メタボリックシンドロームの予防策

メタボリックシンドローム

2009年4月から、メタボ検診が実施されました。メタボ検診とは、特定健康診査および特定保険指導のことです。
このメタボ検診の実施によって、メタボリックシンドロームに対する関心が高まりました。たまに言葉として聞く程度だった方も、身近に感じるようになったことでしょう。

メタボリックシンドロームとは、いったいどういう意味なのでしょうか。
これは、日本語にすると「代謝症候群」という意味になります。
もっと具体的に言うと、内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧・高血糖・高脂血症の中の2つ以上を合併している状態です。

メタボリックシンドロームとは、合併症を意味します。合併症を意味しているのに、なぜ肥満という意味でよく使われているのでしょうか。それは、その合併症の全ての症状が、肥満の人がなりやすい病気だからです。

以上より、「メタボリックシンドローム=肥満」ではありません。肥満の多くの人がメタボリックシンドロームである、と言えます。
予防する上でも、ただ単に体重を減らすだけでは、メタボを予防することにならないです。

近年メタボリックシンドロームにますます注目が集まっており、メタボリックシンドロームに関する書籍、予防策を紹介したサイトなどが増えてきています。

そして大学などの研究機関においても、メタボリックシンドロームに関する論文が増えているようです。最もスタンダードな論文としては、メタボリックシンドロームと肥満との関係を調べて分析した研究論文です。

メタボリックシンドロームは肥満を意味する言葉ではない、ということが、少しずつ理解されてきました。肥満とメタボの関係をより正しく認定するための研究が、数多く行なわれているようです。

メタボリックシンドロームと野菜に関する論文

野菜近年、メタボリックシンドロームに関する論文が増えているようです。スタンダードな論文としては、メタボリックシンドロームと肥満との関係を調べたものが、あります。

その他には、野菜とメタボリックシンドロームとの相互関係を分析している論文も、あるようです。
同じように、「果物とメタボリックシンドロームという組み合わせ」についても、その相互関係の分析が試みられているようです。

野菜を多く取る人はメタボになりにくいのか、野菜がメタボの予防に効果があるのか、もしも効果があるなら「どの程度の効果」を期待できるのか、このような調査や分析が実施されているそうです。
例えば一日当たり野菜をどれくらい摂取すれば、将来メタボになるパーセンテージが減るのか、という調査が行なわれているようです。

論文を「そのまま読むこと」は、難しいです。しかし、その論文が「やさしい言葉」で本やニュースになった時、私たちも理解しやすいでしょう。
このような研究のおかげで、メタボリックシンドロームについて正しい知識を得られる、と言えます。

予備軍が多いメタボリックシンドローム

食べ過ぎな男性メタボリックシンドロームは、「内臓脂肪型肥満」と「高血圧」「高血糖」「高脂血症」のいずれかを合併させた状態のことです。危険な病気と言えます。

普段から気をつけていれば、予防できます。しかし自覚症状がないので、多くの日本人がメタボリックシンドロームになっていると思われます。その予備軍も多いでしょう。

普段では「体型の良し悪し」に気を取られがちですが、体の中を健康にすることは大切です。
もしも細胞が若返ると、それは臓器を形成している細胞も若返るということです。つまり、「内臓の働き」も良くなるという訳です。そして「内臓の働き」が良くなると、内臓脂肪が燃焼されます。

ですが「内臓の働き」が悪いなどの理由で内臓に脂肪がつくと、

コレステロールが高くなったり、中性脂肪が増えて血液がドロドロになったりします。

これらは、様々な病気を引き起こす原因となります。

見た目には太っているように見えなくても、内臓に脂肪がついている人、いわゆる「隠れ肥満の人」が増えてきていると言われています。

一番の原因・過食

メタボリックシンドロームは、何が原因で発症するのでしょうか。
一番の原因は、過食です。
内臓脂肪が増えること、血圧や血糖値が上がること、全て食事が大きな要因となります。

許容摂取量よりも多くの食事を取ることは、脂肪が増える、血圧や血糖値が増える大きな原因と言えます。

特に、何度も間食を取ることは危険です。ポテトチップスなど油を多く含んでいる食品については、適量にしましょう。過剰に摂取すると、メタボリックシンドロームの原因となってしまいます。

ジャンクフードの食べ過ぎ

食の欧米化が進み、慢性的な運動不足となっている現代社会は、肥満体質になりやすい環境と言えるでしょう。
そのため、メタボリックシンドロームが社会問題となりました。そういう状況を受けて、メタボ健診が義務化されて、メタボ対策が数多く登場しました。

