三大成人病の予防を考えながら、生活しましょう

三大成人病

40歳から65歳という中年から老年の人に発症することが多い病気を、総称して「成人病」と呼びます。動脈硬化・高血圧症・心臓病・悪性腫瘍・糖尿病・通風・骨の退行性変性などがあります。

特に「がん・心臓病・脳卒中」を「三大成人病」と言います。この年代の死亡率の上位3位、全体の約6割ほどを占めていると言われています。
厚生省の人口動態統計によると、1990年代以降の主要死因は、1位が「がん」、2位が「心臓病」、3位が「脳卒中」となっているようです(2008年当時)。
この統計からも、三大成人病を予防する事の重要性がわかります。

成人病の「きっかけ」となる悪い生活習慣としては、問題のある食事習慣(栄養の偏り、食べ過ぎ)や運動不足が言われています。

食事では、1日当たり30品目を取るように心掛けましょう。栄養のバランスが良くなります。よくかんで食べて、腹八分目にしましょう。脂肪については、植物性や魚由来の物を取るようにします。

運動については、日常の生活に運動を取り入れるようにします。厚生省アクティブヘルスプランなども参考にしてください。

成人病予防を期待できる大豆

40代から60代という年代は、仕事や子育てなど、人生で多忙な時期と言えます。自分の食事や健康を振り返る余裕のない人が、多いでしょう。ストレスも多いと思います。
まずは毎日の生活において、小さな事から改善してゆきましょう。そうすることは成人病などの病気の予防に繋がる、と思います。

予防と言えば、大豆は成人病予防の効果を期待できる食材です。
大豆の成分の一つであるレシチンは、善玉コレステロールを増やすとされています。カリウムはナトリウムを排出する事より、血圧の上昇を抑えてくれるとされています。サポニンとビタミンEは、「不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働き」があります。

大豆は、これらの他にもビタミンB群や鉄・カルシウムを含んでいて、とても栄養満点な食材と言えます。

予防のための運動

三大成人病を予防するために、厚生省は「健康づくりのための運動」を提唱しています。

なお、運動する事は良い事ですが、「適度」であることが大切です。自分にとって強すぎる運動は、かえって体に害をもたらす可能性があります。運動を楽しむためには、自分の体調や年齢に合う事から始めましょう。

心拍数と運動量の目安

心拍数と運動量は、病気の予防において活用されています。例えば厚生省は「健康づくりのための運動所要量」を提案して、日常生活において運動することを習慣にするように呼びかけています(2008年当時)。

この提案では、1週間の合計運動時間と目標心拍数を定めています。
例えば40代では、合計運動時間として160分、目標心拍数として120拍/分としています。1週間当たり、これくらいの運動を行なえば、成人病を予防するのに役立つだろうと言うことです。ここで言う成人病とは、がん・心臓病・脳卒中という3大成人病のことです。

もちろん人それぞれによって体力が違うので、無理してまで脈拍数を上げる運動をしてはいけません。ご自身の体力の限界を見極めつつ、運動を行なうことになります。

日常生活では、脈拍を測る事は「ほとんどない」と思います。ですが脈拍は、ご自身の健康を示す情報の一つと言えます。脈拍計などを使って定期的に脈を測ると、健康維持に役立つと思います。

健康診断を受診しましょう

健康診断一般的に成人病とは、中高年を襲う病気の総称のことです。仕事や家事に忙しい、働き盛りの40代から60代を襲う病気のことを言います。それらの中でも、三大成人病(がん・心臓病・脳卒中)は、この年代の死亡率の上位を占めています。

成人病を予防するために、そして悪化を防ぐための対策として肥満対策があります。この肥満対策は、本人の努力だけに任せるよりも、専門家の力を頼りにするほうがうまくいくでしょう。専門家の指導の下で肥満対策を実施するほうが、より一層の効果を期待できます。

なお、病気を予防するためには、自分の体の健康状態を知ることが大切です。そのために、定期的に健康診断を受けましょう

もしも今すぐに健康診断を受けたいと思ったら、最寄りの保健所や保健センター、総合健診センター、市区町村の担当課に問い合わせてみましょう。もしかしたら、健康診断を受けられるかもしれません。
思い立った時に、自分から積極的に受診することが大切です。健康診断の結果で「異常なし(健康)」ということがわかったら、不安や心配を軽減できるでしょう。

企業に勤めている人なら、職場で定期的に健康診断を受ける事ができるでしょう。しかし、自営業者や派遣労働者、パートタイム労働者、学校の講師、勤めていない人などは、健康診断の機会がないという人もいます。
そういう人は、老人保健法によって市区町村が実施する健診を受けることになります。
ただし日程が合わなかったり、気がついた時にはすでに終了していたり、ということがあります。気をつけましょう。

健康診断には、「胃がん検診」や「大腸がん検診」などのように、特定の疾患の早期発見を目的に行われるものと、「人間ドック」や「成人病検診」のように、総合的に健康状態を検査するものがあります。

「健康診査」「健康診断」「成人病検診」というように名前が違っていても、目的は同じと言えます。病変の有無を調べることに、変わりはありません。

健康
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