プログラム製品の使用期間

長く使用できる「正しく動くプログラム」

今後における「プログラム製品を使用できる期間」について思う事は、

  • 動作は遅いけれど「正しく動くプログラム」と、
  • 動作は速いけれど「間違って動くプログラム」では、

前者の「動作は遅いけれど、正しく動くプログラム」のほうが、ずっと使える可能性があると思います。

もちろん、一番良いプログラムは「動作が速くて、正しく動くプログラム」だと思います。
プログラマーの方たちは、きっと「この一番良いプログラム製品」の作成を目指している、と思います。
しかし実際には、残念ながら「なかなか実現できない場合」があるようです。

そんな状況では、「動作は遅いけれど、正しく動くプログラム」が2番目に良いプログラムと言えるでしょう。

ハードウェアの性能向上で「何とかなる可能性あり」

ちなみに「動作が遅い」プログラム製品は、ユーザがしばらく待たされることが多くて、とてもイライラすると思います。

しかし将来、パソコン(ハードウェア)の計算能力の向上によって、

  • 「動作は遅いけれど、正しく動くプログラム」を、
  • 「動作がまあまあ速くて、正しく動くプログラム」に

近づけられる可能性があります。

新しいパソコンを購入するのに「お金」が掛かるなど、欠点はあります。ですが「動作は遅いけれど、正しく動くプログラム」のほうが、使用期間(プログラムの寿命)を延命できる、と思います。

例えばハードウェア機器に「お金」を掛けられる企業なら、

  • 「動作は遅いけれど、正しく動く給料計算システム」を、
  • 「動作が速くて、正しく動く給料計算システム」に、

近づけられるかもしれません。

プログラマーの能力や努力ではなくて、お金の力や、会社の経営判断の力で――ハードウェアに予算を投資するという判断で――、「動作が速くて、正しく動く給料計算システム」に誤魔化せる可能性があります。

ハードウェアで修正できない・プログラムの不具合

プログラマーちなみに「間違って動くプログラム」については、「お金の力」や「会社の経営判断力」などで解決できません。
解決手段は、プログラマーの能力や努力で「正しく動くプログラム」にする、という手段しかなさそうです。

プログラムを作成する場合、まずは「ゆっくり」でも「正しく動くプログラム」を作成すると良いでしょう。

なお、最後に繰り返しになりますが、一番良いプログラムは「動作が速くて、正しく動くプログラム」です。

※この記事は、2004年9月当時の記事になります。