ちなみに、

体に悪い食べ物は、ジャンクフードやスナック菓子です(特に「食べ過ぎ」の場合)。

これらを過剰に摂取する事で、悪質な脂肪が溜まります。そうなると、腹囲やコレステロールの値が、平均値よりも大きい値になってしまう原因になります。
ジャンクフードは、確かに美味しいです。だけど、決して食べ過ぎないように注意しましょう。

食事によって改善できます

メタボ健診の意義は、生活を改善して心身を健康にする事と言えます。心身を健康な状態にする際に、特に重要な事は食生活を改善することです。

メタボ健診で検査する項目は、食事によって「その値をコントロールできるもの」です。

メタボリックシンドロームや生活習慣病の大きな原因は、食事の不摂生にある

と言われています。
メタボ健診を受ける際、そして受けた後において、どのように食生活を改善してゆくか、とても重要なことです。ぜひ食事内容を見直してください。

メタボリックシンドロームの予防策

食事制限

予防策の一つに、食事の制限があります。例えば、腹八分目を心掛けるなどです。

なお、予防のためと言っても、食べたい量を食べられない、甘い「お菓子」も我慢するとなったら、かなりのストレスを受けることになります。
食欲は、人間が持つ欲の中でも特に制御が難しい欲と言えます。

禁酒・禁煙

予防策として、禁酒や禁煙があります。しかし禁酒や禁煙を行なうことは、ストレスを生む「きっかけ」となったりします。

お酒やタバコを楽しむ人は、その目的がストレス解消のためという場合が多いです。つまり、それらをやめることは、ストレスを解消できなくなることを意味します。
また、長年の習慣になってしまった事をやめるのは、さらにストレスを溜めることにも繋がります。

タバコやお酒は、中毒性があります。ストレスを受けずに「それらをやめること」は、かなり難しいと言えます。

お酒にはリラックス効果があるけれど……

お酒には、リラックス効果があります。ほろ酔い気分になると精神的な緊張がほぐれて、リラックスできます。毎日のストレスから、心を開放できるでしょう。

ですがメタボリックシンドロームの予防においては、お酒を飲み過ぎない事が大切です。
だけど「お酒を控える事」は、タバコをやめる事と同じくらい難しいかもしれません。飲み会などでは、自分一人だけ節制できないケースもあるからです。

酒の席で、どれだけの量を飲まずに済ませるかで、メタボリックシンドロームの予防ができるかどうか決まる、と言えるでしょう。
酒の席では、やはり「お酒を勧めてくる人」がいます。もしも上司が勧めてきたら、なかなか断れないでしょう。

「メタボリックシンドロームの予防をするため」
 

と言っても、盛り上がっている飲み会という場では聞いてもらえないでしょう。酒の勧めを「うまくかわす方法」を、予め考えておく必要があります。
例:「医者から、お酒を飲まないようにと言われているから」など。

予防で大切なストレス解消法

メタボリックシンドロームを予防する際は、出来るだけストレスを生まない事が大切です。
しかしメタボリックシンドロームの予防策を行なうと、やはりストレスが発生してしまうでしょう。

趣味

それでは、このようなストレスを溜めないようにするには、どうしたら良いでしょうか。これだという解決手段は、ないようです。少しずつ時間をかけて、そのストレスに慣れてゆくしかないようです。

そして慣れるまでの間、別の方法でストレスを逃がしてゆくことになります。

趣味やリラクゼーションなどによって、体内のストレスをうまく逃がしましょう。

不健康な生活習慣を直す際、ストレスが発生することは仕方のないことです。

運動

ちなみにストレスを解消したいなら体を動かそう、という意見があります。
ストレスはカラダで解消
じっとしているよりも歩き回ったりするほうが、「気持ち」が楽になるみたいです。

メタボリックシンドロームを予防する際、やはりストレスがあるとうまくいきません。
ストレスは体調を悪化させる原因であり、メタボリックシンドロームの要因の一つとされているからです。

趣味や運動によって、ぜひストレスを軽減してください。そうする事が、メタボの解消にも繋がると思います。

メタボ改善を意識した健康食品

健康食品の市場調査(2007年当時)の一例によると、高脂血症・高血圧・高血糖に関する健康食品に、注目が集まっていることがわかりました。その背景の一つとして、メタボリックシンドロームに対する「関心の高さ」が、影響しているようです。

そして今後も引き続き、メタボリックシンドロームに対する関心は「高い」と予想されています。なので、

中性脂肪の改善や高血圧の予防、コレステロールの改善に役立つ健康食品が人気を得る、と言えるでしょう。

ただしそれらの健康食品は、販売価格が「やや高い」という印象もあるようです。毎日継続して取る物なので、より安い価格になることを期待されていると言えます。
企業が「このような市場調査」を考慮して、より良い物を「より安く提供してくれる事」を期待したいと思います。

健康
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