高血圧の予防法

血圧

高血圧の予防私たちの体では血液によって、酸素や栄養が運ばれています。血液を送り出すのは心臓です。心臓が鼓動することで、全身に血液を送り出しています。血液は心臓から送り出されて、再び心臓へ戻っていきます。この血液の循環を保つためには、一定の圧力が必要です。血液を送り出すための圧力のことを、血圧と言います。

高血圧症

血圧には、最高血圧と最低血圧があります。最高血圧とは、心臓が最も収縮した時の血圧のことになります。最低血圧とは、心臓が最も拡張した時の血圧になります。
このように血圧は、心臓が血液を送り出す際の圧力となります。しかしその際、血管が狭くなっている、血管が詰まっているという場合、さらに高い血圧となります。なぜなら通常の血圧では、血液が思うように流れないため、無理矢理圧力をかけて血液を流すことになるからです。
このような通常よりも高い血圧が続いている状態のことを、高血圧症と言います。高血圧症は、病気の要因となります。なので医師の指導の下、改善してゆくほうが良いと言えます。

血圧の上昇

日常生活において、血圧が上昇する「きっかけ」がいくつかあります。
例えば「気に入らないこと」があってイライラしたり、「言い争い」をしてカーッと怒ったりした場合などで、血圧は突然に上昇します。このようなストレスを受けると、ホルモンのアドレナリンなどが血液中に増えて、その結果血圧を上昇させるからです。

その他にもタバコのニコチンは血圧を上昇させる、と言われています。タバコを吸うと、血液中のコレステロールが増加するそうです。そのような血液はいわゆるドロドロな血液であり、動脈硬化を悪化させる要因とされています。血圧や血液の健康面から考えると、喫煙は良くないこととなるようです。

血圧の変動は、気温の変化や水分不足、精神的なストレスなどで起きます。例えば暖かい部屋から、とても寒い外に出た際、「その寒さ」のために、血管が収縮して血圧がグッと上がります。
急激な血圧の変動は、脳梗塞を引き起こす「きっかけ」になりやすいと言われています。朝起きてから午前中という時間帯に、脳梗塞が多く発生しています。これは睡眠中、水分が体に補給されないためです。血液は粘っこくなり、血管が詰まりやすくなっているので、脳梗塞が起きやすいとされています。

日本人の死亡原因として知られている脳血管疾患において、脳梗塞は最も多いと言われている病気です。日頃から予防を心がけておきたい病気と言えます。
血圧が上昇したからといって、必ず脳梗塞になる訳ではありません。ですが予防医学という面から考えると、血圧を急激に上昇させる事はなるべく避けたほうが良い、と思います。

高血圧の予防

減塩

高血圧の予防において「塩分控えめ」と、よく言われています。すでに高血圧の人に対しては、減塩食が進められています。以上の事より塩分と血圧には、何らかの関係があることがわかります。実際には、どんな風に関係があるでしょうか。

正確な事は医学辞典などを参考にしていただきたいのですが、大まかに言うと、体の中に塩分を溜め込むと、その塩分を体外へ出すために、体の細胞はカルシウムも溜め込むそうです。そしてカルシウムが細胞の中に入ると、血管が収縮するそうです。血液が狭くなった血管を通り抜ける際、血圧が高くなるということだそうです。

以上の事より、塩分を取り過ぎることが血圧の上昇に繋がることがわかります。※ただし個人差があると思います。やはり高血圧予防において、塩分を控えめにすることは大事と言えます。

ちなみに減塩食を考えた場合、ご飯を主食にしたほうが良いそうです。塩分が含まれている食品は多数あり、「食パン」や「うどん」にも食塩が含まれています。加工食品にも、結構な塩分が含まれている物があるそうです。
それぞれの食品に含まれている塩分を、その都度確認すると良いです。だけど面倒なので嫌になるでしょう。個人的な素人の考えになりますが、そんな時は、ご飯を中心とした薄味和食を食べるといいかもしれません。

有酸素運動

有酸素運動は、ダイエットにおいてよく話題になる運動です。実は脳梗塞の予防でも、有酸素運動が良いと言われています。有酸素運動には、血圧を下げる効果を期待できるからです。

ここで言う有酸素運動とは、ウォーキングやサイクリング、水泳などのことを言います。どちらかと言うとゆっくりした運動であり、しっかりと呼吸をしながら行なう運動です。予防医学の面から考えると、全身を動かす運動で呼吸が苦しくならない程度の運動量が良いでしょう。
運動を行なう頻度は、毎日または一日おきが良いでしょう。少しずつの運動で良いので、定期的に続けましょう。

ちなみに脳梗塞の予防で「やってはいけない運動」として、全力疾走やウエイトリフティングなどがあります。これらの運動は血圧が上昇しやすくて、心臓の負担も大きいからです。

なお運動する際は、水分補給を忘れずにしましょう。汗をかいたのに水分を補給しないと、血液が粘っこくなるからです。粘性が増した血液は、血栓ができやすくなります。ご注意ください。