチだったり、インドアタイプの人にとっては、例え簡単な運動でも気が進まないでしょう。運動を長く続ける必要があると言われただけで、気が重くなったりします。
産後は赤ちゃんにとって、授乳中という大事な期間です。赤ちゃんのためにも、激しい運動をしてまでダイエットしないようにしてください。